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茶凡遊山記

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カテゴリ:廃線( 4 )

石原満俺軌道跡(旧土佐山田町~南国市黒滝)

 太平洋戦争の前にはマンガンの国内生産量の60%を誇り、月産2,360トンで産出量世界一になったこともあるマンガン鉱「穴内鉱山」跡が、「南国市黒滝」に残っている。

 昭和3年から採掘され始めたマンガン鉱は、昭和7年からは「南国市黒滝」から旧国鉄「天坪(あまつぼ)駅」、現在のJR「繁藤駅」(旧土佐山田町)まで、「石原満俺(まんがん)軌道」約12kmをガソリン機関車の貨車で運ばれ、トラックに積み替えられていたという。

 産出量の減少により「穴内鉱山」は閉山、途中にある「穴内川ダム」の建設により軌道跡の大半は水没したと聞いたが、ところどころにその遺構が残っている。

★ 画像は2007年12月に撮影したものです。

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 2007年当時にはSNSに投稿することなど思いもよらず、これは今でも同じだが、単3電池タイプのコンパクトデジカメで、滝や林道や廃線遺構をひたすら撮影するばかりであった。

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 きちんと記録を残しておけば良かったと、今にして思うけれども、後の後悔先に立たず、当時手作りして携行していた住宅地図の張り合わせ地図も、今はすでに手元にない。

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 あれから10年以上たっているので、廃線跡はさらに藪化していると思うが、終点「南国市黒滝」の手前には、それはそれはれは見事な切り通しが残っている。

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 春野公麻呂氏の『四国の鉄道廃線ハイキング』が、廃線鉄道跡探索にはまるきっかけであった。「石原満俺軌道」の他にも「国鉄土讃線旧線」、とりわけ通称「赤鉄橋」、「旧第三穴内川橋」へは何回再訪したことやら、もうすっかり忘れてしまった。

「南国市黒滝」の「旧黒滝小中学校」跡地にある「黒滝自然館せいらん」は、夏休みの親子キャンプのスタッフとしてかれこれ10年以上のご縁があっただけに「石原満俺軌道跡」には思い入れが強く、軌道跡も数回歩いてみたが、すでに当時からかなり藪化が進んでいた。

 当時の記録が残っていないので、画像のアップだけになるけれども、シュールな雰囲気をお伝えできればと願っている。 

もう一昔前になる「親子キャンプ」
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【JR土讃線「繁藤駅」周辺】

 昭和47年7月、旧土佐山田町繁藤では、"姿なき台風"とも呼ばれる「湿舌」により、1時間降雨量95.5mm、24時間の降雨量が742mmという激しい集中豪雨に見舞われた。

 平年の3ヶ月分という大量の雨が一気に降ったことにより、最初の土砂崩壊での行方不明者の捜索の真っ最中に大規模な崩落が発生、家屋12棟、国鉄繁藤駅に停車中の5両編成の列車の機関車と客車1両、捜索活動にあたっていた関係者を飲み込み、60名もの犠牲者を出した。


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JR四国の駅の中で最も標高の高い
海抜347.7mにある「繁藤駅」
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「マンガン鉱や木材に」で始まる
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自動改札?
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まさか駅舎構内に駐輪?
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上り「岡山」方面
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「繁藤駅」西のガソリンスタンド背後の
杉の巨木がたつ場所に注目
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国道32号線から「加茂神社」参道へ入る
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神社裏手に土讃線の軌道
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「石原満俺軌道」の石積みの橋台跡
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橋台の西端の石積み
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見覚えのある鉄道ファンも多いのでは?
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鉄橋の側道を高知方面へ歩いて渡る
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ん?
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ひいっ!
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立ち往生
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「繁藤」の旧地名は「天坪」
そしてその「天坪」は「雨壺」
県下でも有数の降雨地
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これは軌道跡ではないとのこと
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遺構跡ではないかもしれないが
撮影していた画像をいくつか
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JR土讃線「甫喜山トンネル」北口
上り「岡山」方面
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下り「高知」方面
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ピー
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ピッ
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下り特急列車「南風」号が接近中
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「南風」号の通過後によく見ると
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JR土讃線を「石原満俺軌道」が跨いでいた
鉄橋の橋台の遺構が向こう側とこちら側に
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一対になって残っている
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「石原満俺軌道」の跨鉄橋遺構
かつては軌道が国鉄を跨いでいた
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「加茂神社」へ戻ろう
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すいません、渡らいて下さい
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実にシブい
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子供の靴ならスッポリ入る
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下り「高知」方面を見る
左の高台が「石原満俺軌道」の橋台
右が国道沿いのガソリンスタンド
正面が先ほど渡って来た鉄橋
画像には写っていないが
画像手前の広々とした藪が
「満俺貨物車」からの
鉱石と木材の積み替え場

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【繁藤小学校跡周辺】

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「繁藤ダム」を国道から東に渡る
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ダム堰堤を振り返る
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画像が残っていないが
軌道跡はダム湖の南岸を
ゆるやかに右カーブを描き
この先で国道32号線へ突き当たる
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国道32号線「繁藤橋」の北に
旧国道の遺構が残っている
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現在の国道32号線「繁藤橋」
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 橋脚跡近くにお住いのかたによれば、「石原満俺軌道」の遺構は御自宅の階下に残っていて、ダム湖に残っているこの橋脚跡は「石原満俺軌道」の遺構ではないとのこと。


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「繁藤橋」のたもとにある、「繁藤小学校跡」東の川沿いの広場はかつての貯木場の跡で、昭和7年頃までは上流にあった旧中ノ川営林署から運ばれてきた木材も、この広場まで運ばれて来た後、巻揚機で道路に引上げトラックに積み替えられていたという。

貯木場の跡
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【穴内川ダム周辺】

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「繁藤橋」から「穴内川」南岸を西に進み
地図でMの形に見えている
右の山を少し進んだ辺りから
いかにも軌道跡らしい雰囲気になる
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イノシシの罠が通せんぼ
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やや荒れてきたが
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まだなんとか行ける
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果樹園の辺りから視界が広がる
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現在は丸太の鉄橋になっている
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この付近の画像の順序があやふや
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♪線路は続くよ~どこまでも~
♪野を越え山越え谷越えて~
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サイレン塔が立つ高台
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作業小屋の先には
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良い雰囲気の切り通しがあるが
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次第に荒れて来たので
石積みの軌道跡でUターン
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イノシシの罠の先まで戻って来て
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 今度は「穴内川」北岸に渡り、県道268号線を西進し「穴内川ダム」を目指す。

 左手眼下に「不寒冬(ふかんどう)橋」が見える。

 春野公麻呂氏は著書『土佐のマイナー山 PART1』で「不寒冬山」を、「冬でも寒くない山というのは実際に登ってみると分かる、情緒のある山」と紹介しておられる。

 もうずっと長い間、登ってみたい山の一つのままになっている。こんなことではいかんっ、喝。


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昭和29年「穴内川ダム」工事着工
昭和39年「穴内川ダム」の竣工は

明治20年に酸化鉱採掘として開鉱
大正6年「石原満俺㈱」設立
昭和3年よりマンガン鉱の採掘開始
昭和7年に敷設された
「石原満俺軌道」の終焉の時代でもある
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【南国市黒滝周辺】

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右下に赤い吊り橋があるが
場所の記録が無い
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山容が気に入ったのだと思うが
これまた場所の記録が無い
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「丸岩橋」に到着
「南国市黒滝」は前方カーブのすぐ右
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「丸岩橋」東詰めから
「穴内川」に沿って遡上する
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始めのうちは草が繁っているが
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おっ、もしやそなたは
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ほおぉっ、思わず声が出る
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お見事としか言いようがない
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ま、参りました
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軌道跡は北西へとさらに続くが
相当に藪化が進んでいる
真冬だとはいえ
就寝中のヘビを起こしたら大変
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切り通しを接写して
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「丸岩橋」に戻ろう
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軌道跡は「丸岩橋」をくぐる感じ
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「丸岩」
これだけの巨岩は大水が出ると
上流側の足元ががえぐれて
上流に向かって転ぶらしい
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「丸岩橋」上流に
さっき見てきた「切り通し」がある
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「切り通し」の対岸の広場は
旧営林署の土場の跡地とのこと
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「丸岩橋」西詰から西へ分岐する旧道
左手先が旧営林署の土場になる
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「丸岩橋」東詰めから旧道に分岐東進
「穴内川」の北岸を下り
「マンガン坑」跡に立ち寄る
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 橋のたもとに、「丸岩」の謂れが案内されている

「新田神社」の杉は相当に大きいらしいが、ずっと長い間この道案内の「大杉」を、「大豊町大杉」の地名と勝手に思い込み、まだ見に行ったことがない。

 なんでも、明治時代にもう一本あった大杉を切り倒した際には、2kmはなれた人家に杉が倒れた際の風圧が届いたらしい。


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坑道入口に着いた
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思ったよりも坑道入口が小さい
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車に戻る
「黒滝橋」が前方左手に見える
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このリュックにも随分とお世話になった
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対岸に「鉱石積込場」が見える
「穴内川」は積込場の前で
「中ノ川川」(北)と
「桑野川川」(西)とに分れる
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「鉱石積込場」周辺には
築堤の遺構があるとのことで
探索してみたが
探しあてることができなかった
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「旧黒滝小中学校」に建つ
「黒滝自然館せいらん」に寄り道
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「黒滝中学校」(左)門柱
「黒滝小学校」(右)門柱
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「黒滝橋」を西岸に渡り
「黒滝自然館せいらん」を仰ぎ見る
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「鉱石積込場」への降り口
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現在はひっそりとした佇まい
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「黒滝橋」西詰から北へは
「中ノ川林道軌道跡」が残っているが
詳細はまた次の機会に
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 今回12年前の真冬の画像をアップしたのは、熱烈な遺構ファンの友人から鉄道遺構の記事の話が出たけれども、持ちネタが全くなかったため、昔の画像を引っ張り出して来た次第。

 ホームページやブログを書くということを当時は全く思いもせず、SNSにいたっては「取れない葡萄の実は酸っぱい」と決めつけるキツネのようなもの、今に思えば残念なこと限りなく、ジャン・バルジャンもかくもあらんかの後悔の日々。

 ひたすら無駄撮りした画像がパソコンに残っているだけで、メモるという習慣がないために、それがどこの場所なのかといった情報がデジタルもアナログもともに皆無に近い。

 この当時は滝巡りがメインであったが、やれそれまでのカメラは現像代が高い、やれ出始めだったデジカメは値段が高い、等々、お酒を控えてちょっと頑張れば手に入ったであろう道具を持たずに来てしまった。

 これから行ってみようと思われたかたがもしあれば、もう10年以上も前の画像につきご期待を裏切るかもしれないので、最新情報を調べてからお出かけいただきたい。

 キャンプ時代にお世話になった地元の皆さんも、さらに高齢化されたことと思われ、見事な切り通しの周辺の刈り明けも困難になっているのでは。歴史的にも価値ある遺構なので、関係市町村により整備いただければと願うばかり。







by ky_kochi | 2019-06-23 09:37 | 廃線 | Trackback | Comments(0)

高知安芸自転車道(香南市~安芸市)

 先輩が以前、「僕は車の運転はできんが、電車の運転ならできるぜ」と言っていたことを思い出し、「高知安芸自転車道」に出かけてみた。

 この「高知県道501号高知安芸自転車道線」は、かつての「土佐電気鉄道安芸線」の軌道跡を一部利用している自「転」車専用道で、太平洋の眺めもさることながら、廃線マニアにはたまらないスポットでもある。

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香南市サイクリングターミナル
「海のやどしおや宿(じゅく)」に
自転車のレンタルサービスがある
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自転車道へと進む
猫の見送りを受ける
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安芸市へはここを手前に右折東進
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「土佐電気鉄道安芸線」の軌道跡
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電車の臨場感を画像に出してみよう
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ここからしばらく国道55号線と並走
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全線舗装でほぼフラット
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「芸西村」に入る
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「土佐くろしお鉄道阿佐線」
通称「ごめん・なはり線」と並走
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潮風を受けながら快適に疾走
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白砂青松の海岸線
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「琴ケ浜」に到着
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桂浜の坂本龍馬の銅像に手を振る
龍馬の妻「お龍」とその妹「君枝」
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故事来歴が詳しく書かれている
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安芸市までもう一踏ん張り
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レフト・ターン
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快適なサイクリングロードが続く
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いかんっ、登りになってきた
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振り返ると
はるか西に「足摺岬」まで遠望できる
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随所に案内図がある
区間距離の表示がありがたい
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馬で走ると気持ちが良さそう
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「安芸市」は童謡の古里
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中央砂浜を雲の翳が移動中
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鉄道の遺構か?
この後しばらく続く
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国道55号を走ったことがある人には
見覚えがありますろう?
国道側から見えているのはお腹だが
背中側もきちんと作られていますぞ
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はるか東に「室戸岬」が見えて来た
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自転車もスピードには注意!
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「安芸市矢流(やながれ)」を通過
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老舗うどん店の屋号は
この地の城主
「安芸国虎」にちなんでいる
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安芸漁港を通過
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かつての「土佐電気鉄道安芸駅」周辺
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右奥の建物は「安芸ドーム」
阪神タイガースのキャンプ地
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この日は大勢の見物客
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「土佐くろしお鉄道」の「球場前駅」
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さてと、
今日ばかりは来た道を帰らねば
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国道55号線の南側を走る
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ガードレールを利用している
高波除けであろうか?
すぐ右下には民家が並ぶ
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「土佐くろしお鉄道」と交差
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この辺りでは南から順に
「土佐くろしお鉄道」
「サイクリングロード」
「国道55号線」
となる
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うっ、また登りになる
帰りはさすがにつらい
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前方西(足摺岬)方向
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後方東(室戸岬)方向
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このフェンスは何のために?
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「レストラン矢流」駐車場への橋
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レストランの麓を西進
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逆光もまた良しとしよう
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遠目には遅咲きのひまわりと思ったが
少し様子が違う
どちらさんかな?
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この道も「四国のみち」の一つ
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銀杏にしては木に残り過ぎ
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フェンスは草対策であろうか?
あるいは
頭上の国道からのゴミ投棄対策か?
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「琴ケ浜」まで戻って来た
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アケビの実が一つ
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この一本だけ背が高い
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歩き遍路さんの休憩所
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いえいえ
ありがとうございます
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こ、こんにちは
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こんなお接待処は初めて見た
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折り鶴
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なるほど
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夕涼みに良さげ
ミカンケースによる高さ調整
グッ・ジョブ!
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慣れない細いサドルに
足より腰が・・
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「土佐くろしお鉄道」
「和食(わじき)駅」か?
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海岸線へと左折
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廃船がシュール
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「琴ケ浜松原」に入る
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「芸西村」村道との併用区間
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「太平洋を一望」展望台の
ベンチにいるのは
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花嫁に幸せを届ける花
「ブルースター」
マスコットキャラクターの
COCOROちゃん
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「きずなスポット展望台」
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一人はさびしゅうないですかの?
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展望台からは浜におりられる
そしてこの展望台からは
高知県の東西端である
「室戸岬」と「足摺岬」を
両方とも見ることができる
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下り列車が東へと遠ざかる
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ゴールまでもう一息
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陽が傾き木陰がふえてきた
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お洒落なカフェのシルエット
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ここにもメランジュが
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「香南(こうなん)市」に戻る
右側は国道55号線
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自転車専用道に分岐
この付近から再び
「土佐電気鉄道安芸線」軌道跡になる
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鉄道軌道跡らしい風景が前方に
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いいね!
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達筆過ぎて読めない
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ベリーグッド!
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ゆるやかなカーブを描いている
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上下の間隔が
入口の二つより狭まっている
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ここには低い位置に一つだけ
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ここを直進すれば
天然の良港「手結港」や
「ヤシイパーク海水浴場」だが
本日はこれにて撤収

片道15km往復30kmの
自転車の旅を終了
サイクリングターミナルへと左折
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猫の出迎えを受ける
真横を自転車で通っても
微動だにしない
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 今日はこのサイクリング・ロードに来る前、直線距離で約20km北にある香美市の「鉢ケ森」に向かっていた。

「谷相林道」を「松尾峠」下の登山口まで行き、そこから「松尾越」を経て登頂する予定であったが、この日は日本列島に強い寒波が襲来、さすがの南国土佐も奥山には積雪。登山口にまでさえ辿り着かないうちに、太平洋の海辺に舞い戻った次第。

左(西)良し、右(東)ん?
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 道の駅「美良布(びらふ)」で荷物を積み込んでいた女性に天気を問うと、北東にでんと居座る雪雲を見ながら、「どうも今日は山登りには向かないと思う」とのこと。今日は近くの名瀑「大荒の滝」でイベントがあり、ご自身もお琴を演奏するので、山の天気が良くなかったら滝の方へとすすめて下さった。

 おにぎりを買ったコンビニの男性店員さんによれば、「今朝は霧があったきどうじゃおねえ・・、どちらかといえばあんまし良うないことないろうか」と、微妙なお答え。

 最後に田んぼにいた男性に聞くと、「昼から晴れると言うことじゃが・・、どうせ行くならもっと良(え)い日に行き」と力強いご回答。


 お天気は西から変わるというし、まあ行ってみるかと「物部川」を「日ノ御子(ひのみこ)」へと渡ったものの、地元の皆さんの声が耳に残る。


西は上天気なのだが
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北東の徳島県「剣山」方向に雪雲
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どこへ這い上がりよりますぞ?
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南西方向は晴れているが・・
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ありゃ?これはどうしたことっ
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やや西寄りであることに期待してきたが
「鉢ケ森」方向も雪模様
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これはいかんっ
道が凍りかかっちょる、撤退決定
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秋と冬が混在
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「御在所山」も雪模様
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高度が下がるにつれて
視界が少しずつ回復する
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紅葉というよりは黄葉
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かなり明らんできた
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遠くの山も緑色になってきた
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ここまで下りてくると青空
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はるか右奥やや上に太平洋
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「物部川」に沿って太平洋へ
あの雪雲では無理ですな

♪行かれん行かれん言うたろ~♪
♪せられんせられん言うたろ~♪

やっぱり人の言うことは聞かんといかん
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 目指す「鉢ケ森」への登頂は叶わなかったが、とぼとぼ引き返す道すがら、先輩が言っていた言葉を思い出し、三十年近く前に一度だけ利用したサイクリングロードを再び走ることができた。

 当時、サイクリングターミナルの食堂で食べた、たしか「しおやラーメン」という海鮮ラーメンを食べられるかと期待したが、残念ながら現在は営業していなかった。

 安芸市にある中学校以来の親友の実家を訪ねると、母上とたまたま帰省していた本人とも再会、安芸市のさらに東にある隠れファンの多い手打ちうどんの店にも連れて行ってもらった。いやあ、「たんのーたんのー」、秋の好日を堪能した一日となった。

 



by ky_kochi | 2017-11-19 11:00 | 廃線 | Trackback | Comments(0)

笹場信号所跡(中土佐町)

 JR四国の「土讃線」には、坪尻駅(徳島県三好市)と新改駅(高知県香美市)の2つにスイッチバックがあるが、高知県の土佐久礼駅と影野駅との間にある「笹場信号場」跡に、昭和22年からわずか2年足らずの間だけ営業されただけの、幻のスイッチバックの引込線の遺構が残っている。

【ご注意】画像は平成21年2月のものです。
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中土佐町久礼の「大正市場」で
鰹のタタキを満喫したあと
上ノ加江の「わかしや」へ

残念、本日休業
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見事な和舟
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上ノ加江の浜
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やっぱり地球は丸い
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海水と真水が混じる汽水域
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「笹場の大イチョウ」から西に入る
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大銀杏は「お梅さんの木」と呼ばれ
平家のロマン伝説が残っている
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舗装路を道なりに進む
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舗装が切れたら農道を
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右上に登る作業道が見えてくる
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快適な作業道は
カブでも走れそうだが
ここは慎んでおこう
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ゆるやかな登りが続く
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立派なシダの葉
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すぐに本線に取り付く
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鉄道標識はなぜかシュール
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線路のカーブに関連する用語で
ECCは円曲線の終点
End of Circular Curveの略
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 短いホームの跡が残っている、ここでタブレットの授受が行われていたものと思われる。

 このホームの先で、本線とX線状に交差した引込線が右奥へと突き進んでいたはずだが、現在はすっかり藪に覆われていてその痕跡が見えない。

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「第5笹場トンネル」(下り)
「影野」方向
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「四鉄笹場トンネル」とある
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「第4笹場トンネル」(上り)
「土佐久礼」方向
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Ωとは懐かしい
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下り特急「南風」号が
ひたひたと近付いてくる
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アンパンマン列車が通過する
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なかなかの迫力
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「笹場信号場」は山上にあり平坦な場所がなく、引込線はトンネルを掘っていた。引込線が、本線とX線上に交差する形のスイッチバックであった。
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「第4笹場トンネル」の右に、黒っぽく写っている部分がかつての引込線のトンネル入口の跡になる。
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 昭和22年からわずか2年足らずで営業廃止となったとは思えないほど、コンクリート製のトンネルは真新しい。

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作業員の避難場所もある
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トンネルの先は突き当りで
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軌道終点標識の台座であろうか?
シュールのひとこと
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側溝もまた鉄道独特の雰囲気
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根元はしっかり丈夫かったけんど
幹が脆弱(はそ)かったかの?
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下山開始
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久礼湾の先に横波半島
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「黒潮本陣」で休憩
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近く新港には道の駅がオープンする
山上に見えているのが「黒潮本陣」
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久礼のシンボル「双名島」
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中土佐町久礼は言わずと知れた
鰹一本釣りの町
「鰹の圀のお手洗」もお洒落
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「安和」駅に寄り道
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太平洋に近接するトロピカルな駅
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トンネル手前の
線路の微妙なたわみこそ
2番ホームに分岐していた頃の
ポイント跡の名残では?
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かつての2番ホームか?
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春の使者「スイセン」が満開
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「安和」駅には以前、もう1つホームがあって、上り下りそれぞれ別のホームに停車したように思うし、特急列車行き違いのために使われていたようにも思う。

「安和」集落にも、かつてはたくさんの子どもたちの姿があった。使われなくなったホームに咲くスイセンは、次の汽車の到着を待つ人の群れのようにも見える。

 スイセンの花が咲き始めると、土佐路には歩き遍路さんをよく見かけるようになる。冬来たりなば春遠からじ、もう少しで春が来る。

by ky_kochi | 2017-02-11 17:31 | 廃線 | Trackback | Comments(4)

土讃線廃線軌道跡(大豊町)

 土讃線の歴史は、豪雨災害との闘いの歴史でもある。

 これまでにも、そのルートは何度も変更、改修されて今日に至っている。
 
 画像は、平成19年12月に、初めて大杉周辺の廃線軌道跡を訪ねた時のもので、もうすでに7年が経過している。今ではずいぶんと様子も変わっていると思われるので、お出かけの際には十分な下調べを。


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日本一の大杉よりも
最近は碁石茶の方が
ややメジャー
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大杉駅構内には
鉄道ファンにはたまらない
オブジェがいっぱい
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大杉駅から南へ歩けば
大杉隧道が貫通する前の
旧線の軌道跡
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旧軌道はここから道なりに
穴内川に沿って南下していた
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警笛に振り返ると
アンパンマン列車が
大杉隧道に進入中
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このまま舗装路を
真っ直ぐ進むか
あるいは
「道の駅大杉」前で
大豊トンネルには入らず
旧国道32号線に分岐すると

いよいよ旧線跡は
本日のメインステージ
廃線鉄橋跡へと分岐する
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小さな跨線橋を過ぎると
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あれに見えるは?
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この鉄橋こそ
この先に1軒だけある民家に
お住まいのかたのため
今も残されている旧鉄橋
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今は線路は取り外されている
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完全には固定されておらず
歩くたびにガタガタと
軋むコンクリート板
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川面までは存外と高い
足元を撮るのはどうも気乗りしない
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対岸に渡り切ったあたりでは
真っ直ぐに伸びている軌道跡
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このゆるやかなカーブは
たしか小学校の修学旅行で
見たような記憶が・・
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1軒だけ残る民家を通り過ぎ
少しだけ藪漕ぎをすると
新大杉トンネルに並行して残る
旧線にあったロックシェードが現れる
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ここで一休み
線路に地図を広げて
次の目的地
剣ヶ峯隧道跡をチェック
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【ご注意】

 土讃線の車両はディーゼルエンジンなのに、特に特急列車は意外なほど静かに、むしろ音もなく近付いてきます。普通列車の方が、まだ音に気付きやすいかもしれません。

 特にトンネル周辺では、線路内に立ち入っての撮影は大変危険です。気が付いたら目の前に列車が、ということも。

 くれぐれもご注意ください。



ご立派としか
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高知自動車道からも
一瞬だけ見える
MIZUNO大豊工場
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来る時には気付かなかった
巨大なスズメバチの巣
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再び鉄橋まで戻る
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向こう岸に戻ると
シュールな角度で傾いた
キロポスト
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今渡って来た廃線鉄橋と
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穴内川の対岸
旧国道32号線から見る
今くぐって来たロックシェード跡
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板木野洞門の付近で
「ゆとりすとおおとよ」方向へ左折
対岸に渡った所で駐車し
通行止めのガードレールを跨ぐ
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何やら遺構が近付いてくる
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逆光で見ると
相当くたびれているが
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振り返るとそこには
見事なロックシェード
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その先についに発見
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剣ヶ峯隧道のプレート
なぜか
剣ヶ峯と剣ヶ峰
の二重貼り
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廃線軌道跡散策の後は
日本でも珍しい鉄橋上の駅
土佐北川駅に道草
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通過する特急南風の迫力は
なかなかのもの
もし上りと下りの南風が
同時に通過したら
ホームに立っているのは
かなり怖いのでは
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土佐北川駅の全景
この橋の上に駅があるとは
行ってみないとわからない
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国道33号から
穴内川の対岸をみると
旧軌道の橋桁の跡が二つ三つ
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高速道路ができてから
あまり通らなくなった根曳峠
峠直下の見事な銀杏に送られて
高知市へ
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 あまりの冷やさに、リトルカブでの遊山はすっかりシーズンオフ。

 天敵のヘビのいないこの時期、登山にはもってこいの季節なのに、こちらも寒さに負けてズボラを決め込んでいる。

 しからばと、登山とリトルカブ以外のお気に入りのジャンル、鉄道廃線跡散策と滝めぐりの昔の画像の中から、まずは鉄道廃線跡散策をと思い立った次第。

 ここ最近、昔の記事ばかりで、どうにも気迫において不足する。「今」を書くのがブログらしい、来年こそは、野外に出かけねば。

【追伸】平成30年1月 YouTube デビュー!




by ky_kochi | 2014-12-29 13:06 | 廃線 | Trackback | Comments(3)