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茶凡遊山記

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半山越(2/3)【風の里公園】(越知町~旧東津野村)

「大タオ山」から「林道小日浦線」を西へと登攀、初めて「風の里公園」の東端に駆け上がったこの日、「環水平アーク」という珍しい虹雲に出会えた。

 一般の虹が真円の上半分を見ているのに対し、「逆さ虹」とも呼ばれるこの「環水平アーク」は、「太陽の下46°の水平線上の薄雲に虹色の光の帯が見えるもので、太陽高度が58°以上の時にしか出現しない」(Wikipedia)とのこと。

 連日続く猛暑に閉口、海抜1000mの分水嶺に避暑に出掛けたところ、思いがけない眼福に預かった。やっぱり、「なんぼ暑い言うたち日なたに出ていかんといかんの巻」であった。

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「越知町」と「津野町」の分水嶺には
東から西へ20機の風車が林立する
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画像中央の上の横線の中央部分
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 前回は、「堂林の滝」の上流から「林道仁淀葉山線」(赤い線)へ入り、「風の里公園」のほぼ中間点である「第11号機風車」へ駆け上がった。

 今回は、「堂林の滝」から「大屋敷」分岐に戻り、「林道小日浦線」で「風の里公園」の東端である「第1号機風車」に取り付き、そのまま「第20号機風車」へと西進(オレンジの線)した。

 ちなみに、公園東端である「第1号機風車」から南西に下る「重谷」へのルートが、「風の里公園」の代表的なルートである。

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「大タヲ山」からご機嫌な林道を下る
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スギやヒノキの中にあって
どこかホッとするマツの木
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通電祝の記念碑の建つ大岩
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「林道小日浦線」の
「大タヲ山」への林道入口まで戻る
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右後方は「小日浦」集落であろうか?
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当機は引き続き上昇を続けております
皆様のご安全のため
お座席のベルトは
しっかりとお締め下さい
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いいね!
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16%の下り勾配に喜んだが
すぐ14%登り勾配になった
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北に視界が一気に広がる

はて、画像中央の
「子持権現山」に似た山塊は?

もし画像右奥の山なみが
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「中津明神」殿(中央)と
「猿越山」殿(右)であるならば
その少し左に見える山の名は?
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時折あちこちからお見かけする
烏帽子のようなそのお姿
名のある山とお見受け致す
せめてお名前を教えて下され
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それにしても気になる山容
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さらにその左には「鳥形山」が見えている
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ん、カンタロウミミズではないようじゃが?
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林道工事廃材の運搬中に落下したものか?
山奥のパンクは大トラブル
これを踏んだらタイヤがワヤになる
路肩に寄せておこう
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峠の雰囲気の場所に
牧場跡のような建物がある
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若干路面が荒れて来たが
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ほどなくアスファルト舗装になる
北西麓からは新しい林道が開通間近
どこへつながっているか興味津々
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「風の里公園」の南麓「黒川」集落の文字
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木々の隙間に痛々しい「鳥形山」の姿
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「第1号機風車」が見えて来た
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この三叉路へ画像左手の
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「津野町」側から登って来た時の眺め
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左がこれから行く「風の里公園」
右が登って来た「堂林・大屋敷」
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見覚えのある地名が並ぶ下で
「聖神社」を案内する渋い道標
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熱ダレするほどの急坂ではなかったが
「銀号」にもしばしの空冷タイムを
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こちらは昔からあった三叉路西角の道標
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「第1号機風車」の裏側を回り込む
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手前から「第1,2,3号機風車」
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「第1号機風車」から東南に
「新庄川」沿いに下る国道197号線を見る
その先には須崎市と須崎湾が見えている
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何回か来た中では2番目ぐらいの好天
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「第8号機風車」へと分岐してみる
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「第9号機風車」で行き止まり
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「第9号機風車」の背後には
四等三角点「中野峰」(1016.0m)
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来た枝道を東方向へと引き返すと
風車の再面を見ることができる
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「第7号機風車」へは未舗装路
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「第11号機風車」付近にある
「風の里公園風の広場」から見る「鳥形山」
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「第11号機風車」の足元からは
「石鎚山遙拝岩」まで遊歩道があり
途中では風車と同じ目の高さに立てるが・・
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この遊歩道には
「マムシ注意」の看板がある
ご遠慮しておきます
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「第11号機風車」のすぐ西
「風の里公園」ほぼ中央から
北麓の「堂林」へと抜けられる
「林道仁淀葉山線」が分岐する
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 今日の走行ルートは、「風の里公園」西端の「第20号機風車」の先に続く「林道北山矢筈線」から「県道387号線」に合流、「四万十源流点」に立ち寄ってから、県下有数の多雨地である「船戸」まで南下し国道197号線への合流ルート。

 先を急いでいると、「第12号機風車」の手前で、珍しい虹色の雲に遭遇した。

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ぐんぐん迫るジェット雲が
所々で途切れている
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 すわ、これは地震雲かと怯えているうちに、数十秒後には消えてしまった。

 帰宅してから、「環水平アークでは?」と先輩に教えていただき、少し調べてみるとこれはよくある現象らしい。

 飛行機雲は排煙ではなく、読んで字の如く「雲」なのだが、その発生のメカニズムはなかなかに複雑。この飛行機雲が途切れたあたりには、飛行機雲が発生するいくつかの条件が欠落していたためであって、それゆえこの珍しい虹を見ることができたとも考えられる。


 Wikipediaによると「環水平アーク」は、「太陽の下46度の水平線上の薄雲に虹色の光の帯が見えるもの。水平弧、水平環 とも呼ばれる。大気中の氷晶に太陽光が屈折して起こるもので、太陽高度が58°以上の時にしか出現しない」とある。

 また、別のサイトには、「普通の虹が太陽を背にして発生するのと異なり太陽と同じ向きに現れる」とあり、
逆光なのが残念だと思っていたが、逆光のこの角度だったからこそ見られたと言える。

 さらにもう一つ別のサイトには、「真円の上半分ではなく、ほぼ水平の逆さ虹」という説明もあり、しっかり得心がいった。

「太陽の下46度の水平線上の薄雲」というくだりは難解だったので、せめてもと思い、当日の現地時間の「太陽高度」をウエブサイトで調べたところ70.80°、確かに「58°以上」であった。


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「第14号機風車」付近の「展望台」からは

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東へと林立する風車群や
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北には「鳥形山」
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西には「鶴松森(かくしょうもり)」や
「四万十川」源流の
「不入山(いらずやま)」を遠望できる
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北西方向の中央鞍部が
「四国カルスト天狗高原」
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「第15号機風車」西の広場には
実物大の風車が展示されている
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「第16、17号機風車」は道路から一段上
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正面に「鶴松森」が接近して来た
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残るは「第18、19、20号機風車」
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「風の里公園」西端「第20号機風車」に到着
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「第20号機風車」の左手から
「鶴松森」へはほんの半時間
♪思えば近くになったもんだ~♪
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「第20号機風車」の右手から
「林道北山矢筈線」が西へと延びている
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 手前の「第19号機風車」と一つ先の「第18号機風車」の間の鞍部が、かつての「半山越(はやまごえ)」で、偶然にも、「風の里公園」への一般的なルートの国道197号線側の入口「重谷」(津野町)から、「白石川」(越知町)へと越える峠にあたる。

「半山」は南麓の「葉山」が語源とのことなので、「はやま」と呼ぶものと思っていたが、ネット上には「はんやま」との呼称も散見する。

 歴史的にもミステリアスな「葉山」(旧葉山村)だが、この呼称についてはさほど情報が多くないので、近く図書館に行って調べてみようと思っている。

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いよいよ「林道北山矢筈線」へと進入
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「四万十源流点」を目指す
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 さてそれでは、このエリアの未走破分部「林道北山矢筈線」へいざ進入。

 なお、「北山」と聞くと高知市民は、市街地の南「南嶺(なんれい)」に対峙する市街地の北に連なる山なみを連想するが、「津野山街道」沿線では、国道197号線の北に連なる山なみを「北山」と呼ぶそうで、高知県内にいくつかある「北山」の一つと言える。


2015(平成27)年と
2008(平成20)年の過去記事から
違った季節の
「風の里公園」も是非ご覧下さい









by ky_kochi | 2019-08-10 11:00 | リトルカブ | Trackback | Comments(0)
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