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茶凡遊山記

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城ケ森(高知市)

 土佐の奥山には、「子に高山の陽を見せ(る)な」という言い伝えがある。高い山にいるといつまでも陽が高く思えるが、山里の陽はあっという間に沈むことから、いつまでも高い山で遊んでいてはいけないという戒めである。

 秋の陽は釣瓶落とし、あっという間に日が暮れる。午後にぽっかりできた3時間、夏によく夕涼みに行く「城ケ森」をめざし「銀号」に飛び乗った。

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「城ケ森」(左下)の帰りに
「吉井」(中央上)に寄り道
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庭の火鉢にも紅葉の兆し
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こちらは緑の葉に小さな赤い実
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高知自動車道の「宗安寺跨道橋」越しに
右奥「敷ノ山」の奥に「雪光山」
「城ケ森」の山頂は左隅に見えている
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数本の木が立っている
一番高い場所が「城ケ森」の山頂
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「良心市」
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右手前に真ん丸に見える
「尾立(ひじ)」の大樟
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こりゃ夏は涼しかろ
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「鴻ノ森」上空に飛行機雲
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「城ケ森」までの道中ご案内は、2015年6月の夕涼みの記事をご覧下さい。


それでは出発進行
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県庁所在地を流れる川としては
超一級の水質を誇る「鏡川」
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飛び込みたい気持ちはわかる
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これから登る「城ケ森」(中央奥)
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かつての土佐郡には16もの村が
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ここを左下へ
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あの向こうには何が・・
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随所に独特の道案内がある
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右へ右へという感じ
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広い駐車スペースもある
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左折すると「城ケ森」山頂
右折すると「長畝峠」
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山頂直下の広場
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少し荒れている印象
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秋にしては藪が・・
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すぐに山頂に到着
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高知市を南東方向に一望
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「工石山」(北北東)
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「鴻ノ森」(東)
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北北西の方向に
台形状の「敷ノ山」左に
三角錐の秀峰「雪光山」
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高知市街をズームアップ
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山麓に広がるショウガ畑
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駐車スペース前を南進すると
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「土佐の雪道」の「長畝峠」分岐に
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「長畝峠」
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「土佐の雪道」の碑
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「行川学園」正門
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手前は畑で向こうは「鏡川」
パッと見ではどこまでが畑で
どこからが川かわからない
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この高さのカーブミラーが多い
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「ここをコンクリートにして下さい」
地図に直接書かれた嘆願書
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現在は飛び込み禁止となっている
「行川(なめかわ)」の「お化け岩」
一番上は7mはあるのでは?
一度だけ立ってはみたが
とても飛び込めなかった
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今日は初めて「吉井」集落へ
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空も高い
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「神明宮」が見えてきた
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大正十三年と刻まれている
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苔さんですろうか
茸さんですろうか
黴さんですろうか
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北隣の「針原」集落への道案内を辿る
「鏡川」の上流の道路は網の目状だけに
道案内がとても充実していて
登山や滝巡りで何度も訪れたが
およそ道に迷ったということがない
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ミカン畑の広い場所が
「針原」への峠になる
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実に丹精込められている
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さらに西へと進む
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はるか南西に「城ケ森」
山頂の木々が小さく見えている
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南東を振り返ると高知市街
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山上にも交差点はある
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左折すると行き止まり
眼下に「行川」集落が見える
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右折すると三差路に突き当たり
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右に下ると「針原」集落
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左に下ると「行川学園」
本日はここでUターン
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「神明宮」越しに見る「城ケ森」
ここからだと
山頂の木々もはっきりと見える
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なかなか良(え)いですやいか
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お見事としか言いようがない
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ここにもこの位置にカーブミラー
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通学路の注意標識がとても多い
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大型トラックのバックミラー
捨てればゴミだが使えば資源
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「城ケ森」に来たのには理由があって、麓の畑を借りて家庭菜園をしている先輩に会うためであった。平成9年であったと記憶するが、勤務先の事務所移転で知り合ったこの先輩は、海山川、アウトドアのスペシャリスト。先輩たちが運営していた親子キャンプや林業体験のスタッフの一員に加えていただいてからというもの、それまでのいわばオタク的なアウトドアマニア生活が一変したことであった。

 今日も、普通に畑で会えるだろうと出かけたところ、作業小屋はなく、畑もすっかり片付いていた。農作業の帰り支度をしていた女性にお聞きすると、「齢(とし)もいってここまで通うのが・・、自宅近くに菜園が借りられたので・・、ということもあって、ここは引き払われたみたいです。畑はそれはきれいに作るし、私らあも気軽に話ができてなんと良(え)い人じゃったに・・」と、心底残念がっておられた。

 公私にわたりずっとお世話になりっぱなしのこの先輩は、気は優しくて力持ち、元気の塊みたいなかたで、内臓がブリキでできているかのように酒の強いかたでもあった。よもや体調を崩されたのではないと思うが、明日にでも電話してみよう。



 






# by ky_kochi | 2018-11-11 13:00 | 登山 | Trackback | Comments(0)

法印山(須崎市)

「法印山」は、須崎市野見漁港の北、推定樹齢2000年の楠で知られる須崎市「大谷」地区の背後にあり、平成26年の夏には山頂付近で、旧日本海軍のレーダー基地跡が発見された。

 太平洋戦争末期に海上の敵艦船を探知するために作られたというからには、きっと視界が開けた場所に違いないと、長い間ずっと気になっていた山の一つである。

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尾根道をアップダウンの繰り返し
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須崎市押岡で
県道23号線から南へ分岐し
「法印山トンネル」手前で作業道へ
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登山口から山頂へは片道約30分ほど
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国道56号線「仁淀川大橋」の西岸に
これまた気になっている巨木がある
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生コン工場の背後の山に
遠目にも大きい巨木が見える
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2本並んでいるように見える巨木
どなたかご存知ありませんか?
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須崎市に入ると左手に
「大阪セメント」工場群が見えてくる
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 ヤマサキYショップ 須崎南店で食料を調達、「法印山」にお詳しい店長さんに現地情報を教えていただいた。

「法印山」は
中央右のピークの向こう側
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県道23号線から
「大谷ふるさと農道」へと分岐
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カッコ書きに「野見サンロード」とある
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そのまま約200mほど進み
右手の集落へと入る道に分岐
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ご機嫌な林道を登って行く
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終点まで舗装されていて
離合にもさほど苦労しない
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右手にNTTの施設が現れて
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さらに進むと
再びNTTの施設に突き当たる
「法印山」への尾根道は
この施設の南側から東へと続いている
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右上にさらに切り返していくと
地元テレビ4局の施設に突き当たる
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その左上にももう一つ
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NTTの施設がある
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ここからだと「八坂峰」も目と鼻の先
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それでは下の登山口へ戻ろう
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「法印山」の登山口
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尾根道の北側には視界がほとんどない
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随所にこの道標がある
それでは豊かな植生をどうぞ
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ん?
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イノシシの仕業に違いない
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何を見てもヘビに見える
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葉に付いた泥もおそらくイノシシ
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折れ落ちた枝葉の通せんぼ
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この赤はヤッケの赤色の反射
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ここ掘れワンワン
木が倒(かや)って矢印が下向きに
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時折見かける束状の竹
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檜の白骨樹もある
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かなり近づいてきた
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北側の木々の隙間に須崎市街
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元からこうだったのか
誰かが突っ込んだのか
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この山にはイノシシが多い
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「法印山」山頂280mに到着
 (二等三角点「船浦」)
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「野見湾」を俯瞰できるはずだが・・

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南側も木々が茂っていて
あまり眺望がきかない
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右が戸島(へしま)で対岸左が「中ノ島」
手前の半島の突端が「大長岬」
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養殖イカダが浮かんでいる
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トンビが2羽眼前に飛来したが
近くで見るとかなり大きい
幼児ぐらいなら
掴み上げるのではあるまいか
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木に登ると南西にそこそこの視界
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山頂広場はゆったりしているが
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北側の斜面は急傾斜
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 旧日本海軍の遺構は山頂のもう少し東にあって、そこで発見されたレーダーの一部であるパネルは、「他に所蔵例がない一級の史料」だという。

 数年前に、「法印山」の南西にある「海蔵寺山」の西端「山崎鼻」に、太平洋戦争の遺構を訪ねたことがあった。それらも、そしてこれから行く「法印山」のレーダー基地跡も、旧日本海軍が須崎市に配置した「第23突撃隊」基地の遺構であることを今回初めて知った。 

2つの矢印の間を東へ進む
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ほおぉ
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もしや?と思ったが
ここではない
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なかなか行き当たらない
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それらしき場所がなく
引き返そうとしたその時
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右後方に張られている
赤いビニール紐の下をくぐると
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直径数メートルの大穴の底に
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レーダー基地の基礎部分
6角形のコンクリートを発見
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見えたように写すのはむつかしい
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傍らの木はお伝えしやすいが
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遺構をお分かりいただけるかどうか・・
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遺構の正面は太平洋
海の向こうはアメリカ
草木がなければ
たしかに眺望は良好
敵艦船探知場所にはうってつけ
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今日の山行の目当ても達成!
再びビニール紐をくぐり尾根道へ
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帰りの尾根道背後からの遺構
ふがいないことに
往きには全く気付かなかった
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では山頂に戻ってランチにしよう
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南側の藪が薄いので
無理やり分け入ってみると
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こちらのほうが山頂より視界が良好
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木に登るとさらにグッド!
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おおぉっ
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なかなか良(え)いですやいか
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んっ?足元がおかしい・・
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いかんっ
山靴が自重のせいで
がっちり木に挟まってしまった
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捏ねても余計に締まるだけ
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おおの痛いじゃいかっ
悪戦苦闘の末にようやく脱出
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北側に「蟠蛇森(ばんだがもり)」が見える
「蛇」が「蟠(わだかま)」る森・・
  ひいぃっ
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いつものように
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三角点をテーブルに拝借
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しばし杖も休めよう
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枯れ枝の上をトカゲが匍匐前進
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どりゃそろそろ往(い)んでみろうか
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こんな所(く)へ石を挟んだがは誰?
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おたくさんはどちらさんかな?
カビですか?コケですか?
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「住友大阪セメント」の工場施設が
はるか眼下に霞んで見える
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矢印の向きの使い分けがお見事
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ところどころ紅葉している
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尾根道一番の
ヤブ漕ぎならぬシダ漕ぎ
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何という名前の竹じゃろう?
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たしかここだったと思うが
足元に
赤と黄の標柱がある分岐に注意
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左手には進入禁止のビニール紐
右手には右下へと誘導する矢印
どうせその先で合流するだろうと
右下への矢印に進んでみたら
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地図のやや左にある
二手に分かれた歩行ルート
往きは南(下)側を東進したが
帰りは北(上)側を西進したもよう
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どうやらこの北側のルートは
「押岡」地区への里道へのバイパスで
登山口へ戻る道ではなかった
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道はどんどん下り始め
これは来た時の道とは違うぞと
だんだん不安になっていたら
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あな嬉しや
降り立った先には登りの踏み跡

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これまたうまくお伝え出来ないが
この登り坂が存外ときつい
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左上を見やれば
先ほどの分岐からの
緩やかな尾根道が
ゆるゆると下ってきている
そうじゃ
あの道を戻んてこんといかざった
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ようやく尾根道に取り付き一安心
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振り返れば
谷底から這い上がってきた感じだが
せっかく尾根に取り付いたのに
すぐに右折して行き止まり
正しくは左折であった
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見覚えのある2本の木の前に
ようやく復帰でき
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振り返れば
往きはなんの疑いもなくここを右
左下に先ほどの大きな鞍部を
見降ろしながら歩いたのに・・
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イノシシの糞に残っていた
植物の種が
雨で流れず残ったものか?
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猪が通った後の羊歯
泥がついた羊歯にはダニがいる
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この山にはとても羊歯が多い
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GPSでは一番右のピークを
「法印山」の山頂だと指しているが
とてもあんなところまで
行っていたとは思えない
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無事に登山口に戻って来られた
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待機中の「銀号」
タイヤを交換して快適そのもの
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作業道に群生していた花
表情豊かだったのでつい
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県道23号線に戻ってきた
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「住友大阪セメント」の高知工場には
今を去ること半世紀も前
小学校の社会科見学で
汽車に乗ってきたことがある
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工場施設のあまりの大きさに
ずいぶん驚いたことだったが
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今見てもその大きさに圧倒される
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同社唯一の日本国内の輸出拠点とのこと
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青信号に変わるまでの秒数が
四角の小窓に表示されるが
3、2、1、の後は
「0」なのか「GO」なのか?
見たことがないのでわからない
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 GoogleMapの航空写真で見ると、「法印山トンネル」を抜けた先の「大谷」から、「法印山」の南東裾へと続く林道が見えていて、1/25000地図にも道を連想させる線が記されている。

 今日の登山ルートでは、「野見湾」の視界が期待薄との情報を耳にしていたことと、こちらの林道からの方が、もう一つ東の「久通(くつう)」漁港への海岸線の視界があるのではと勝手に想像し、まだ見ぬ林道の方から行ってみようと心積もりをしていた。

 が、須崎市在住の知人も、今朝のコンビニ店長さんも、そこには小生が勝手に思い描いている道はない、とのお話だった。郷に入りては郷に従え、はよく理解しているつもりであるが、GoogleMapに映っていることは間違いない。

 店長さんに助言をいただいたことで、旧日本海軍の遺構にも辿り着くことができたし、これ以上は贅沢かと思うが、やっぱりどうも気になって仕方ない。やっぱり行かねば、もう一度行っておかねば。




# by ky_kochi | 2018-11-04 10:00 | 登山 | Trackback | Comments(4)

下瀬戸の桂(土佐町)

【訂正とお詫び】

 この記事を掲載した当初、ウエブサイト『れいほく紀行』で見た「下瀬戸の桂」、と間違って記述していたことのご指摘をいただき、本文を訂正しました。

『れいほく紀行』のYoutube動画で紹介されている、妻「かえで」と養女「お藤」と中睦まじく暮らす「桂」の巨木は「南川の桂」で、「下瀬戸」ではなく「南川」にあるとのことです。


 今年8月、「下瀬戸の桂」(土佐町下瀬戸)の巨木に会いに行ったものの、予習不足の上に、数少ないガイドブックを斜め読みして、谷の左右を反対に思い込んで入山するという大失態。

 前回は虻の大群の手厚いもてなしも受け、ほうほうの態で退散したが、最近すっかり涼しくなりもう虻はいないはず。いくら近頃は踏み跡が見えないといえども、林道入口から徒歩10分とある。小一時間も這い回ればそのうち会えるだろうと、一念発起早起きして高知市を出発した。

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【ご注意】

 現地の歩道は踏み跡も薄れ、場所によっては崩落している箇所もありやや危険です。入山される場合は、万全の準備と、現地を知るかたの同行をご検討下さい。


 土佐町南川出身の中澤良太郎氏がウエブサイトに寄稿された「南川の桂」は、樹齢600~700年、寛永元(1624)年に二条城・大坂城普請用として献上され、瀬戸川から吉野川そして阿波徳島から大坂へと旅立った3本の大杉の仲立ちで、妻「かえで」を娶り、養女「お藤」と3人で今も仲睦まじく暮らしているという。

 中澤氏ご本人が登場するYouTubeの動画では、この地の焼畑農業の関連など、興味深いお話が紹介されている。「南川の桂」の巨木はもちろんだが、とてつもなく巨大な藤の葛、養女の「お藤」さんを是非とも見てみたい。


「アメガエリの滝」を散策して「下瀬戸」へ
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「下瀬戸の桂」に到達するまでのログ
右上端でウロウロしてる辺りが「桂」の巨木
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いったんGPS追跡を切って
下山路のみを追跡したログ
往路と復路が微妙に違う
当の本人は
同じ道だと思って歩いてきたのだが・・
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「下瀬戸」までのルートはこちらをどうぞ
「黒丸」集落の入口の橋の少し下流
「瀬戸川」に架かる小さな滝
滝の名前を昔教わったが忘れてしまった
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「瀬戸川」が「早明浦ダム湖」へと下る
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上流(「黒丸」)側を振り返る
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夏はもっと翠色になる気がするが・・
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今日はやや色合いがくすんでいる
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この橋を渡ってから右上が「下瀬戸」
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ここでいったん「瀬戸川」とはお別れ
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橋を渡った先から見た「下瀬戸」分岐
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民家が切れる先の小橋で右折登攀
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やがて左手に谷がある右カーブに到着
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カーブの右下のこの木が目印
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小さな谷の左岸が歩道の入口
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足元には伏せられたままの案内板
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すぐ正面で左右に谷が枝分かれしている
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合流点は苔むしている
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1つだけ赤テープが木に巻かれている
この日見つけた目印はこの1つだけ
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前回の轍を踏んではならない
正面の急坂はひとまず駆け上がる
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この辺りにはまだ踏み跡がある
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いくつか左の谷への横道がある
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登山口から等高線で3つ上あたり
後で気付くことになるのだが
この辺で左の谷へと分岐するのが正解
登り始めてまだ数分しかたっていない
ここではなかろうというのが
いつもながらの一人勝手な思い込み
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今に思えば
この辺りで左の横道だったような気がする
踏み跡もしっかりしている
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たしか復路でも
この特徴的な木の上へ帰って来たような・・
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まだこんな麓ではないはずと
上へ上へと歩を進める
馬鹿と煙は何とやら
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数本の大木が立つ畝に出た辺りで
いくら周囲を見渡しても
それらしき樹影は見えぬ
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ついにそれ以上の登攀を断念
今度は右への踏み跡を探しながら下山
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これは食べれるろうか
妙に腹が減ってきた
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先ほどの畝に出て小休止
喉が渇いたので給水
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ここにも一つ右への踏み跡が
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いかんっ
ここも様子が違う
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クマザサが茂ってきたので引き返し
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右往左往
山道でGPSを見ながら
ロイロイ(「うろうろ」の土佐弁)
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存外たぐすなっちょりますが
ルーズ・ソックスですかの?
なかなかタルんじょりますな

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まずはあの尾根まで這い上がらねば
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こりゃあだいぶ降りてきて仕舞うたが・・
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キノコもさっぱり解らない
食べれそうでもあり
毒がありそうでもあり
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一番下の右への横道に賭けてみるか・・
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うん?
なにか良い感じになってきたような・・
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手招きしてくれているような倒木
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左手の谷に下りてきた
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おおっ、あれに見えるは!
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こんな低地にあったとは・・
単に「左の川原へ」でないのは
谷沿いの道が一部崖になっているためか?
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想像していた立ち姿よりは
本数が減っている印象
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北側は大きな洞(うろ)になっている
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文字が判読できないが
かろうじて杭が残っている
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左側の何本かが
消失しているように思われる
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周囲には植林が多い
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細い葛も見えていて
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谷には巨木が倒れているが
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動画で見た
大きな「お藤」さんの姿がないと
ずっと思っていたところ
動画の「桂」の巨木は
別の「桂」であるとのご連絡をいただいた
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それでは現場からお届けしよう


今日はなかなか山中を彷徨った

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南側から見るとかなり背が高い

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傍らにはぼっちりのモミの木
クリスマスも近い
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威風堂々
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左が細君の「楓」殿かと勝手に思っていた
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養女の「お藤」殿の姿がないはずであった
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「子に高山の陽を見せ(る)な」
山の日暮れは早い
まだ3時にもならないが
そろそろおいとまいたしましょう
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来た道を帰っているつもりだが
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来た時は平気だったが
帰りは少し歩きづらく
崩落個所を避けるはめに
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うんうん見覚えありますぞ
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ここいら辺で尾根に戻っておかねば
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やあ
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紫の花はよく映える
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ありゃ存外と尾根までが遠い
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踏み跡が下にあることに気付くが
今さら下るのも片腹痛し
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この木から谷の左手だったか・・
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この木も目印になりそう
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登山口から3本目の等高線付近で
左下に谷を見ながらの分岐か?
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この木も良い目印
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「桂」への分岐であろう地点に戻った
下山のみのGPSも同じ地点を指している
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2本の大木の間に特徴ある白い木も目印
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ここから谷へと急降下
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海ブドウのようで美味しそう
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なかなか勾配が早い
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仲良き事は美しき哉
子供が2人並んで座っているように見える
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この日1つだけ目にした赤テープ
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ただの河原に見えるが
結構な水量の水が流れている
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入口にあった看板を裏返してみる
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徒歩5分とある
遊歩道の位置さえ正しく解れば
きっとそんなところであろう
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「桂」の木までの道は不明瞭で
一部は崩落している
初めてのかたが入り込まないよう
元通りにしておこう
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林道の上の方にご機嫌な眺め
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周辺はゼンマイの名産地
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林道はやがて広場で行き止まりとなる
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路傍にたくさん咲いている
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山上には意外な空間が広がっている
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秋のゼンマイ畑
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さてそれではいよいよ下山を開始
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北側に視界が広く開けている
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なかなか風情がある
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老兵のカーブミラー支柱に敬礼
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「下瀬戸の桂」への入口を通過
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再び「瀬戸川」に出て
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いったん「黒丸」方向へ遡る
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先輩からの言い伝えを記すとある
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上流側が「黄玉淵」
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案内板を設置されたかたの先輩は
なかなかユーモアに富んだかたかと
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下流側が「金着ぼほ淵」とある
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「アメガエリの滝」への分岐から
県道6号線に戻り
「芥川川」に沿って遡上する
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ここにも「瀬戸川グリーン」
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残念ながら陽が翳っている
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水が流れていることに気付かないぐらい
とてもよく澄み切っている
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「芥川林道」との分岐
林道は直進だが
県道6号線は左折登攀
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「クロマル」「芥川」とある
マニアにはたまりませんな
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ここはかなり鬱蒼としていたが・・
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鞍部の土佐町と高知市との境界の峠は
「赤良木(あからぎ)峠」
左が「三辻山」で右が「工石山」
これから峠まで登りつめ
高知市へと高度を下げていく
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酷道439号線「地蔵寺」から
県道16号線「大峠」までは
急坂を登りショートカットする
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「赤良木隧道」南口の
このエリアのベースキャンプ地
「工石山直販所」に立ち寄り
おでんと山菜そばで遅めの昼食
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「小坂峠」から見る高知市街
右上奥に「浦戸湾」が見えている
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所々狭かった県道16号線では
拡幅工事が続いている
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 山中を小一時間ほど這い回り、今日もだめだったかと半ばあきらめかけた頃、上流に岩のような「桂」の大木を目にした時には思わず歓喜の声がでた。

 五十肩の真っ最中に落ち葉の山で滑り落ちそうになり、思わず痛い方の腕で傍らの木を掴んだ時の、ガ行の素っ頓狂な悲鳴とは違い、最後は「おぉ~」で終わる喜びの声が誰もいない山に響き渡った。





# by ky_kochi | 2018-10-27 12:00 | リトルカブ