県道18号線を越知町から旧仁淀村へ抜けようとしていて、旧東津野村の「風の里公園」へ通じる「林道仁淀葉山線」への分岐を偶然発見したのが2014(平成26)年、もう5年も前になる。
このエリアでは、土佐の投入(なげいれ)堂として知られる「聖(ひじり)神社」、その先から分岐する分水嶺の山「大タヲ山」、隕石の落下の跡といわれる「星ケ窪」など、これまで大いに楽しませてもらった。
途中の「堂林(どうばやし)」集落に深淵な翠色の渕があったことは鮮明に覚えていたが、後になってこの地がお世話になっているかたの奥様のお里と聞いて驚いた。
袖振り合うも多生の縁、躓く石も縁の端、♪ボロロン~、行く先々に何やらご縁を感じる今日この頃である。
「風の里公園」への主要ルートのうち
「聖神社入り口」前を経由し
「風の里公園」東端へ駆け上がってみよう
「聖神社」「大タヲ山」「風の里公園」
「星ガ窪」「松尾草競馬跡」「鳥形山」
周辺には見どころがいっぱい
画像の右上が「越知町」で、右下が「須崎市」になる。
中央のオレンジの横線が「風の里公園」で、右端の第1号機風車から、左端の第20号機風車まで、20機の風力発電の巨大な風車が林立している。
西進延伸中であった西端の第20号機風車から先、「林道北山矢筈線」が県道387号線と繋がったと聞き再訪計画に取りかかったところ、「星ケ窪」や「松尾草競馬跡」に行った2017年6月にも通行止めとなっていたが、地図上の赤い線の「町道桐見川白石川線」が山腹崩壊により通行できないと聞いた。
新ルートを探していたところ、「大屋敷」から分岐する舗装路は、「聖神社」の入口前を直進して行くと、「風の里公園」の東端に繋がっていることに気付いた。
この道は、途中で細い林道に枝分かれし、眺望の素晴らしい分水嶺の山「大タヲ山」に行けるのだが、山頂広場から東には作業道があったけれども西には道がなかった記憶がごっちゃになって、「風の里公園」まで繋がっているとは思いもしなかった。
小さく気が利いて大きく間が抜けている上に、激しい思い込みと独りよがりの性格は、一向に治るきざはしすら見られない。
今回のルートは青い線
「堂林の滝」に立ち寄り
「聖神社入り口」前を「風の里公園」へと離陸
公園東端の1号機風車に取り付いたら
西端の20号機風車まで水平飛行
その先「北山矢筈線」を西進降下
県道387号線へと着陸し
国道197号線「船戸」へと南下する
前回のルートはこちら
「堂林の滝」前を素通りした先で
「林道仁淀葉山線」へと分岐
「第11号機風車」までひたすら上昇
「第20号機」からは
「第1号機」へと水平飛行
国道197号線「重谷」へと南下した
この「重谷」と「第1号機風車」とを結ぶ
右肩上がりのオレンジ色のルートが
「風の里公園」への代表的なルート
国道33号線で「越知町」に入ると
正面に「横倉山」が見えて来る
中心街を過ぎて県道18号線に左折分岐
「桐見川」を西へと遡上する
ところでこの「桐見川」は
地理院地図には「大桐川」と表記があり
川名ではなく地名と考えられる
上流のダムも「桐見川ダム」ではなく
「桐見ダム」であるが
慣れ親しんだ「桐見川」の呼称でいこう
プロ野球独立リーグ「四国アイランドリーグ」
「高知ファイティングドッグス」本拠地
「日本の滝百選」である「大樽の滝」と並び
「聖神社」と「大タヲ山」は人気スポット
「桐見川」の北岸にある「横倉山」は
世界的な植物学者である
牧野富太郎博士のゆかりの山
なかなか年季が入りました
「遊行寺」とはなかなか粋な寺名
立派な鎮守の森がある
対岸にゴルフ練習場が見える
コースには出ずとも練習だけでも行けば
腹回りが少しは・・
「桐見ダム」の左岸に着いた
激しく降った日もあったと思うが
大水田に溜まらずというところか
右岸から見るとダム湖はスッカラカン
「展望広場」登口とあるが
夏草とヘビの影に怯む
すみません行く勇気はありません
横腹から放水中
噴出口がよく壊れないことと感心する
御利益のありそうなお地蔵様
失い物や探し物に霊験あらたか
見つかった時のお礼参りは
豆腐一丁をとある
ダム湖左岸に見える道は
右岸の水位跡からしてみると
平時は水没しているのではあるまいか?
右岸へ渡ってみよう
突き当りを右折する
「大桐広場」はすぐにわかったが
「佐ノ国広場」には気づかなかった
「桐見川」川原に「大桐広場」
「佐ノ国橋」対岸の採石場が見える
遊具の傍らにお馴染みSONIAの看板
これは遊び心をくすぐられる
ちょっとオンちゃんにも乗せてくれん?
上流に「佐ノ国橋」が見えている
左手に「佐ノ国」への「佐ノ国トンネル」
今日は道なりに右手へと進み
「佐ノ国橋」を右岸に渡り振り返る
「聖神社」「大タヲ山」は人気スポット
川音が半音ずつ高くなっていく
「下の谷」手前は高架橋になっていた
「下の谷」の分岐を左下へ進む
右上は「県道18号線」で「長者」へ
左下が「町道下の谷堂林線」で「堂林」へ
「町道桐見川白石川線」は
山腹崩壊のため
「堂林」以西は通行止めだが
「堂林の滝」までは行くことができる
途中の「大屋敷」分岐に到着
右が「堂林の滝」経由で
「風の里公園」中間の第11号機風車
左が「聖神社入り口」前や
「大タヲ山」登山口分岐前を経由し
「風の里公園」東端の第1号機風車
先ずは「堂林」の山腹崩壊現場へ
うぅむ、これは・・
復旧にはちょっこりかかりますろう
「堂林の滝」まで引き返して来た
深淵な佇まい
滝は右岸に懸かっている
「銀号」が待機する左岸に戻る
もう一度見ておこう
「清流の涼風せせらぎ添え」をどうぞ
「大屋敷」分岐まで戻って来た
「堂林」へさっき来た時には
右手から登って来て左手前に進んだので
今度は左手前から降りて来て
そのまま道なりに左ではなく
「聖神社」へと右手前に進む
「五社神社」「大元神社」と併記
土佐の投入(なげいれ)堂「聖神社」は
「小日浦のパワースポット」と
紹介されている
巨大な岩肌が迫る
「小日浦」集落への分岐三叉路は右上へ
「第2駐車場」の休憩所
百合の花の先に「聖橋」
カエルのお出迎え
「聖神社」は左手の谷の上流にある
さらにその先に
左上へと切り返す
「大タヲ山」へと続く林道
ここをそのまま直進すれば
「風の里公園」(津野町)東端に着く
「大タヲ山展望台」への道案内
「大タヲ山」へは3.5km
予定にはなかったが
せっかくなので寄って行こう
フクロウがお出迎え
頂上まで簡易舗装が続く
記念碑が建っている
平成18年7月「大巳屋に電灯点る」
通電の喜びが伝わって来る
もうすぐかと思ったが
まだ少し先だった
「百歳もみじ」とはなかなかそそられる
アケボノツツジ群生地①とあったが
群生地②はさらにその先か?
「大タヲ山」までの間にはなかった
「大タヲ山展望台」に到着
「展望台」の西奥に古道が見えるが
この時期は足を踏み入れる気には・・
郷土を愛する皆さんの想いが
展望台そこかしこに溢れている
旧葉山村「姫野々」集落の先に須崎湾
GoogleMapを見ると、「大タヲ山展望台」の東にはイベント広場が出来ていて、そこは「大タヲ山」と表記されている。
昔からある展望台が、GoogleMapで「大タヲ山旧展望台」と表記されている理由は解ったが、立ち寄ることが抜かってしまった、残念至極。
霞んでいるのが残念だが
いつ来ても良い眺め
熱ダレ気味だった「銀号」のエンジンも
そろそろ冷めてきた頃合い
標高800mの地にはまだ紫陽花が
2014(平成26)年の「聖神社」「大タヲ山」
予定にはなかった「大タヲ山」の寄り道、そろそろ陽も高くなってきた。
本日の木滝は「半山(葉山)越」、「四万十源流点」まで行かねばならぬ、先を急ごう。