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茶凡遊山記

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林道城山羽尾線(2/3)【長谷寺】(旧夜須町)

「考える村」入口に戻り、「林道城山羽尾線」へと右折北信。途中、複数の神社がお祀りされた「クズ山神社」に立ち寄り、クスノキの巨木前を通過、その後徐々に高度を下げながら、「羽尾」集落の手前で県道51号線と合流した。

 県道51号線から禅寺「まきでら長谷寺(ちょうこくじ)」へ今回初めて駆け上がってみたが、この奥山の山上にこれほど荘厳な禅寺があろうとは、そして展望所「そらこや」からの素晴らしい眺望といい、海抜500mの山上の異空間にただ驚くばかり。

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「考える村」への入口は
南からの「大峰山里山林道」の終点であり
北への「林道城山羽尾線」の起点でもある
この三叉路を右折北進し
「羽尾」の集落を目指す
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ここからは「羽尾大釜荘」がラップを刻む
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た、堪らんッ
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「ウリコウダニ」とあるのは、東麓の芸西村にある集落名「瓜生谷」が轉じたものであろうか。

 それはそうと、山で道に迷った時や、見知らぬ土地で110番通報をする時など、近くに電柱があれば、電柱の番号を告げると通報場所をいち早く追跡できるそうである。

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門柱に「クズ山神社」とある
門柱の南は「星神社」らしい
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鳥居にも「クズ山神社」とある
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境内には南の端の「星神社」を含め
少なくとも七つの社が建っている

北から順に
「星神社」
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「大山祇神社」
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「クズ山神社太郎坊」
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「龍王神宮龍王神」
「水神宮岡象女神」
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「七福神」
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「仏教堂」と社殿が並ぶ
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毎月1日と15日とが神様の日
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ゆっくりとした下りになる
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「メジロ獲るな」と思われる
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一瞬だけ西に視界が広がる
手前が南国市で
やや右手奥が高知市
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只今当機は順調に北上中
東麓の「芸西村和食(わじき)」分岐を通過
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ここは「羽尾」へ向け直進
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「羽尾大釜荘」へ残り4km
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「境木の碑」とある
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たしかクスノキだった思う
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かなりの風格
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こちらは杉の木
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ここにも「メジロ獲ルナ」
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県道51号線はこの山の谷間を登って来る
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県道51号線との合流点に到達
右折すると「羽尾」集落
左折すると県道51号線を経由し
国道55号線「夜須町」中心部へ
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「羽尾大釜荘」への道標
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三叉路のドン突きから左上へは
かつての往還道の尾根道が
「長谷寺」へと続いている

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良く踏まれた里道
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それでは「羽尾」へ向け右折
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「羽尾」への道のほうがが広いが
県道51号線は斜め左に分岐し「撫川」へ
「まきでら長谷寺」も斜め左へ
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分岐点は広い土場になっている
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香南市営バス「峠」停留所
終点「羽尾」の一つ前になる
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分岐には様々な案内板が
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路側崩壊は「香我美町奥西川」集落
近くには「奈良」という地名が残る
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旧往還道の峠と思われるが
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標柱の文字が読めず残念
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あ痛ッ
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右下へ「羽尾」集落へのショートカット
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おやっ?道標が・・
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なぜか逆さまに
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こちらが徒歩による表参道
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見事に下草が刈り払われている
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車道はここで県道51号線と別れ
左上へと切り返して行く
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災害があったのであろうか
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残り500m
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先ほどのスギの植林を抜けると
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展望所への分岐に到着
展望所へはここを左に
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左手の阿弥陀堂の手前には
左右一対の「座禅石」が鎮座
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そこのあなた、こんな狭い所へ座れますか?
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突き当りは駐車場であろうか?
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展望所からの景色を早く見たいが
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先ずはお参りを済まさねば
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山門前では
「阿形(あぎょう)仁王像」(右)と
「吽形(うんぎょう)仁王像」(左)が
睨みを利かす
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こなた「阿形仁王像」
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かたや「吽形仁王像」
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 サンスクリット語で、「阿」(あ)は物事の始まりで、「吽」(うん)は物事の終わりを表わす。

 このことから、「あ」と言いながら生まれて来て、「うん」と言いいながら亡くなる、「阿吽」は人の一生を表わしていると思い込んできたが、「阿吽の呼吸」といわれるように、二人の人が一つの物事をする時に、自然にしっくりと噛み合っていく様子を表わすことが多いらしい。

それではいざ本殿へ
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鐘撞堂は新しいが
梵鐘はかなり歴史が古く
1471年の奉納とのこと
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さすがは交通の要衝に建つ古刹
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ホダ木まで重厚
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本日はカラ池だが
池には蓮の葉がある
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「長谷寺」に伝わる七不思議
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山門では木製の阿形仁王像と
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吽形仁王像が睨みを利かす
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山門より退出
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阿形仁王像の背中
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吽形仁王像の背中
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境内では西国三十三ヶ所巡りができる
こちらは二十三番勝尾寺(かつおうじ)
実に細かな彫刻が施されている
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展望所「そらこや」から見る足摺岬(西)方向
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東屋が建てられている
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雨降らばふれ風吹かばふけ
風狂のひと 一休禅師の歌
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上段は写真で下段は古地図
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この板は中敷(ちゅうじき)に固定されている
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晴れた日は足摺半島まで見渡せる
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中央やや右寄りの三角錐は
秋葉山(龍河洞)と思われる
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時計回りに東から見渡そうとすると
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てんとう虫が袖に遊びに来てくれた
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お茶も飲んだしガルボも食べたし
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そろそろおいとまいたしましょう
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西国三十三ヶ所なので
25番は播州清水寺(きよみずでら)
京都の清水寺ではない
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播州といえば
帰宅すると今日は父の日あな嬉し
兵庫県加東市「田中酒造場」の地酒
本醸造「名刀」と
滋賀県東近江市「喜多酒造」の地酒
純米吟醸「喜楽長」が届いていた
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苔生した擁壁
才あらば壁画を描いてみたい
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「長谷寺」から降りて来て、「羽尾大釜荘」で一服しておられた地元の男性のお話では、途中にあった「クズ山神社」の「クズ山」は地名だそうで、過疎高齢化で神社の管理ができなくなっていたものを、現在の大夫(たいゆう)さんが山上に遷移したものとのこと。

「クズ山神社」を含めて七つほど社があったが、どれもそのような状況にあったものを境内に遷移されたものだいう。立ち寄った時にも、何組かの氏子さんたちであろうか、それぞれの社の中で、「知らず知らずに過ち犯し、・・、かしこみかしこみ申(まう)すうぅ」と祝詞をあげておられた。

 この地の北は「いざなぎの里」、神宿る「奥物部」の地。山上の地に毅然と建つ荘厳な「長谷寺」といい、廃れていた神社を遷移したという「クズ山神社」といい、実に信仰に造詣深い土地だと感じた。




by ky_kochi | 2019-06-16 11:00 | リトルカブ | Trackback | Comments(0)
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