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茶凡遊山記

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無農薬稲作農業(四万十町)

 先週末、北海道で39.5度を記録する猛暑の下、今年も同郷の先輩の家の田植えのお手伝いに行ってきた。

 田植えや稲刈りのお手伝いに行っているといえば聞こえが良いが、田んぼの神様へ捧げた御神酒を、後ほどありがたく戴きに行っているといった方がはるかに正しい。

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前日の土曜日は畑の収穫がメイン
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この時期には黄色と白の花が多いが
この時期の畑では
紋黄蝶と紋白蝶がランデブー
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「ミト」と呼ばれる田んぼへの取水口
現在は閉門中で「苗代」には水はない
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明日はこの農道の先
左手に見えている
果樹園手前の田んぼで田植え
夏の夜にはこの農道に
たくさんのゲンジボタルが舞う
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今年の苗も順調に成育している
苗のポットを取り去った跡は
次の年の種籾を育てる田んぼにするため
畦道にはトラクターが既に待機中
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♪春の小川はさらさら行くよ~
水ぬるむ小川の流れは春の訪れ
用水路にも豊かな水が入り込む
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田植えが終わったら
やがて紫陽花の季節になる
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やあ、そんなところにおいでましたか
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道路沿いの「良心市場」
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段ボールを見ただけで出品者が判る
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白と緑のコントラストもなかなか宜しい
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3個ずつ紐で結わえた玉葱を2組繋ぎ
何段か横に差し掛けた竿に吊るして保存
外はうだるような暑さ
倉庫内での作業は実にありがたい
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やっぱり名は体を現す
「ナタマメ」は「鉈豆」と書く
長さはバナナの実ぐらいある
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こちらはインゲンマメ
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真昼は暑いので夕方に収穫する
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さあインゲンを天ぷらにしてもらおう
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さていよいよ田植え当日の日曜日
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 先輩の家では、ほんのこの間まで手植えをしていた時代があったらしい。小生が15年前に初めて来た年には、すでに田植え機はあったけれども、まだ二条植えの、しかも手押しの田植え機。

 土佐では、川の浅瀬などの浅い水の中を歩くことを「ぞぶる」というが、小学校の下校など、大雨の後の溝を長靴で「ぞぶ」って家に帰るのは、子供時代の無上の楽しみであった。そのうち長靴の中に水が入るとそれがまた面白くて、家に帰ってよく叱られたものであった。

 手植えの田植え機を、押しながら、というよりは、突きながら田んぼの中を進むことを「こぶる」というと聞いたが、これはなかなかきつい仕事。それでも、手植えに比べたら、人出も少なく済んで、まあまあラクになったものだと言っておられたことを思い出す。

 何年か前から、四条植えの田植え機がその威力を遺憾なく発揮、当時を思えばもう隔世の感。それでも、苗がびっしり植わったポットは、この田植え機には一度に8つしか積み込めないため、こちらの岸に戻るたびに空っぽになったポットを回収し、新しく補充しなければならない。また、回収したポットはきれいに水洗いし、天日に干して乾かす必要がある。苗代からポットを取り去った跡に残るネットにしても、直ちに剥ぎ取りこれまた水洗いして天日に乾かさねばならない。

 コースロープのない競泳みたいなもの、最後に田んぼの周囲を一周するだけの幅を残し、こちらの岸からスタートし、向こうの岸でターンを繰り返す。これを繰り返すと、こちら岸とむこう岸の田植え機がターンした跡に凸凹が残るので、それを野球部のグラウンド整備よろしく、トンボで平坦にならし、最後に田植え機で田んぼを一周したら終了となる。

 お昼前には大人数の食事の支度、適宜おやつの差し入れ、日が傾き始めると夜宴の準備と、ことほど左様に実にたくさんの用事がある。

 昔から「猫の手も借りたい」というけれども、言い得て妙とはまさにこのこと。たとえ子供であっても、高齢者であっても、人手があるとなしとでは大違い。なにをやっても最後は人力と、農作業のお手伝いに行くたび思い直し帰って来る。

田植えが終わった田んぼ
涼しい風が苗を優しく撫でていく 
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緑色と黄色はナイスコンビ
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補植用の苗を田んぼの隅に配置
明日はこの苗を腰に巻いた袋に入れ
一本苗や倒れた稲
どういう弾みか苗が植わっていない所に
一つ一つ手植えで補植すしていくのだが
この作業がなかなかに厳しい
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本日予定していた機械植えは無事終了
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♪ザワワ~ザワワ~
トウモロコシが風に靡いている
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明日の補植作業が一番大変
お先に上がらせていただきますが
明日補植作業をされる皆さん
熱中症にはくれぐれもお気をつけて
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 今年は田植え機の速度をやや遅めにしたことと、田んぼの水が少なめだったためか、一本一本の苗がしっかりと土に植え込まれているように見えた。

 例年なら機械植えの後、なかば浅い池のような田んぼに数名の早乙女?たちが横一列に整列。こちらの岸から向こうの岸まで、補植のために田んぼの中を一歩一歩ひたすら歩くところだが、本日はこれにて作業終了。酒呑みのおんちゃんの早乙女は初日で上がらせていただき、秋の稲刈りにまた寄らせてもらいます。

 繰り返しになりますが、明日補植作業をなさる皆々様、大変ご苦労様でございます。どうかコマメな給水を心掛け、熱中症には十分お気をつけ下さいますよう。







by ky_kochi | 2019-05-17 00:00 | 番外編 | Trackback | Comments(0)
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