ブログトップ

茶凡遊山記

chabon.exblog.jp

梶ケ森(大豊町)~往路~

 高校のお別れ遠足は、大豊町の霊峰「梶ケ森(かじがもり)」であった。男女共学で全7クラスあったが、このコースを選択したのはそのうち2クラスのみ。理系で女子が少なく、総勢約120名のうち女子は10名足らず。

 一行は夜も明けきらぬ高知駅発の始発普通列車に乗り、登山口のある豊永駅で下車。4時間近くかけて登頂し、大田口駅に下山するという、この山の古典的なルートを辿った。

 この山にはいくつもの登山ルートがあり、その後も何度となく登ったが、「定福寺奥之院」の南西にある「真名井の滝」までは行ったことはあったけれども、その先の「天狗の鼻」を経由して山頂へ登ったことはなかったことをふと思い出し、本日の山行となった次第。

f0308898_10300902.jpg
往路は駐車場から
「龍王の滝」→「定福寺奥之院」
→「真名井の滝」→「天狗の鼻」
→「梶ケ森山頂」
f0308898_10003196.png
「龍王の滝」駐車場あたりから
前日に降ったと思われる雪が残る
f0308898_10020061.jpg
f0308898_10020992.jpg
先客があるので雪道でも踏み跡を追える
f0308898_10021799.jpg
樹氷が見られそうな予感
f0308898_10022674.jpg
f0308898_10023448.jpg
f0308898_10024511.jpg
これを渡れということですかな?
f0308898_10025477.jpg
f0308898_10030377.jpg
f0308898_10031284.jpg
f0308898_10032239.jpg
f0308898_10033091.jpg
日本の滝百選の一つ「龍王の滝」に到着
f0308898_10033937.jpg
f0308898_10034941.jpg
f0308898_10035831.jpg
f0308898_10040678.jpg
f0308898_10041687.jpg
「ゴロゴロ八丁」にある「御影堂」も
本日のメインエベントの一つだったが・・
f0308898_10042452.jpg
f0308898_10043496.jpg
f0308898_10044361.jpg
あの先が滝壺の上部だが
右側が絶壁であるうえに雪もあり
とてもこの先へは進めない
f0308898_10045172.jpg
f0308898_10050159.jpg
f0308898_10051257.jpg
こんな小さい谷にアマゴがいるとは
f0308898_10052333.jpg
f0308898_10053423.jpg
f0308898_10054270.jpg
こちらは植生保護の説明書き
f0308898_10055003.jpg
こちらはシカ食害の説明書き
f0308898_10055970.jpg
f0308898_10072130.jpg
「定福寺奥之院」の境内に入った
f0308898_10073033.jpg
おいたわしい
f0308898_10074156.jpg
奥之院というからには麓には



いつの間にか新調されている
f0308898_10075288.jpg
「真名井の滝」と「天狗の鼻」を経由して
山頂へと向かうAコース(緑色)を行く
f0308898_10080053.jpg
山中のいたるところに道標がある
f0308898_10081127.jpg
f0308898_10082224.jpg
「通夜堂」の離れにはお風呂も
f0308898_10083405.jpg
「通夜堂」から見上げる「護摩堂」
と書いてはみたが
「護摩堂」を「観音堂」と
「御影堂」を「護摩堂」と
表現している記述も時折みかける
どちらが正しいのかわからない

f0308898_10084203.jpg
f0308898_10085497.jpg
零度を指しているがそれほど寒くない
f0308898_10090124.jpg
「頂上に至るゆるやかな道」とある
期せずしてこの道を下山してくることに
f0308898_10090911.jpg
f0308898_10091978.jpg
「護摩堂」にて安全祈願
f0308898_10093249.jpg
「十一面観音菩薩」様がござっしゃる
f0308898_10094395.jpg
「通夜堂」への内階段
f0308898_10095147.jpg
それではいざ登攀開始
f0308898_10100123.jpg
f0308898_10101017.jpg
f0308898_10102119.jpg
f0308898_10103464.jpg
f0308898_10204038.jpg
f0308898_10204967.jpg
「真名井の滝」に到着
f0308898_10205978.jpg
f0308898_10210895.jpg
「不動明王」が鎮座
f0308898_10211717.jpg
「不動明王」の先に鉄製の階段が見える
f0308898_10212624.jpg
あの赤い階段だけなら簡単だが
f0308898_10214205.jpg
昔はこの鎖を頼りに攀じ登っていたという
f0308898_10215510.jpg
中間の踊り場がないと少し怖い
f0308898_10220388.jpg
登り切ると小さな滝がある
f0308898_10221499.jpg
苦手な人は振り返ってはいけない
f0308898_10222296.jpg
まだまだ鉄製の階段は続く
f0308898_10223393.jpg
階段が付く前の梯子が残っている
f0308898_10224505.jpg
北に視界が広がる
f0308898_10225534.jpg
f0308898_10230453.jpg
f0308898_10231351.jpg
f0308898_10232463.jpg
「シャクナゲの森」に到着
f0308898_10233283.jpg
立派な東屋がある
f0308898_10234138.jpg
この雪は払いのける気にならない
f0308898_10244965.jpg
トイレもある
f0308898_10245820.jpg
f0308898_10250850.jpg
f0308898_10251749.jpg
f0308898_10252705.jpg
伝説上の生き物が
山頂を案内してくれているように見える
f0308898_10254307.jpg
f0308898_10255433.jpg
700段目
f0308898_10260266.jpg
f0308898_10261350.jpg
f0308898_10262134.jpg
f0308898_10263065.jpg
こちらは2匹のリスに見える
f0308898_10263991.jpg
f0308898_10264907.jpg
f0308898_10265958.jpg
f0308898_10270767.jpg
f0308898_10271531.jpg
f0308898_10272456.jpg
800段目
f0308898_10273609.jpg
f0308898_10280686.jpg
f0308898_10281696.jpg
f0308898_10282631.jpg
シカの食害はますます深刻
f0308898_10283403.jpg
徳島との県境「剣山系」とは地続き
シカがここまで遠征してきても
不思議はないが・・
f0308898_10284325.jpg
900段目
f0308898_10285362.jpg
「山荘梶ケ森」が見え始める
f0308898_10290210.jpg
f0308898_10291125.jpg
1000段目
f0308898_10292082.jpg
「天狗の鼻」から見る「梶ケ森」山頂
鎮座するのは「大日如来像」
f0308898_10293114.jpg
この時期に樹氷とはラッキー
f0308898_10294817.jpg
手をのばせば届く距離
f0308898_10300064.jpg
眼福をありがとうございます
f0308898_10300902.jpg
判りづらいがここは「天狗の鼻」の突端
切り立った絶壁になっていて足が竦む
f0308898_10305309.jpg
地理院地図にはないがこの基準点は?
f0308898_10310251.jpg
「大日如来像」の向いている先は
四国霊場第28番札所「大日寺」よりは
やや東に思える
f0308898_10311263.jpg
キャンプ場を見下ろす
f0308898_10312320.jpg
台座の下に鳥の卵かと思ったら
f0308898_10313507.jpg
子安貝の貝殻が埋め込まれている
f0308898_10314442.jpg
いいね!
f0308898_10315237.jpg
f0308898_10325643.jpg
f0308898_10330470.jpg
f0308898_10331251.jpg
f0308898_10332003.jpg
f0308898_10332923.jpg
越えてきた「天狗の鼻」
f0308898_10333720.jpg
f0308898_10334644.jpg
1200段目
(1100段目は撮り損ねた)
f0308898_10340870.jpg
登山道は車道と2度交差する
f0308898_10342809.jpg
「天狗の鼻」(左)とキャンプ場
f0308898_10343529.jpg
1250段目
f0308898_10344758.jpg
ひっきりなしに航空機が通過する
f0308898_10345656.jpg
2度目の車道との交差
f0308898_10350417.jpg
1300段目
f0308898_10351218.jpg
シカのフンはビー玉ぐらい
f0308898_10352490.jpg
1350段目
山頂へのカウントダウン開始
f0308898_10353929.jpg
「梶ケ森」山頂に到着
f0308898_10355297.jpg
雪だるまの出迎えを受ける
f0308898_10360082.jpg
山頂から西の展望
f0308898_10361122.jpg
f0308898_10361828.jpg
f0308898_10362869.jpg
「虚空蔵菩薩」が鎮座
須崎市・土佐市・佐川町の境界に立つ
「虚空蔵山」を向いているかと思ったが
「石鎚山」(愛媛県)の方角に近い
f0308898_10363915.jpg
錠前代わりの木の枝
f0308898_10364848.jpg
それでは北から時計回りに
f0308898_10365705.jpg
f0308898_10370508.jpg
f0308898_10371572.jpg
f0308898_10372516.jpg
f0308898_10373561.jpg
f0308898_10374701.jpg
f0308898_10375672.jpg
f0308898_10380556.jpg
f0308898_10382602.jpg
f0308898_10383847.jpg
一等三角点「大兀森」1399.81m
貸切状態の山頂広場
今日は広いテーブルで昼食
f0308898_10384835.jpg

 変わった葉の形が特徴である「梶の木」に由来する山名かと思い、登山道で行き会った地元の御夫人に「この山には梶の木が多いがですか?」とお聞きすると、

「弘法大師さんが修行をなさったお山ですきに、加持ケ峰と言いよったがですと。この辺りは定福寺を中心に昔から神信心に篤い土地ですけに、加持祈祷の加持の当て字が梶とも聞いちょります」

とのことであった。

 今日初めて「真名井の滝」経由で登ってみたが、「定福寺奥之院」や「御影堂」、「真名井の滝」や「天狗の鼻」に鎮座する石像、「梶ケ森」はたしかに「加持ケ森」であった。



# by ky_kochi | 2019-03-24 10:00 | 登山 | Trackback | Comments(0)

鏡ダム(高知市)

 高知市の水がめ「鏡ダム」周辺が、パステルカラーに彩られる時季になった。

 やや雲の多い空模様ではあるが、草花の色が十二分に補ってくれることを期待して、「銀号」での久し振りのロングランに出かけてみた。
f0308898_20163220.jpg
f0308898_20164759.jpg
「鏡川」の本流は旧鏡村「川口」で
西(左)からの支流と合流する
f0308898_20165673.jpg
f0308898_20180541.jpg
f0308898_20170643.jpg

 職場の近くに、会合の0次会や仕事帰りに、1人でふらりと立ち寄る小料理屋がある。母娘二人で切り盛りするこのお店は、数年前に先輩に教えていただいた店である。

 一たびカウンター席に座れば、袖振り合うも多生の縁、躓く石も縁の端、このお店に通い始めてから、たくさんの素晴らしい御常連さん達と知り合いになれた。

 仕事が心労(しんど)かった時期など、大女将と若女将のご親切にどれほど心励まされたことか計り知れない。

 先日、大女将の御主人様の訃報に接した。お目にかかったことはなかったが,そのお人柄は若女将からも聞かせていただいていた。謹んでご冥福をお祈りしたい。

 春生まれのお父上は、桜をはじめ花が大好きだったとお聞きした。全国から桜の開花ニュースが届くこの時季、鏡川上流の里山の春をお届けしたい。


「鏡川」支流の一つ「吉原川」を遡上
f0308898_20590916.jpg
f0308898_20592024.jpg
f0308898_20592901.jpg
f0308898_20593949.jpg
f0308898_20594842.jpg
f0308898_21000003.jpg
f0308898_21000961.jpg
「鏡ダム」に戻ってきた
f0308898_20214643.jpg
「ちょっとみひろば」は
桜のお花見の名所
f0308898_20233741.jpg
f0308898_20235090.jpg
f0308898_20241280.jpg
f0308898_20243442.jpg
f0308898_20245734.jpg
f0308898_20251389.jpg
f0308898_20274533.jpg
f0308898_21203986.jpg
そんなに離れて咲かずとも
f0308898_20282592.jpg
f0308898_20284551.jpg
f0308898_20290741.jpg
おやっ
f0308898_20294785.jpg
f0308898_20300348.jpg
f0308898_20305688.jpg
f0308898_20310932.jpg
f0308898_20312595.jpg
f0308898_20313522.jpg
f0308898_20314511.jpg
f0308898_20315701.jpg
俳句が盛んな土地柄
f0308898_20324374.jpg
「ちょっとみひろば」の一段上を進むと
さらに「鏡ダム」に接近することができる
f0308898_20330578.jpg
f0308898_20331942.jpg
たしか昔は植栽で文字が書かれていた
当時の楷書は今や草書になっている
f0308898_20454687.jpg
台風の時はこの堰を濁流が越えて行く
f0308898_20334787.jpg
「鏡小学校」への道は2つあるが
どちらもかなりの急勾配
f0308898_20194859.jpg
南の対岸に
「鏡文化ステーションRIO」が見える

f0308898_20200244.jpg
渡ってきた橋へ戻って対岸へ
f0308898_20201687.jpg
今度は「鏡小学校」を見ながら
ダム湖の南岸を遡上して行く
f0308898_20354448.jpg
満々と水をたたえる「鏡ダム湖」
f0308898_20365589.jpg
f0308898_20370651.jpg
f0308898_20371625.jpg
2本の木がはるか上でくっついている
足長おじさんも脱帽
f0308898_20372444.jpg
ダム湖の浮島のように見えるのは
かつての「長崎」集落の跡か?
右手奥には「砂瀬橋」が見えている
f0308898_20373410.jpg
f0308898_20374363.jpg
f0308898_20375384.jpg
f0308898_20380182.jpg
f0308898_20381440.jpg
f0308898_20382336.jpg
f0308898_20383303.jpg
再び「鏡ダム」の下流に戻り
f0308898_20392249.jpg
「鏡ダム」を正面に見て
f0308898_20430291.jpg
「鏡小学校」下を登攀
f0308898_20404951.jpg
ダム湖の北岸を遡上して行く
f0308898_21002615.jpg
かつては
ダム湖の下流が「鏡村」で
上流は「土佐山村」であった

f0308898_21003999.jpg
流木や藻屑が多い
f0308898_21004756.jpg
「鏡ダム」は車で渡ることができる
こちらは右岸(北岸)側
昭和42年1月完工とあり
さほど昔のことではない
f0308898_21005870.jpg
なかなか高い
f0308898_21011206.jpg
こちらは左岸(南岸)側
f0308898_21012589.jpg
この建物の屋上は展望台であったが
現在は立入禁止となっている
f0308898_21013449.jpg
「鏡ダム湖」から上流を見る
f0308898_21014329.jpg
こちらは下流
f0308898_21015295.jpg
とてもあそこには立てない
f0308898_21020125.jpg
それではダム湖を右に見て北上
f0308898_21031665.jpg
ダムからこの浮き輪まで立入禁止
f0308898_21032467.jpg
かなりのぐるぐる巻き
f0308898_21033426.jpg
左は細長い島の突端で
右は「久保」集落からの突端
f0308898_21034316.jpg
f0308898_21035330.jpg
画像からはうまくお伝え出来ないが
この木の葉は脱力感に溢れている
f0308898_21040350.jpg
f0308898_21041316.jpg
f0308898_21042283.jpg
f0308898_21043278.jpg
俳句が刻まれた大きな句碑
f0308898_21044067.jpg
f0308898_21044893.jpg
f0308898_21045660.jpg
f0308898_21050548.jpg
ダム湖の北には「砂瀬橋」が架かる
こちらは下流側
f0308898_21051452.jpg
こちらは上流側

f0308898_21052331.jpg
対岸に「林道大利線」起点
f0308898_21053207.jpg
林道を北に少し走ると祠がある
f0308898_21054127.jpg
これはロープではなく蔓
f0308898_21055178.jpg
「林道大利線」終点に到着
f0308898_21060061.jpg
f0308898_21060850.jpg
f0308898_21061627.jpg
f0308898_21062563.jpg
f0308898_21063280.jpg
大層そそられる支線だが立入禁止
f0308898_21064091.jpg
お漬物の匂いがする
f0308898_21064994.jpg
f0308898_21065934.jpg
f0308898_21071080.jpg
シュールなガソリンスタンド
f0308898_21071976.jpg
お痛わしい
f0308898_21072770.jpg
この時季はまだ黄色が主役
f0308898_21073621.jpg
f0308898_21194895.jpg
f0308898_21074403.jpg
f0308898_21090249.jpg
山桜はなかなかオツな風情
f0308898_21075731.jpg
f0308898_21080483.jpg
f0308898_21081352.jpg
f0308898_21082383.jpg
f0308898_21083889.jpg
f0308898_21102039.jpg
里道に薄紫色の絨毯
いささか歩きにくい
f0308898_21102968.jpg
f0308898_21103908.jpg
ここも大いにそそられる
この先はどこに繋がっているのだろう
f0308898_21104958.jpg
アザミの花も一盛り
f0308898_21105990.jpg
土佐町瀬戸川からの送水管
f0308898_21110612.jpg
f0308898_21112033.jpg
彼岸花の名所に今日は菜の花
f0308898_21112852.jpg
田圃には稲木がさし渡されている
f0308898_21113615.jpg
「オーベルジュ土佐山」
f0308898_21114676.jpg
f0308898_21115301.jpg
f0308898_21120264.jpg
f0308898_21121096.jpg
今はすっかり葉を落としている銀杏
f0308898_21121966.jpg
おやっ?船が山道を
f0308898_21122866.jpg
巨大なハチの巣
f0308898_21123683.jpg
f0308898_21124548.jpg
f0308898_21125603.jpg
f0308898_21130621.jpg
f0308898_21212654.jpg
f0308898_21220882.jpg
f0308898_21131541.jpg
f0308898_21132352.jpg
f0308898_21133466.jpg
f0308898_21134293.jpg
f0308898_21135859.jpg
f0308898_21140864.jpg
f0308898_21141744.jpg
f0308898_21142839.jpg
f0308898_21143787.jpg
「網川トンネル」を抜けると
眼下に高知市街が見え始める
f0308898_21144644.jpg
銀杏の巨木の左下に
花が咲いている大木が見える
秋のこの大銀杏はそれはそれは見事
もう今から秋を心待ちにしている
f0308898_21145387.jpg
f0308898_21150425.jpg
f0308898_21151349.jpg
f0308898_21152228.jpg
f0308898_21153182.jpg
f0308898_21154177.jpg
f0308898_21220882.jpg
f0308898_21233486.jpg
f0308898_21234533.jpg
f0308898_21235310.jpg
f0308898_21240120.jpg
牧場に寄り道
f0308898_21241609.jpg
f0308898_21242695.jpg
f0308898_21244387.jpg
f0308898_21245476.jpg
f0308898_21260290.jpg
f0308898_21250319.jpg
f0308898_21251151.jpg
f0308898_21261709.jpg
f0308898_21271572.jpg
f0308898_21272327.jpg
f0308898_21273197.jpg
f0308898_21273924.jpg
f0308898_21274715.jpg
f0308898_21282105.jpg

「やはり野に置け蓮華草」は、江戸中期の俳人、瓢水の句「手に取るなやはり野に置け蓮華草」から取ったものだという。

 里山にわずか数時間いただけで、花屋の店先にはない色とりどりの春の草花に会えたが、この時期の里山はなんといっても山桜。

 なかば年中行事になっているが、水仙の花を見てお遍路さんの姿を連想し始める頃、木々や川面の深淵な碧色と山桜の薄桃色の取り合わせを眺めては、春が来たことを感じている。






# by ky_kochi | 2019-03-23 10:00 | リトルカブ | Trackback | Comments(2)

義盛山(土佐市)~終結編~

「横浪半島」にある「帷子崎」(須崎市)からの帰り道、土佐市宇佐町から県道39号線を北上中、「塚地坂トンネル」を抜けたあたりで、かねてより気になっている「義盛山」稜線の巨木が視界に入ってきた。

 適当に写真を撮って帰って来たが、3か所の撮影地点と巨木をGoogleMapの距離測定機能で繋げてみると、先日2回目の現地調査で見当をつけていた場所であることの確信が高まったので、これをもって現地調査を終結することにした。

f0308898_15414673.jpg

f0308898_16561494.jpg

「仁淀川大橋」を土佐市方向に進むと
「義盛山」の山頂南の稜線に
巨木のシルエットが見えてくる
f0308898_12252940.jpg
見たことがある方には
きっとご理解いただけると思うが
それは存外と太く
小さなピークぐらいは優にある
(中央やや右の稜線上の尖がり)
f0308898_12262181.jpg
2018年11月には「大谷」集落から
C→D→E→F→G
2019年3月にも「大谷」集落から
C→B→A→B→C→D→Eを歩いたが
巨木の特定にはいたらなかった
f0308898_12395259.png
「大谷(土佐市用石)」集落側から見る巨木
f0308898_12271641.jpg
「猿喰(土佐市塚地)」集落側から見る巨木
f0308898_12250582.jpg
2018年11月の1回目の稜線歩きでは
気付かなかったが
2019年3月の2回目の稜線歩きで
「大谷」集落から見上げる巨木は
「天照神明宮」と
「砂防ダム」とを結んだ延長線上
竹藪の上端にあたるD地点にあり
それは単独1本の大木ではなく
複数本の大木群ではないかと思われた
f0308898_13074834.png
これまで巨木を遠望していた
「仁淀川大橋」の西詰と
生コン工場とを結んだ延長線と
「天照神明宮」と
砂防ダムとを結んだ延長線が
D地点で交わることからも
ほぼ間違いないと見当を付けていた
f0308898_13205277.png
f0308898_13285055.png
「仁淀川大橋」の西詰からの視線と
「天照神明宮」からの視線との交点が
D地点という山タテになる
f0308898_13303391.png
「横浪三里」の「帷子崎」からの帰り道
県道39号線で土佐市宇佐町から
土佐市高岡へと抜ける通称「塚地越」
青い屋根の石材店の先
北東の方向に「義盛山」の巨木が現れた
f0308898_13502849.jpg
塚地側から見るとやや葉影が薄い
f0308898_13504145.jpg
f0308898_13514423.png
f0308898_13515854.png
f0308898_13520818.png
さらに県道39号線を北上して行くと
「研ケ谷」集落分岐点の東北東にも
稜線上に巨木の樹影が見えている
f0308898_13542367.jpg
ここから見ると1本の巨木ではなく
はっきりと3本の木の塊りに見える
f0308898_13550008.jpg
葉は木の上方に集中している模様
f0308898_13551221.jpg
f0308898_13553740.png
f0308898_13555326.png
f0308898_13560681.png
引き続き北上を続けて行くと
「塚地集会所」からは東の方向
「猿喰」集落の真上にも見えている
f0308898_13592695.jpg
f0308898_13593901.png
f0308898_13594967.png
f0308898_14000028.png
してみればD地点は
「仁淀川大橋」
「天照神明宮」
「塚地集会所」
「研ケ谷分岐」
「石材店」
の5地点からの延長線の交点にあり
これまで2回の現地調査では
このD地点には稜線でここだけ
アカマツの大木が群生していた
ことになる
f0308898_14354595.png
f0308898_14360145.png

 のべ2回の現地調査と通称「塚地越」(県道39号線)からの眺望とから、「義盛山」稜線の巨木は「義盛山」山頂から南へ約400メートルの独立標高点164mの一つ南の小ピークにあり、どうやらそれは、1本のクスノキのような大木ではなく、複数のアカマツの塊りと思われる。


地図上のD地点
f0308898_15382417.jpg
倒木も巨大なら
f0308898_15395857.jpg
松ボックリも巨大で
f0308898_15412481.jpg
iPhone7よりも大きい
f0308898_15414673.jpg
稜線沿いでは群を抜く胴回りの
f0308898_15440017.jpg
アカマツがこのピークにだけ群生
f0308898_15441291.jpg
そして1本1本が聳え立っている
f0308898_15455998.jpg
遠くから巨木の葉の形が
こんもり丸く見えるのは
f0308898_15473915.jpg
複数本ある巨木群の
上の方にだけ葉が
あるからではあるまいか
f0308898_15482499.jpg
GPSもD地点を指している
f0308898_15491998.jpg
しかもこのピークにだけ
東の「大谷」集落側に竹藪もある・・

気になって仕方がなかった巨木は
D地点のアカマツの群生とし
この辺りで調査終了としよう
f0308898_15494845.jpg

 花にも草にもまったく疎いが、木にいたってはサカキとシキビの見分けも自信がなく、かろうじてスギとヒノキの違いがわかるぐらい。それゆえ、この巨木が何の木なのか、麓から枝ぶりを見上げても皆目見当すら付かない。

 今回、アカマツの群生ということにしたが、遠くから球状に見えるということは、中央のアカマツの高さが図抜けていて、左右にほぼ同じ高さのアカマツが、あたかも太刀持ちと露払いのように並んでいる必要がある。

 はたしてそのような偶然があるものか、そもそも松といえば横に広がる五葉松のイメージが強く、3本の1本1本それぞれがこのように直上に並立するものであろうか。

 あれこれ疑問は尽きないが、3回目の調査に出向くとなると、かれこれ我が天敵の蛇が山道を匍匐前進する季節。ここは熟慮の結果、深謝してご辞退申し上げることと致したい。




# by ky_kochi | 2019-03-19 12:34 | 登山 | Trackback | Comments(2)