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茶凡遊山記

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「アトリエ四万十」のカヌレ(四万十町)

 四万十町特産の米粉と栗焼酎「ダバダ火振り」とで仕上げる、カヌレの専門店が旧窪川町にあると聞き、早速「アトリエ四万十」に立ち寄ってみた。

 フランスで10年間修業し帰国したご主人が
6年前に開業、「実家が農家なので、米で何かやりたいと思ったのがきっかけ」で考案したカヌレとのことである。

民家風の「アトリエ四万十」
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アトリエは国道56号線沿い
四万十町金上野(きんじょの)にある
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ご主人は只今配達中
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中庭もお洒落
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休憩所も設えられている
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「無手無冠(むてむか)」は
「ダバダ火振り」の醸造元
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無手無冠の前掛け
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犬走りにもカヌレ
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足元の木札に書かれた心遣い
「足元 気をつけてね」が
「足 元気をつけてね」に見え
最近の歩き不足が頭をよぎる・・
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あっという間に平らげてしまい
カヌレの写真が撮れなかったので
配達車に描かれたカヌレをどうぞ
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カヌレに添えられていたカード
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『マチボン』Vol.1
 P118~P119 に掲載あり
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 かつての窪川町、現在の四万十町は生まれ故郷で、主に小学校までを過ごした。

 海抜200mを越える台地の町で、夏は相当に暑く、冬は寒いというよりは冷(ひ)やいという表現がピッタリの町であった。

 窪川町は「霧の町」と呼ばれるほど朝夕の霧が深く、昼夜の寒暖差とも相まって独特の風味の米を育んだ。

 窪川町の西、旧大正町の栗焼酎「ダバダ火振り」とのコラボによる「アトリエ四万十」のカヌレ、おススメです。 






# by ky_kochi | 2018-04-07 10:00 | 番外編 | Trackback | Comments(0)

御在所山(旧香北町)の東の稜線

 ずいぶん昔から、気になっていた稜線がある。

 晴れた日には高知市本町にある勤務先の屋上からも良く見える「御在所山」(旧香北村)の右隣り、いかにも名のある山とお見受けする稜線がそれである。

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高知市本町から北東の方角を見ると
「御在所山」の右(東)に気になる山塊
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「剣山系」の秀峰「綱付森」に似ているが、方角的にやや無理があるとずっと思ってきた。

 今回本腰を入れて調べてみようと思い、周囲の皆さんにお聞きすると、「これは綱付森じゃね」、「これは綱付森じゃないかえ?」との声が圧倒的に多かった。

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 しかしながら、GoogleMapで自己流の測定をしても、「綱付森」(画像中央上の赤い丸)は視線の左に位置していて、高知市本町から「御在所山」(画像左下の黄色の丸)を結ぶ線上の右にはない。

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 以前「雨ケ森」で知り合った先輩に、画像を見ていただき助言を乞うと、「“おそらく”、大栃から北東に立ち上る大磯ノ平、勘定山、井地山、口西山の連なりでは?」とのこと。

出張の飛行機から注意深く観察していると
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「御在所山」稜線(画像左)の右(東)に
見覚えのある大きな山塊の稜線が!
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 出張から戻り、急ぎGoogleMapの3D画像で俯瞰すると、確かに先輩の仰る通り、あの稜線は「大磯ノ平、勘定山、井地山、口西山」の山塊のシルエットで、「大栃」から「白髪山」へと続く稜線の一部であった。


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 高知市本町から「剣山」の方向を見た時に、「御在所山」の右に見えていたのは画像右上の赤い線のシルエットで、緑の線が「大栃」から「白髪山」へと続く稜線ということになる。

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見た目は確かに似ているが
「綱付森」ではなかったことが判明した
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「俯瞰」という言葉がある
飛行機の窓から見て
ますます鳥を羨ましく思った
百聞は一見に如かずである
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 おさらいをしておこう。距離測定の白い線は、高知市本町と「御在所山」を結んだ線。

「綱付森」はこの白線の北にあり、高知市本町からは「御在所山」の東には見えないことが判る。 
 
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 やはり、先輩に教えていただいた通り、「大栃から北東に立ち上る大磯ノ平、勘定山、井地山、口西山の連なり」に間違いないと思われる。

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 遠くから見えていたシルエットも、近づくにしたがって見え方が変わり、時によっては山塊を見失うことも多い。

 ことほどさように山座の特定はむつかしいが、ましてや普段あまり登らないエリアの山座の特定はさらにむつかしい。

 最近とんと遊山から遠去かっているが、長らく疑問に思っていた山塊をじっくり調べることができた。

 が、いつまでも部屋の中でパソコンとにらめっこしていてはいけない、そろそろ春の遊山に出かけなければ。







# by ky_kochi | 2018-04-02 17:30 | 登山 | Trackback | Comments(0)

石土ノ森(土佐市)

「清滝山」の祠をあとに、「石土ノ森」山頂、さらにその先、西山麓のハングライダー基地へと向かう。

 スマホのGPSアプリに表示されている国土地理院の地図を見ても、麓から見上げる山容からも、ここから先はさほど高低差はないはず。むしろ林道のセメント舗装が膝に宜しくないのではと思いながら、「清滝山」と「石土ノ森」との間の小さな鞍部へ向けてしばしの下り。

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ここまで移動したのは
わずか「清滝寺」から「清滝山」まで
この先「石土ノ森」山頂を経て
左端の林道合流点から
「清滝寺」まで林道を歩かねば・・

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緑の線が登山道で
ハングライダー基地は地図の左
赤い線の林道を少し歩いて
やっぱり引き返した辺り
 
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「清滝山」から西に見る「石土ノ森」
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ごきげんな稜線歩きの道
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倒れかかられた木の方は
さぞ驚いたことであろう
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こちらもまもなく倒壊
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道の真ん中で用足しする習性あり
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最近の裂傷だが何があったのか・・
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すべて落葉している
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1つ目の鳥居
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「宇宙光照神道第6番聖地霊場」とある
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山頂はもう少し西にある
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歩きやすい稜線の道が続く
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実にお痛わしい
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「石土ノ森」山頂広場に到着
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手水鉢が2基
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2つ目の鳥居
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「石土ノ森」山頂(467m)
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南に土佐市の市街地
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太平洋が見えている
左中段に「仁淀川」河口
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北には四国山地の峰々が見える
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北西から順に時計回りに
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四国山地のパノラマを楽しんだ後は
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ハングライダー基地へと高度を下げる
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見事な白骨樹
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イノシシの仕業か?
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このタイプの標柱が多い
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国調が入ったもよう
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途中に北東へと分岐する道がある
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この広場から下る道が
ネットの山行記録でよく見る
北にある日高村からの道かもしれない
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下りの先に芝生の広場が見えて来た
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ハングライダー基地に到着
ここが離陸地点
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「仁淀川」河口(南東方向)
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土佐市中心地(南方向)
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土佐市蓮池(南方向)
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東に「仁淀川」を渡る高知自動車道
それでは東から順に
360°の展望をどうぞ!
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大人の基地の雰囲気
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「タバコは車で」とある
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テイクオフ・ポイントを後に
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林道を帰ろうとしたが
やっぱり最後まで稜線を歩こうとUターン
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ハングライダー基地まで引き返し
西にある駐車場スペースの奥から
少しだけ藪化した道を下る
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かつてこの山上にも柑橘畑があったのか
農業用モノレールの跡がある
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このあたりは良く刈り払われている
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後半でモノレールは左に曲がるが
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登山道の終点にある
積み降ろしの駅で合流する
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先ほど引き返した林道と合流する
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良く締まったダート
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林の中に祠がお祀りされている
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「路傍の石」ならぬ「路傍の岩」
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羊歯の群生エリア
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誰かがセメント舗装が固まる前に・・
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グッド・デザイン
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赤と緑
クリスマスのコンビネーション
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ここには♡が4つ刻まれている
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かなり高度が下がって来た
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偶然ここに落ちたものか
誰かが置いたものか・・
小枝に挟まった栗のイガ
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左上が「石土ノ森」山頂
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 たしかこの辺りかと思うが、周囲の草木は揺れていないのに、1本だけ揺れる羊歯があった。

 地形や風などの状況、植物の形状によって、しばしば見られる現象で、珍しいことではないとのこと。




なかなか変わった造形
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農業用モノレールが随所にある
土佐市は文旦の発祥の地
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こちらは年季が入っている
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土をかけてあげたくなる
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これはこれは・・
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どちらさんかな?
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最近よく見かけるので
驚かなくなったが
この慣れこそが怖ろしい
いつ踏み付けるやもしれない
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共生共存
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水槽を見つけられなかった・・
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大丈夫ですか?
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未舗装路が断然膝に優しい
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植物の蔓の巻き方向は
北半球と南半球では違うものだろうか?
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仙人が忘れたかのような立派な杖
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いったい何があったんです?
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スタジオジブリの世界
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ミニ「八十八ケ所」の案内板
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栗の木の畑の上まで降りて来た
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第26番「金剛頂寺」(土佐の国)
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第25番「津照寺」(土佐の国)
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「清滝寺」前からの道との三差路に
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「てっぺんへ」の案内板がある
昔に来た記憶がある登山口を
きちんと見に行っておこう
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途中にある「閼伽井の泉」には
弘法大師の伝説が残っている
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1本は自由に使える
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麓への給水用であろうか
沢山のパイプが設置されている
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右にあるのは剥がれた木肌
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簡単には倒れない
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急峻な山肌に張り付く文旦畑
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ご立派としか言いようがない
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見覚えのある杉木立ち
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1本は途中でぐるりと1回転
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左手に登山口が見える
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確かに登山口へ来たことは思い出した
途中までは登ったように思うが
画像が1枚も残っていない
記憶はあてにならないことがよく分かった
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地理院地図に236mと記載された
小高い丘を思い出した
登山口の先の三差路を右に進む
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少し歩くと右上に作業道が現れる
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城山の跡であったかのような石垣
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小高い丘は
良く手入れされたミカン畑になっていた
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なかなか丹精込められている
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今日歩いて来た稜線が
西の方向へと続いている
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海抜236mの表示の場所は大岩の上
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地球の皺が岩に刻まれている(中央)
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古木の根元に数か所あった緑色の円
これはカビの仲間であろうか?
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展望がよくきくヘアピングカーブ
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イノシシの捕獲檻が置かれている
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「清滝山」(手前)の先に
「石土ノ森」を見ながら下山
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眼下に「清滝寺」の大屋根が見える
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ミカンの木に散水するスプリンクラー
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農業用モノレールがなければ
急斜面での農業はとても無理
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見事な石垣の擁壁
昔から土佐市には
優れた石工さんが多いという
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「清滝寺」前へと下る道の分岐
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第24番「最御崎寺」(土佐の国)
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子供の頃に
近所のお兄さん達が熱中していた
メジロ
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第23番「薬王寺」(阿波の国)
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第22番「平等寺」(阿波の国)
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第21番「太龍寺」(阿波の国)
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少しだけ林道を遠回りして
「清滝寺」の西から帰ることに
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黄色の花を見かけだすと春
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暖かそうなフット・カバー
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「清滝寺」の裏手に到着
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本堂と大師堂
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尾賓頭盧(おびんずる)さま
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厄除け薬師如来像の高さは15m
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薬師如来像の台座の下は
「戒壇巡り」となっている
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山上の寺だけに
火の用心には細心の気配り
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【画像は平成25年に撮影したものです】

 華麗なテイクオフの様子をどうぞ!
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「清滝寺」周辺のミニ「八十八ケ所」では、この日は主に土佐の霊場と、阿波と伊予の一部の霊場だけしか見ることができなかった。いつもの事ながら後の後悔先に立たずであるが、もう少し予習をしてから歩くべきであった。

 登ったつもりでいた山が、それも2つの山ともに、完全な記憶違いだったという事がわかり、これではこの先思いやられるとつくづく痛感した次第。

 昨日の事さえ思い出せなくなっている、5年前の事ともなればいたしかたない、そう思ってしまってはお終い、まだ諦めてはいけない今のうちに何とかせねば。









# by ky_kochi | 2018-02-17 11:00 | 登山 | Trackback | Comments(0)