ブログトップ

茶凡遊山記

chabon.exblog.jp

<   2014年 05月 ( 2 )   > この月の画像一覧

金鉱山(仁淀川町)

 最近ひそかに知られるようになった氷結瀑、「赤滝白滝」が長坂山の山麓にあり、その長坂山への登山道は、吾川スカイパークの第2テイクオフポイントから分岐している「蕗ケ谷林道」の先にあることを最近知った。

 「4.9キロ先行き止まり」、林道マニアにはたまらない道標に手招きされるように、金鉱山、長坂山、橘山、青滝山と、いくつもの山名を持つ金鉱山へと向かった。


f0308898_22235534.jpg



廃校となった下名野川小学校跡は現在「しもなの郷」に
f0308898_21352456.jpg

f0308898_2136662.jpg

対岸の夢の森公園への橋から見る中津明神山
f0308898_2137214.jpg

夢の森公園から長坂山への直登ルートが最近整備
f0308898_21383312.jpg

上流の長坂集落からも「蕗ケ谷林道」へ合流可能か?
f0308898_2140876.jpg


ほどなく吾川スカイパークに到着

中津渓谷を名野川川に沿って遡って行くと、一気に視界が開け中津明神山を見上げる場所に、映画『県庁おもてなし課』にも登場する「吾川スカイパーク」がある。

 山頂にアメダスのレーダーのある中津明神山は、周囲に視界を妨げる山がなく、東へは猿越山の先に雑誌(ぞうし)三山へと繋がる稜線、南には石灰石の採掘によりかつての見事な円錐形の山頂部がすっかり消失してしまったという鳥形山を遠望できる秀峰である。
f0308898_2142637.jpg

スカイパークの第2テイクオフポイント
f0308898_2144478.jpg

飛べないが飛んでみたい
f0308898_2144256.jpg

見上げると
f0308898_21445533.jpg

いつもの中津明神山とは反対方向へいざ取り舵一杯!
f0308898_21453468.jpg

ご機嫌な道標
f0308898_21455788.jpg

すぐに舗装は切れ、新緑のフラットな林道
f0308898_21461967.jpg

ほどなく登山道入口の案内板
f0308898_2147644.jpg

かつての住友銅山で金が出たことに由来する山名
f0308898_21471726.jpg


最近の登山道にお決まりの植林からの入山
f0308898_21495546.jpg

なかなか植生も豊か
f0308898_2150204.jpg

f0308898_21504352.jpg

テープを頼りに植林の中を高度を上げる
f0308898_21512337.jpg

いろいろなオブジェを見ながらアップダウンを繰り返す
f0308898_21543636.jpg

f0308898_21545559.jpg

f0308898_21551124.jpg

チェーンソーの音がすると思ったら南斜面から作業道
(橘山は南側稜線を指す林業関係者の呼称らしい)
f0308898_2156030.jpg

どうも高度が下がり続けていると怪しんでいたら、
アップダウンを繰り返すうちに山頂を見逃し、
あろうことか反対側の登山口へ下山、
やむなく来た道を引き返す羽目に。
f0308898_21562735.jpg

すると、こんな高山に驚きの城跡の案内板。
この加牟曽宇(かんぞう)城は、長宗我部氏の
配下となった佐川の土豪、片岡氏が、
伊予を牽制するために建てた山城跡らしい。
f0308898_2203060.jpg


もしや貴重な種類のキノコでは?
f0308898_2212330.jpg

鎮座する森の番人
f0308898_22181596.jpg

この先は左だと木の根もアシスト
f0308898_2219077.jpg

往路で立てかけておいた杖や目印の岩に安堵
f0308898_22192699.jpg

f0308898_22204431.jpg

発破の名残ではと思しき物体が
f0308898_22222177.jpg

どうも眺めが違うと思っていると
f0308898_2223053.jpg

これはもしや山頂直下の巨岩では?
f0308898_2223291.jpg

これ、これ、こうでなくては。
眼下には、国道33号線沿いの大渡ダム。
f0308898_22235534.jpg

 JALの高知福岡便の航空路の真下につき、
着陸態勢の機体が点のように見える。
 太陽が傘を被っているところを見ると、
どうやら天気は下り坂。
f0308898_2225633.jpg

ここが山頂かと思っていたら山頂はさらに西に
f0308898_22274589.jpg

視界が開け、北に中津明神山から雑誌三山への稜線
f0308898_22285143.jpg

f0308898_22291186.jpg

南には、円錐の山頂がスパッと切れた鳥形山
f0308898_22292643.jpg

「キティ山岳会」の山頂札には「青滝山」と表記あり
(「キティ山岳会」ニ関スル情報ヲ請フ!)
f0308898_22302743.jpg

f0308898_22311738.jpg


山頂を見逃した今日は、下山道も危うく間違える一歩寸前。
真下に下りるべきを、西の蕗ケ谷山へ向け縦走、
中津明神山の見え方の違いと、
第3面河ダムの近付き方に気付き、
慌ててUターン。
f0308898_22343195.jpg

f0308898_2234452.jpg

山頂まで引き返すと三角点にシブい碑銘
f0308898_22353540.jpg

山頂直下の三叉路分岐も、危うく見失う寸前で、
立てかけておいた木の枝に救われる。
f0308898_2236336.jpg

ついさっき真っ黒いヘビを見た直後だけに、、
f0308898_22372728.jpg

登ってくる途中で見かけた花の場所まで戻り一心地。
f0308898_22381622.jpg

最近は登山客が少ないのか、
赤や黄色のテープは随所にあるものの、
山頂直下の道が判りづらく、
何と山頂を通り過ぎたこの日の山登りもゴール地点に。
f0308898_2241124.jpg

林道を横切ると、最近ひそかなブームになってきた
知る人ぞ知る氷結の名瀑、「赤滝白滝」への道案内には
大いに惹かれるものの、ヘビに遭いそうで断念、
そそくさと敵前逃亡、最終の着陸態勢に。
f0308898_22435053.jpg


いつの間にか中津明神山がはるか頭上に
f0308898_22475081.jpg


中津渓谷入口にはたくさんの鯉のぼり
f0308898_22485045.jpg

f0308898_2249149.jpg


 山頂を気付かずに通り過ぎたり、山頂からの下山ルートを間違えそうになったりと、ハプニング続きの山行きであったが、赤滝白滝の位置や戦国時代の城跡などがわかり、下山してみれば実に収穫の多い一日。

 カブの林道巡りにしても、登山にしても、そろそろ単独行は止めなければいけないと、行くたびごとに思うようになった今日この頃。

 それにしても、いくら登山客の少ない山とはいえ、山頂を通り過ぎるとは、後にも先にも、いや先のことは判らないが、30年間で初めての体験であった。

 何事も経験、ということにしよう。

by ky_kochi | 2014-05-18 21:40 | 登山 | Trackback | Comments(0)

大鶴津小鶴津(四万十町)

 1980年代、高知県西部の台地にある小さな町、旧窪川町(現在の四万十町)は、原発誘致をめぐって町が真っ二つに割れた。

 誘致の候補地となった鶴津海岸は、四万十町の志和と興津との間にあり、興津からの車道はないが、志和からは断崖絶壁の道が小鶴津集落を経て、大鶴津集落まで続いている。



 ★警告★

 海岸の絶壁にあるこの道は、落石や路肩崩壊が多く、特に天候が悪い時は極めて危険です。お出かけの際は、細心の注意を払って走行して下さい。


 名刺代わりに1枚
f0308898_1252773.jpg

 眼下にはニナやナガレコのいそうな岩礁が
f0308898_12541376.jpg


 
それではご案内開始!

 志和海岸を西進し坂道を上ると峠に到着
f0308898_812198.jpg


 スリル満点の道が大鶴津まで続く
f0308898_81396.jpg
f0308898_8132132.jpg
f0308898_8133253.jpg
f0308898_813419.jpg


 振り返ると紺碧の海原が
f0308898_8152084.jpg


 小鶴津海岸が近付いて来る
f0308898_816251.jpg


 次第に路肩の様子が怪しくなり
f0308898_8164397.jpg

f0308898_8171488.jpg

 (そ、そなたはもしや?)
f0308898_8172098.jpg


f0308898_8172931.jpg
f0308898_8173739.jpg
f0308898_8174551.jpg

f0308898_181303.jpg


 小鶴津の集落で三差路を左折
f0308898_8211824.jpg

f0308898_8212536.jpg


 やがて舗装が切れナイスな林道が出現
f0308898_8214818.jpg
f0308898_8215752.jpg


 再び峠に到達、やっぱり地球は丸い!
f0308898_8261933.jpg

f0308898_8264878.jpg

f0308898_827595.jpg


 鬱蒼と繁った道へと入り
f0308898_1883565.jpg

 しばらく行くと道は平らに
f0308898_1810250.jpg


 須賀神社の鳥居を右に見て海岸へと続く一本道を進むと
f0308898_8301998.jpg

f0308898_18151772.jpg

f0308898_18153819.jpg


 突き当りが大鶴津海岸
f0308898_8321918.jpg

 そこには実にシュールな眺めが
f0308898_8323667.jpg

f0308898_8325077.jpg


 海岸には大きな流木が
f0308898_8361437.jpg

f0308898_836373.jpg


 走って来た道が遠く左手に
f0308898_8371722.jpg
f0308898_8372350.jpg

 
ご注意

 志和から小鶴津まではまだら舗装で、小鶴津から大鶴津までは未舗装です。

 往路は助手席側が断崖になるため比較的運転しやすいですが、帰路は運転席の真下が断崖となり、あまり心地が宜しくありません。

 小鶴津の集落にある三差路は、ホイールベースの長い車は左折が厳しい場合があります。

 志和→小鶴津→大鶴津と進みますが、志和→小鶴津、小鶴津→大鶴津、いずれの区間の断崖も、途中で恐怖を感じても車を転回させることは一般人にはとても無理ですし、バックすること自体にかなりの恐怖感があります。前進しているからかろうじて運転できるのであって、バックしようものならそのまま眼下の太平洋に吸い込まれそうな感じです。

 志和~小鶴津間には、断崖に突き出た鉄板や崩落しかかった離合場所がありますが、それなりの覚悟と勇気が必要です。小鶴津~大鶴津はよく踏み固められた未舗装で、落ち葉の絨毯が敷き詰められた箇所もあり、たいそう風情のある林道です。

 自動車で1回、バイクで3回、のべ4回目のこの日は、バイクを下りてゆっくり撮影することができましたが、初回はとても途中下車して写真を撮る気にはなれませんでした。

 町長による掲示板を熟読の上、最大限の注意を払いつつ、必ず自己責任でご通行下さい。

  

参考までに帰路の様子を

f0308898_841176.jpg
f0308898_8413496.jpg
f0308898_8414232.jpg
f0308898_8415553.jpg
f0308898_842417.jpg
f0308898_8421252.jpg
f0308898_8422445.jpg
f0308898_8423728.jpg
f0308898_842473.jpg
f0308898_8425692.jpg
f0308898_84375.jpg
f0308898_8431463.jpg
f0308898_843351.jpg
f0308898_8434478.jpg
f0308898_8435463.jpg

by ky_kochi | 2014-05-11 08:00 | リトルカブ | Trackback | Comments(0)