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茶凡遊山記

chabon.exblog.jp

<   2019年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧

うばが森(いの町)

 長宗我部元親の実妹で、波川玄蕃頭蘇我清宗に嫁いだ「養甫(ようほ)」は、戦国時代の騒乱の中、領民に慕われた名将の夫と四人の子供たちと共に、平穏な二十余年間を仁淀川下流の「波川(はかわ)村」に過ごした。

 その後、波川清宗は義兄である長宗我部元親より謀反の嫌疑をかけられ、長子弥次郎、次子虎王ともども討死、長女菊も嫁ぎ先の伊予国三滝城主紀肥後守親安が長宗我部元親に攻められ落城、夫の親安とともに運命を共にした。

 その後、三男千味(ちい)が若くして夭逝した後は「慶寿養甫尼」と名乗り、波川清宗の本城「葛木城」と出城「鎌田城」を見渡せる、「横藪」さらに「成山本村」に隠棲、菩提を弔うとともに「土佐七色紙」をこの地に残すことになる。

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【概略イメージ】 

「毛田」集落から作業道(★通行注意★)に入り、「うばが森」(海抜449.2m)に登って、「養甫のたもと石」の記念碑(海抜439m)からの展望を楽しみ、「成山東谷」へと作業道を抜けた後、「成山和紙の里公園」(「仏ケ峠」)に立ち寄るルート。
 (茶色:作業道、緑色:登山道)

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国道194号線左岸を北上
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清流「仁淀川」の下流にあたる
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右前方に「毛田(けた)」集落への分岐
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右上の「毛田」集落へと分岐
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不法投棄が後を絶たないらしい
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擁壁の水抜きに木が根付いている
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ほどなく「毛田」集落に登り着く
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この防災マップのすぐ先で
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右上への切り返しとなる
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見過ごしてしまいやすく要注意!
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広い畑をぐるりと巻き込むと
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すぐに舗装が切れる
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路面がよく締まり
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とてもご機嫌な作業道だが
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なかなか勾配が早い
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出口で気付いたが
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この作業道は関係者以外は立入禁止
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「うばが森」(海抜449.2m)の
真下に着いたもよう
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「仏ケ峠(ほとけがとう)」から歩いて「約20分」の、「うばが森展望広場」(海抜439m)のピークが有名になりすぎて、本来「うばが森」山頂は四等三角点「毛田」(海抜449.2m)なのだが、「養甫のたもと石」の碑がある海抜439mの展望広場付近が「うばが森」だと混同されているようである。

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案内板がなかったので
ここと思しき辺りから適当に入山
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赤色のテープに
赤や黄色や青の
国土地籍調査のテープが混じる
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ここは山頂ではなさそう
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山頂に三角点があると聞いていたが
それなりに奈路(なろ)い場所ではあるが
なかなか見つからない
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帰宅してログをよく見ると
あと数メートル足りなかったようだが
諸先輩たちのサイトでみてきた
刈り払われた広場の眺めは無かった

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わずか数分の登山から下山し
来た道を振り返り見る
さて
引き返したものか・・
このまま麓へ下山するか・・
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やっぱり来た道を引き返すのは
どうも面白くない
行けるところまで行ってみよう
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目前の北東のピークは
おそらく海抜439mのピーク
してみれば
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おお、これこれ、この道標
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右上から下りてきて振り返る
左下は麓の「谷」集落への里道
正面は「うばが森」への登山道
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ここはよく見かけるポイント
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「谷」集落への里道は「成山往還」道
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木の階段を少し登ると
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一気に視界が広がる
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土佐湾へと蛇行する「仁淀川」
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なかなか良(え)いですやいか
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右上の一段高い場所にベンチ
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その先の一段低い場所に
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「養甫のたもと石」出土地の記念碑

「養麓尼」は麓の「仁淀川」右岸
「鎌田城」の前で拾った川原の小石を
袂に入れてこの地に持ち帰り
一族の供養をしたという

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記念碑のさらにその先
西へと続く道が
「うばが森」へと続く道と思われる
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北東に「新之丞碑」の広場が見える
マイクの音が聞こえてくる
今日は「新之丞」の慰霊日であろうか
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東に高知市を遠望できる
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しずしずと下山を開始
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作業道に下りてきた
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少し作業道を下ると右上に小径
この小径を北東に進んだ先が
「成山和紙の里公園」と思われる
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作業道は北の麓へと下って行く
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今日だけで4つか5つ見かけた
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「東谷」への車道?に合流か
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すみません
気付かずに通らせてもらいました
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なかなか無骨な造り
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【ご注意】

 GoogleMapの航空写真で見ると、「毛田」集落から東方向に「うばが森」山頂付近を経由した後、一転して北に方向を変え「東谷」集落へと繋がっている、道幅も申し分なく最近できたように見える作業道が写っている。

 この作業道を走れば「成山和紙の里公園」から徒歩で「うばが森」へ登るよりラクではないか、最近の怠け癖がまたぞろ頭をよぎり入山してみたが、これが大きな間違いであった。

 この作業道、路面は固くフラットだが勾配が結構きつく、相棒「銀号」がうずくまること二度三度。さしもの健脚自慢の自転車愛好者の方々も、思わず自転車を担いで歩き出すと思われ、自動車でも4WDでなければ途中で下がり始めるのではあるまいか。

 何よりもこの作業道は、関係者以外立入禁止。「うばが森」へは、「成山和紙の里公園」から「養甫の径」を徒歩にて向かわれますよう。

「東谷」側入口からして厳しさが窺える
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ここは右上へと進んでみた
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観光農園のお客さん用か?
国道は左との案内があったが
この分岐も右上へと進んでみた
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「成山和紙の里公園」と
「土佐七色の里」は右へとある
安心して右へと進む

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「七色の里」は
「養甫尼」20年余年隠棲した「横藪」から
さらに移り住んだ「成山本村」にある

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「仏ケ峠」に着いた
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周辺は「成山和紙の里公園」として
整備されている
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ここからの眺めも素晴らしい
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パステルカラーが
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春の訪れを告げている
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車道を跨ぐ「七色橋」を渡ると
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「仏ケ峠」に残る「新之丞碑」
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記念碑の西の足元に並んでいるのは
「養甫尼」と「安芸三郎左衛門家友」か?
あるいは
「養甫尼」と「波川玄蕃頭蘇我清宗」か?
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「八坂神社」
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「村次地蔵堂」
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「仏ケ峠」に残る
「新之丞」の悲話と
「村次」を慕う三人の娘の悲恋は
『仏ケ峠(いの町)』(2015年5月)を!


「成山和紙の里公園」に戻る途中
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「うばが森」への登山道が
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いわゆる「養甫の径」
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はて、このラインは?
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「横藪」から「柿奈路」を経由して
「仁淀川」左岸の「谷」集落へ
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 数奇な運命の巡り合わせにより、「養甫尼」とともにこの地に「土佐七色紙」を残した「安芸三郎左衛門家友」の墓所が車道の下にひっそりと建っている。

「安芸三郎左衛門家友」は「安芸備後守国虎」の二男で、「安芸家」が「長宗我部家」に敵したことから、土佐に居場所はなかったが、やがて「養甫尼」の袖の下に救いを求めることになる。

 長宗我部元親に父親を殺されているにもかかわらず、父の仇の実妹「養甫尼」のもとに救いを求めたことからも、「養甫尼」の慈悲深い人柄が偲ばれる。

 伊予国の遍路であったという「新之丞」がこの地で行き倒れているところを、「養甫尼」と「安芸三郎左衛門家友」とが手厚く介抱し、後に三人が作り出したのが「土佐七色紙」と言われ、やがて山内氏の土佐入国後のこの地の紙業発展に大きな功績を残したといわれている。

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「養甫尼」が夫と三人の子供を失い、ただ一人残った幼い三男「千味」とともに移り住んだ「横藪」には、「うば屋敷」跡が残っている。

ここより70mとある
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谷水が溢れる里道を
マムシに注意しながら登る
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竹藪の手前で左を見ると
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広大な土地が広がっているが
これが屋敷跡かどうかは不明
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石垣の造りがとても立派なので
おそらく屋敷跡であろうと思われる
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「横藪」集落の三差路に着いた
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この道案内板の額縁はなんと天然石
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なかなか年季が入って来た
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仁淀川の南岸が「波川一族」の拠点
仁淀川の北岸が「養甫尼」の隠棲地
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こんな人通りの多い場所にまで
イノシシの罠が置いてある
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なかなか下って来た
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ここが本来の往還道の入口
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「波川一族」の拠点へも行っておこう
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「仁淀川」を右岸に渡り、国道33号線を愛媛県松山市へと西進し、「高知県農業大学校」への分岐を左折南進する。

 居城の「葛木城」(波川玄蕃城)は「奥の谷」の山上にあり、城址まで車で行くことができる。


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農業大学校の南へと廻り込み
次の分岐をすぐに右へと切り返す
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菜の花が満開
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この分岐も右へと進む
ゴミ集積場の屋根に案内板あり
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「林道奥ノ谷線」に入ると終点が城址
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ここからも素晴らしい眺めが
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画像中央に立つ白い建物
「かんぽの宿伊野」が
出城であった「鎌田城址」
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「波川玄蕃城址」はもう一段上にある
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中央奥の山が気になって仕方がない
きっと名のある山に違いない
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中継塔の周囲の土手に立つと
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南東から反時計回りに
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「仁淀川」対岸山腹に
「養甫尼」が隠棲した「横藪」集落
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里山は春爛漫
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三等三角点「玄藩ノ城」(海抜171.8m)
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馬酔木も満開
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出城の「鎌田城」へも行っておこう
JR土讃線下り普通列車「須崎行き」が
静かに通り過ぎると
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高知市方向に「かんぽの宿伊野」
「鎌田城址」は正面の丘の上
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「波川清宗」の出城「鎌田城址」
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出城があった「鎌田城址」から
本城「波川玄蕃城址」を遠望する
(画像左寄りの尖がった山)
眼下にはJR土讃線「波川駅」
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「鎌田城址」は現在は忠霊塔
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四等三角点「鎌田」(海抜51.6m)
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「温泉医薬の神」とあるが
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傍らの神社には
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「地主神社」とある
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「仁淀川」を挟んだ対岸右から
「加茂山」「横藪」「仏ケ峠」
「うばが森」へと続く稜線
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JR土讃線
上り普通列車「高知行き」を見送る
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橋の向こうに鳥居がある
この地の信仰深さがうかがえる
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かつてこの「波川駅」から
左の「仁淀川」方向へと
川砂利運搬列車の引込線があり
緩やかなカーブの軌道跡が残っている
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「毛田」集落からの林道では
一時どうなることかと不安になったが
今日もなかなか走ってくれた
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「養甫」は相当な美人であったと伝えられ、領民に慕われた名将「波川清宗」との、「波川村」での一家揃っての仲睦まじい暮し振りは、領民たちの心を大いに安堵させたという。

「いの町」は「紙の町」として名高いが、その礎を築いた「新ノ丞」「養甫尼」「安芸三郎左衛門家友」の足跡を訪ね、悲話と悲恋の残る伝説の峠「仏ケ峠」から「うばが森」への里山歩きを是非お勧めしたい。

 追伸
「安芸三郎左衛門家友」の父「安芸備後守国虎」は、安芸市の「国虎うどん」の「国虎」です。






by ky_kochi | 2019-02-23 00:00 | 登山 | Trackback | Comments(0)

加茂山(いの町)

 連休の中日、高知市の西隣り、紙の町「いの町」の里山、「加茂山」に登ってみた。

 愛犬チーズ嬢の散歩を兼ねて登って以来となるので、約20年ぶりの「加茂山」となる。

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「JR伊野駅」から「内野」を経由し、「早稲川」の「槙橋」から入山、反時計回りに「加茂山」へ登り、「椙本神社」へ降り立つルート。

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久し振りにJRで行ってみよう
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鏡川を渡り
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JR土讃線
国道33号線
とさでん交通路面電車
高知自動車道
4つがクロスする咥内坂
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正面「かんぽの宿伊野」の先に「鳥形山」
列車は高知市から「いの町」に入る
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「JR伊野駅」に入線する
このポイントの感じが堪らない
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「とさでん交通」路面電車の
西の終点の一つ手前「伊野駅前」電停
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「JR伊野駅」から真北に進み
「琴平トンネル」を抜ける
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国道33号線から
県道33号線に分岐
「旧鏡村」へと抜けるイメージ
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「早稲(さいな)川」に沿って遡上
お米の場合だと
「早稲(わせ)」と「晩稲(おくて)」だが
ここでは「さいな」と発音するらしい
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人造物でも美しい水辺となっている
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「槙橋」の手前左に登山口がある
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白い郵便受には手作りマップがある
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杖も備えられている
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ドラム缶の蓋に
「山菜取らないで」の注意書き
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右端の木は「ゴンズイ」とある
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アラカシ(右)とヒサカキ
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ミカンの木の先で道は大きく左にカーブ
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小樽でみたような・・
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いたるところにドラム缶
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ここでもドラム缶の蓋に注意書き
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ちょうど一休みしたくなる場所
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案内板のある三差路に到着
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麓から5つのルートがある
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ここは右上へと進む
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たしか地蔵様が3つおられたような
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初めてお目にかかるが君の名は?
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四国電力№43鉄塔が頭上に
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第一と第二の展望所の分岐
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まずは左上の第二展望所へ
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第二展望所「さつき広場」
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土佐湾へと蛇行する仁淀川
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北西にフィールドアスレチック広場
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手作り感満載
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アサギマダラが飛来するらしい
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JR土讃線の鉄橋(右)と「いの大橋」(左)
仁淀川は左の土佐湾の河口へと向かう
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山小屋「さつき小屋」
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地域の皆さんの心遣いが伝わる
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実に丹念に調査されている
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「さつき小屋」の北から「第一展望所」へ
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うまく写っていないが
右の穴が猪が筍を食べた跡
地表に出る直前の旬を掘り漁る
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コナラの木のある広場
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ん?
ま、この高さなら大丈夫じゃろう
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ここにもお地蔵様
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竹藪に入る
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杉や檜だけでなく竹も根こそぎ
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山頂の展望塔が見えてきた
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四国電力№43鉄塔
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展望塔はなかなか立派な普請
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第一展望所は広々としている
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展望塔に登り
北西から反時計回りに
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東に高知市の南嶺が見える
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南西に「かんぽの宿伊野」(右端)
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東に高知市の市街地
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南には
「天王ニュータウン」越しに太平洋
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はるか西に「鳥形山」見える
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右奥は石鎚の山並みと思われる
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この展望塔はなかなか高い
ベンチがこんなに下に見える
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「加茂山」山頂板が北に見えている
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目が回りそうな螺旋階段
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近くで見ると碍子(がいし)は大きい
傍らは石油缶ではなくドラム缶
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ブランコがあるが
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こんなに細うて折れませんかの?
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河口間近なのにうねっている
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伊野中学校のグランドが見える
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「かんぽの宿伊野」
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第一展望所にはトイレも完備
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山頂261.8mは四等三角点「加茂山」
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ブランコをくぐり下山開始
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東麓から登って来たが
帰りは西麓の「大国様」へ
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竹藪の中にきちんとロープが張られ
よく踏まれた里道は実に歩きやすい
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おやっ?
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通り過ぎて思わず振り返り見る
たしかに間違いではないが・・
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四国電力№42鉄塔
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お見事
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ごきげんな道が続く
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 この辺りで、西麓から登って来た、地元のかたと思われる男性とすれ違った。

「槙の方から登って来たかね?ここからの下りは存外キツイき、滑らんように気をつけなさいよ。ま、杖を持っちゅうき大丈夫じゃろ」と助言をいただいた。

 毎日のように登っておられるような感じで、ウサギのような足取りであっという間に山頂の方に消えていってしまった。


四国電力№41鉄塔
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こう見えて存外と勾配が早い
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はて、この穴はなんのために?
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猪は場所を決めているらしい
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 かなり下山したところでGPS画面を見て、地理院地図にあった「椙本神社」への古道から大きく外れていることに気が付いた。

 このまま下山しようかとよほど迷ったが、そのまま下ると「十四代」という集落に降り立ちそうに思え、しぶしぶ分岐へ戻りGPSを頼りに古道に乗ろうとしたものの・・

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「いの町」の
「い」の文字の右上が迷走部分
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 しばらく藪漕ぎをしてみたが、踏み跡をどうしても見つけられずついに断念してしまった。後で気付くことになるが、「椙本神社」東への道への現在の分岐はかなり下、地図上の赤色のログで南下から東進に変わる付近であった。

 最近は、GPSを利用したスマホの位置アプリを携えて登山をすることにしているが、このアプリは普通は命綱だが、時として命取りになることもある。

 今回のように、地理院地図に古道が見えている場合、GPSを目印に廃道に入り込むことがある。また、特に山頂に近づいた時など、つい登山道を離れて近道をしてしまい危険な目に遭うこともある。

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なにやら人里の雰囲気
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この三差路に要注意!
正面の木の足元にある
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四国電力鉄塔の
№41と№40の標柱が目印
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これは下から見上げているので
下山してきた方向とは逆になるが
「加茂山」へは
東の「大国様」から登ってくると右折
西の「谷」集落から登ってくると左折
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下山してきた方向からすると
先ほどの三差路で左折
フェンスのある道を東に横這いする
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小谷に架かる木製の橋を渡り
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里道をしばらく道なりに進む
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これは神事の跡であろうか?
色とりどりの紙が散乱している
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一つ目の「←加茂山」標識
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二つ目の「←加茂山」標識
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2つの案内板の辺りから
北に登る古道(黒い破線)があるはずだが
それを示す案内板はどこにもない
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「仁淀川」が目の高さになってきた
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最後に椎の実の階段を下ると
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「大国様」東の「加茂山登山口」
「こちらからは急な坂道」とある
たしかにこちらからの登りは
深謝してご辞退申し上げたい
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入口の階段からしてきつい
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登山口は「大国さま」駐車場の東
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②「槙橋」から登って
「コパ」へ下りてきたことになる
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「椙本神社」に参拝
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「ギャラリー・コパ」前をJR伊野駅へ
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「吉井源太翁生家」の案内板
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「吉井源太翁生家」は「加茂山」南麓にある
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紙業発展に偉大な功績を残した源太翁
子孫のかたに聞いたところによると
「日本国 吉井源太 殿」の宛名だけで
国際郵便も届いていたという
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休館日なのか施錠されていた
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再び「琴平トンネル」を抜けて
JR伊野駅に戻って来た
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「JR伊野駅」の北西には
「とさでん交通」路面電車の
西の終点「いの」駅がある
最近は使われてないのか
引込線に車が停められている
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高知市の方向をみると
左に引込線の跡がある
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ここも使われていない様子
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北の山手側へと続いている
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かつての車両基地と思われる
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鉄道の遺構はいずこもシュール
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出発準備中の高知市方面上り路面電車
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JR伊野駅から見上げる「加茂山」
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歩いて来た展望所や鉄塔が見える
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キロポストに杖休め
今年の「大国祭」は2月24日
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標高は低いが藪漕ぎがこたえた
ホームのベンチにへたり込む
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都会の人に解ってもらえるだろうか?
「JR朝倉駅」での単線ならではの光景
下り特急列車「あしずり3号」との
列車行き違いによる待合せによる停車
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再び「鏡川」を渡り
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「JR円行寺口駅」に到着
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 ここしばらく明け方の背中の痛みが続き、ついに先日病院で検査してもらったところ、胸の音も内臓も異常なしとのこと。あと考えられるのは、寝違え、姿勢の悪さ、太り過ぎ、運動不足、寄る年波といった具合で、どれもこれも冴えない話ばかり。

 この3連休は、中日のみが好天との予報。やれやれ、ちょいと里山を散歩してくるかと、軽い気持ちで出かけたものの、思わぬ藪漕ぎで膝はガクガク、目はショボショボ。

 山頂近くに見えていたログハウスや、すぐそばにあるという「トンボ・メダカ池」、昔の映画のポスターを外壁に飾っているという民家、等々、回り切れずに帰って来たが、楽しい里山歩きの一日であった。




by ky_kochi | 2019-02-10 10:00 | 登山 | Trackback | Comments(0)

谷上山(愛媛県伊予市)

 愛媛県伊予市で、ぽっかりできた約3時間の自由時間。ちょこっと歩ける里山を探していたら、「谷上山(たがみさん)」(455.6m)が目にとまった。

 日本テレビ『ザ!鉄腕!DASH!!』のロケ地、「ダッシュ島」(伊予灘/由利島)を遠望することもできるという、これは行ってみなければ。

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「ダッシュ島」は
松山市の西に浮かぶ「由利島」
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「舟屋」付近に「ダッシュ島」の表記
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「小由利」(西)と「大由利」は
砂州でつながっている
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 もともとは、「えひめ森林公園」内の遊歩道を歩き、途中「宝殊寺」を経て「谷上山」へ登り、「第二展望台」へ寄り道して下山、の予定であった。

 が、時間が窮屈になってきたので、安直にも車で「第二展望台」へ立ち寄り、そのまま「宝珠寺山門前」に移動し駐車、「宝珠寺」を参詣してから「谷上山」に登ることにした。

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高知自動車道「馬立PA」は快晴だが
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かえり見る県境「笹ケ峰」北壁は雪曇り
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「谷上山」山麓「大谷池」周辺も曇りがち
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「林道歯朶谷線」を行く
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ほどなく「えひめ森林公園」に到着
「らくらくコース」を中央突破するはずが
なんだかんだと理由をつけて
ついラクな道を選んでしまう
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公園内には立派な管理棟がある
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こりゃあ太い
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オニヤンマも太い
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次は「らくらくコース」を歩いてみよう
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わずか数分ほどで「第二展望台」に到着
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これまた立派な展望台
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松林の遊歩道を少しだけ歩く
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根元のみ
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展望台が見えてきた
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地方空港の管制塔ぐらいある
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展望台は変則的な三差路の北
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北の松山市方向
「興居島」(中央)の左に「釣島」
「道後平野」はなかなか広い
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西北西に「由利島」
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「大橋巨泉のクイズ・ダービー」
倍率ドン!!
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さらに倍!!
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西に見えているのは
「青島」(大洲市)と思われる
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それでは展望台からのパノラマを
南西方向から時計回りに
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はるか眼下に「大谷池」が見える
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これから登る「谷上山」
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展望台の下には公園になっている
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ライオンに流し目を送るパンダ
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海上が霞んでいて残念
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展望台を後に「宝珠寺」へ
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「宝珠寺」はここを左に下るが
車で行くこともできる
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真言宗智山派とある
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何があったんです?
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狸殿のお出迎え
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愛嬌のある後ろ姿を見ながら
再び門をくぐり出て
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左手上にある本堂を目指す
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阿吽の仁王像がお出迎え
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「裏を見せ
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表を見せて散るもみじ」を彷彿させる
光の具合による葉の表裏の色の違い
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年季と気合いが入っている
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こちらも実にシブい
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降りてきた道は
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登らねば帰れない
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山門前に戻って来た
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車道を少し上に進むと
霊園「出口専用」とあり
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その先をさらに進むと
「入口専用」とある
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霊園内の車の一方通行を示していて
歩きならどちらからでも行けるが
無意識に「出口専用」を避けるのか
「出口専用」から入る人は少なそう
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霊園左奥に登山道の入口がある
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頭上はちょっとした事になっているが
足元は実に手入れが行き届いている
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右に「伊予灘」を見ながら高度を上げる
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よく踏まれた登山道
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所々に石塔がある
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伊予農業高校の演習林の標柱
この標柱を見たら左上に切り返す
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標柱の所が山頂への分岐と気付かず
通り過ぎてしまい引き返してきた
あらためてこの分岐を右上に進む

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実に手入れが行き届いた演習林
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ほどなく左上に山頂の気配
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木の階段がありがたい
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小さな祠が建っている
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山頂は祠のすぐ北にある
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ごきげんなベンチ
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ベンチ前に三等三角点「谷上山」
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霞んで見えにくいが
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「ダッシュ島」がうっすらと見える
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西北西を指している
おそらく間違いない
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山頂周辺は畑の雰囲気
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「演習林」の標柱に戻って来た
帰りは右下に下って行く
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左手に「伊予灘」を見ながら下山
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雰囲気の良い里道
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中央の小枝は
細いクモの糸だけでぶら下がり
風にゆらゆらと揺れている
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「砥部動物園」のサイの雰囲気
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どこか神々しい
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ごきげんな落葉の絨毯
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登山口まで戻って来た
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 わずか数時間の「谷上山」の里山歩きだったが、森林公園、展望台、古刹と、変化に富んでいて大いに楽しませてくれた。

『ザ!鉄腕!DASH!!』は昔からよく観ていたが、「ダッシュ島」が伊予灘にあることを今回の山行で初めて知った。

 下山してGoogleMapを見ると、番組でよく放映されている「舟屋」のあたりに「ダッシュ島」と表記されていて驚いた。

 GoogleMapでは地名だけでなく、ホテルや飲食店の名前を普段は普通に見ているのに、「ダッシュ島」の表記を見て驚いたのは、どこか架空の場所という思いがあったからであろうか、それにしても、こんな近くにあったとは。








by ky_kochi | 2019-02-02 12:00 | 登山 | Trackback | Comments(0)