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茶凡遊山記

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塩塚峰(徳島県旧山城町)

 高知自動車道の最長トンネル、「笹ヶ峰トンネル」の上を、県道16号線を愛媛県新宮市へと越え、名物「霧の森大福」を買った足で塩塚高原を縦走、国道32号線の大歩危小歩危を経由して高知に帰るプランを立ててみた。

 「霧の森大福」は冷凍の状態で販売されていて、カブの荷台にくくりつけておけば、灼熱の太陽でゆっくりと自然解凍され、高知へ着いた頃にはちょうど食べ頃の塩梅とは、獲らぬ狸の皮算用。あにはからんや、県道は肝心の「笹ヶ峰隧道」あたりで2箇所の通行止め。

 行き帰り同じ道を走るのは決して本意ではないが、カブは高速を走れないため、いたしかたなく国道32号線を往復することに。


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JR阿波川口駅の南から
「銅山川」(「伊予川」)に沿って
国道319号線を遡上
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黒川谷川へと分岐左折するところで
道路工事中の通行規制
よくあるパターンの
50分停めて10分通行
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日頃の行いが良いために
幸いと数分待つだけで通行可能
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土佐の長宗我部氏との
因縁残る田尾城址や
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この付近の谷に多い水車を見ながら
徐々に高度を上げて行く
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旧平野小学校の先の分岐を左折
「塩塚高原」への道案内は
ほぼ1キロごとに整備されている

ここを右折しても
国道319号線に迂回できそう
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大型キャンプ施設ならではの
道案内が随所に現れ始める
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ほどなく
「塩塚峰展望台」への分岐
「塩塚峰」の山頂ではなさそうだが
流れと勢いに乗って左折
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それまでもカナブンが
何匹かヘルメットに当たっていたが
カブで走っている足にさえ虫がとまる
急な登りに非力なカブ
よほどスピードが遅いせいらしい
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雰囲気の良い松がお出迎え
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展望台へは
もう一段上の駐車場が便利
道幅は狭いが登ってみよう
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塩塚峰は単独峰
360度のパノラマを楽しめる

ベンチを兼ねる山名表示板

イシヅチ(石鎚)ストとしてはまずは西から
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前方の右のコブが「塩塚峰」
左のコブとの谷間に
「筒上山」と「手箱山」が見える
この角度から見る石鎚山系も
実に宜しい
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続いて北
逆光が残念
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空気が澄んでいれば
画像右の山塊の左に
瀬戸大橋まで遠望できる
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続いて東
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徳島県の山は
「塔の丸」しか登っていない
「剣山」へは何としても登っておかねば
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そして南
高知県方向には
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前回登った「野鹿池山」
山頂は雲に隠れている
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展望台から西に指呼の間
「塩塚峰」までは約800メートルだが・・

先刻マデ「塩塚峰」ヨリコノ展望台ヘ
向カッテイタト云ウ一行
後ニ展望台二登リ来タリテ
ソレゾレ我二向カイテ口々二曰ク

「草が繁っとてだあ、マダニに喰われたら
ワヤやけん、途中で引っ返してきたでよ」

「ほだけんだあ、せっかくやけん
やっぱりこの稜線歩きのほうが
ええんでないで?」

「ほうで、真ん中あたりの眺めが
ごっつええんじょ」

どうやら徳島の人達らしい

ヘビも嫌だがダニも煩わしい
稜線歩きは諦めて
登山口へカブで移動

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「霧の高原センターハウスまで400m」の
看板の先を左折する
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突き当りをさらに左折すると登山口
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山頂直下まで車で行ける
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カブならまだ登って行けるが
登山客に申し訳ないので
ここからは歩くことに
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山頂に到着
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東のはるか下方に
さっきまでいた展望台が見えている
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少し左の画像中央には
「レオマ高原ゴルフ倶楽部」
ゴルフをしていた頃が懐かしい
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地球?は丸いを感じられる山頂
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やっぱり石鎚山系に目がとまる
美人はいつどこで見ても美人
もはや好みということは言えぬ
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腹が減ったので下山開始
本日の昼食は
定番のおにぎり、ではない
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道なき道のその先
前方に見えているのは
ハングライダーの離陸地点か?
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手作りの風向計が立っている
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良く整備されたテイクオフ地点
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カブの背後に「塩塚峰」
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再びゆるゆると下山開始
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主要路に合流
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さっき登ってきた登山道
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徐々に高度を下げる
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「霧の高原センターハウス」到着
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屋外には
古木で作られたベンチとテーブル
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食券機まで備えた食堂がある
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見事な一枚板
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お腹も張ったのでいよいよ下山
今日は新宮側へは行けないが
せめて県道271号線の「仏子」へと迂回
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画像正面の上から下りてきて
この三叉路を右折する
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ほど良く荒れた林道を根気強く進むと
「仮城峰」の板書きのある峠に着く
土佐の長宗我部は
特に阿波の国で
今だに恨まれていると聞く
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「仏子」から登って来た道の分岐点
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この銀杏は秋には見事に違いない
「塩塚峰」は秋のススキが有名
この銀杏を見がてらまた来よう
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山里で時々見かける半鐘
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なかなかシブい
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いたるところに立派な水車がある
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「仏子」バス停の北の分岐
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バスの待合所
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壁にはフリーハンドの住宅地図
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ここ数年の大雨の被害は各地で甚大
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「乳子谷」を通過
「ちちっこだに」とルビがふられている
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かよわい柱は
生コン工場の施設ではなく
JR土讃線の鉄橋の橋脚
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ちょうど「アンパンマン列車」
下りの特急「南風」号が通過
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「祖谷(いや)の蔓橋」への最寄り駅
JR大歩危駅前にある
「歩危マート1号店」
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「歩危マート2号店」
「地場産」を
「じーばー(爺婆)さん」とは・・
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JR大歩危駅のホームには
「祖谷の蔓橋」のオブジェ
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最近はラフティングが大人気の吉野川
大歩危小歩危渓谷は増水中

今日あたりはさぞかしスリル満点!
船酔いするマもないはず
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このエリアを遊山する時の
ベースキャンプ
「珈琲館おおぼけ」

ここがかつて
ファンシーグッズのショップだったことを
記憶しているそこのあなた
年齢(とし)が露頭(ばれ)てしまいますぞ
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珈琲館の対岸に見えるこの山
最近とても気になっている
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 今回は、「仮城峰」の手前で肝を冷やした。

 林道で杣(そま)仕事をしていた林業関係者が、3台のトラックを道路を塞ぐように駐車していた。通行止めの看板もなかったので、車の隙間を通り抜けようとした次の瞬間、唸り声とともに子牛ほどある真っ黒い猟犬が、呻りながら足元に喰いついてきた。

 トップギアで減速したまま通過していたので、アクセルを全開にしてもなかなかスピードが乗らず、追い縋る真っ黒い猟犬を振り切れない。咬まれたらいけないと思い、咄嗟に右足で顔面を踏みつけると、ようやく敵は追尾をやめた。

 誰も通らないだろうし、通っても車だろうということで、鎖を外したままだったかもしれないが、バイク乗りも通るし、まして自転車乗りも、ひょっとしたら登山者も通るかもしれない。犬は飼主には忠実かもしれないが、飼主以外には決して忠実とは言い切れない。天敵のヘビよりも怖い思いをした、特に猟犬などの大型犬を飼う人には配慮してもらいたい。

 そういえば若い頃に泳ぎに行った川原で、鎖なしで散歩させていた大型犬に飛びかかられそうになった時、飼主の中年親父に「喰いつきゃあせん」と逆に叱られたが、今なら怒突き返すのにと、思い出すたび腹立たしい。


by ky_kochi | 2015-07-25 12:00 | 登山 | Trackback | Comments(0)