ブログトップ

茶凡遊山記

chabon.exblog.jp

法印山(須崎市)

「法印山」は、須崎市野見漁港の北、推定樹齢2000年の楠で知られる須崎市「大谷」地区の背後にあり、平成26年の夏には山頂付近で、旧日本海軍のレーダー基地跡が発見された。

 太平洋戦争末期に海上の敵艦船を探知するために作られたというからには、きっと視界が開けた場所に違いないと、長い間ずっと気になっていた山の一つである。

f0308898_18580178.jpg
尾根道をアップダウンの繰り返し
f0308898_18581567.jpg
須崎市押岡で
県道23号線から南へ分岐し
「法印山トンネル」手前で作業道へ
f0308898_18582927.jpg
登山口から山頂へは片道約30分ほど
f0308898_18584454.jpg
国道56号線「仁淀川大橋」の西岸に
これまた気になっている巨木がある
f0308898_18593998.jpg
生コン工場の背後の山に
遠目にも大きい巨木が見える
f0308898_18594888.jpg
2本並んでいるように見える巨木
どなたかご存知ありませんか?
f0308898_18595752.jpg
須崎市に入ると左手に
「大阪セメント」工場群が見えてくる
f0308898_19000545.jpg
 ヤマサキYショップ 須崎南店で食料を調達、「法印山」にお詳しい店長さんに現地情報を教えていただいた。

「法印山」は
中央右のピークの向こう側
f0308898_19001443.jpg
県道23号線から
「大谷ふるさと農道」へと分岐
f0308898_19002676.jpg
カッコ書きに「野見サンロード」とある
f0308898_19003427.jpg
そのまま約200mほど進み
右手の集落へと入る道に分岐
f0308898_19004591.jpg
ご機嫌な林道を登って行く
f0308898_19005305.jpg
終点まで舗装されていて
離合にもさほど苦労しない
f0308898_19010186.jpg
右手にNTTの施設が現れて
f0308898_19010934.jpg
さらに進むと
再びNTTの施設に突き当たる
「法印山」への尾根道は
この施設の南側から東へと続いている
f0308898_19011744.jpg
右上にさらに切り返していくと
地元テレビ4局の施設に突き当たる
f0308898_19012760.jpg
その左上にももう一つ
f0308898_19013570.jpg
NTTの施設がある
f0308898_19015068.jpg
f0308898_19015713.jpg
ここからだと「八坂峰」も目と鼻の先
f0308898_19020574.jpg
それでは下の登山口へ戻ろう
f0308898_19022202.jpg
「法印山」の登山口
f0308898_19023146.jpg
f0308898_19045104.jpg
f0308898_19045838.jpg
尾根道の北側には視界がほとんどない
f0308898_19050550.jpg
随所にこの道標がある
それでは豊かな植生をどうぞ
f0308898_19051366.jpg
ん?
f0308898_19052251.jpg
イノシシの仕業に違いない
f0308898_19054396.jpg
何を見てもヘビに見える
f0308898_19055147.jpg
f0308898_19055927.jpg
葉に付いた泥もおそらくイノシシ
f0308898_19060791.jpg
f0308898_19063280.jpg
f0308898_19064018.jpg
折れ落ちた枝葉の通せんぼ
f0308898_19064791.jpg
f0308898_19065492.jpg
f0308898_19070265.jpg
f0308898_19073074.jpg
f0308898_19074096.jpg
この赤はヤッケの赤色の反射
f0308898_19074783.jpg
f0308898_19075573.jpg
f0308898_19080334.jpg
f0308898_19081089.jpg
f0308898_19081986.jpg
f0308898_19082722.jpg
f0308898_19083479.jpg
f0308898_19084231.jpg
ここ掘れワンワン
木が倒(かや)って矢印が下向きに
f0308898_19085249.jpg
f0308898_19090897.jpg
時折見かける束状の竹
f0308898_19091843.jpg
f0308898_19092552.jpg
檜の白骨樹もある
f0308898_19095665.jpg
f0308898_19100675.jpg
f0308898_19101664.jpg
f0308898_19102473.jpg
かなり近づいてきた
f0308898_19103147.jpg
f0308898_19104142.jpg
f0308898_19105155.jpg
北側の木々の隙間に須崎市街
f0308898_19110164.jpg
f0308898_19111152.jpg
元からこうだったのか
誰かが突っ込んだのか
f0308898_19112095.jpg
f0308898_19112851.jpg
f0308898_19113636.jpg
この山にはイノシシが多い
f0308898_19114422.jpg
「法印山」山頂280mに到着
 (二等三角点「船浦」)
f0308898_19115195.jpg

「野見湾」を俯瞰できるはずだが・・

f0308898_19121204.jpg
f0308898_19122003.jpg
南側も木々が茂っていて
あまり眺望がきかない
f0308898_19122952.jpg
右が戸島(へしま)で対岸左が「中ノ島」
手前の半島の突端が「大長岬」
f0308898_19123637.jpg
養殖イカダが浮かんでいる
f0308898_19124531.jpg
トンビが2羽眼前に飛来したが
近くで見るとかなり大きい
幼児ぐらいなら
掴み上げるのではあるまいか
f0308898_19125315.jpg
木に登ると南西にそこそこの視界
f0308898_19130157.jpg
山頂広場はゆったりしているが
f0308898_19131776.jpg
北側の斜面は急傾斜
f0308898_19132428.jpg
 旧日本海軍の遺構は山頂のもう少し東にあって、そこで発見されたレーダーの一部であるパネルは、「他に所蔵例がない一級の史料」だという。

 数年前に、「法印山」の南西にある「海蔵寺山」の西端「山崎鼻」に、太平洋戦争の遺構を訪ねたことがあった。それらも、そしてこれから行く「法印山」のレーダー基地跡も、旧日本海軍が須崎市に配置した「第23突撃隊」基地の遺構であることを今回初めて知った。 

2つの矢印の間を東へ進む
f0308898_19133373.jpg
f0308898_19133913.jpg
ほおぉ
f0308898_19134772.jpg
もしや?と思ったが
ここではない
f0308898_19135348.jpg
f0308898_19140120.jpg
なかなか行き当たらない
f0308898_19190038.jpg
f0308898_19190998.jpg
それらしき場所がなく
引き返そうとしたその時
f0308898_19191701.jpg
右後方に張られている
赤いビニール紐の下をくぐると
f0308898_19192503.jpg
直径数メートルの大穴の底に
f0308898_19193408.jpg
レーダー基地の基礎部分
6角形のコンクリートを発見
f0308898_19194387.jpg
見えたように写すのはむつかしい
f0308898_19195323.jpg
傍らの木はお伝えしやすいが
f0308898_19195993.jpg
遺構をお分かりいただけるかどうか・・
f0308898_19200717.jpg
遺構の正面は太平洋
海の向こうはアメリカ
草木がなければ
たしかに眺望は良好
敵艦船探知場所にはうってつけ
f0308898_19201530.jpg
f0308898_19202243.jpg
今日の山行の目当ても達成!
再びビニール紐をくぐり尾根道へ
f0308898_19203172.jpg
帰りの尾根道背後からの遺構
ふがいないことに
往きには全く気付かなかった
f0308898_19204021.jpg
では山頂に戻ってランチにしよう
f0308898_19204788.jpg
f0308898_19215160.jpg
f0308898_19215825.jpg
南側の藪が薄いので
無理やり分け入ってみると
f0308898_19220755.jpg
こちらのほうが山頂より視界が良好
f0308898_19221343.jpg
木に登るとさらにグッド!
f0308898_19222230.jpg
おおぉっ
f0308898_19222807.jpg
なかなか良(え)いですやいか
f0308898_19223684.jpg
んっ?足元がおかしい・・
f0308898_19225857.jpg
いかんっ
山靴が自重のせいで
がっちり木に挟まってしまった
f0308898_19230621.jpg
捏ねても余計に締まるだけ
f0308898_19231487.jpg
おおの痛いじゃいかっ
悪戦苦闘の末にようやく脱出
f0308898_19232203.jpg
北側に「蟠蛇森(ばんだがもり)」が見える
「蛇」が「蟠(わだかま)」る森・・
  ひいぃっ
f0308898_19233018.jpg
f0308898_19234262.jpg
f0308898_19235130.jpg
いつものように
f0308898_19243660.jpg
三角点をテーブルに拝借
f0308898_19244613.jpg
しばし杖も休めよう
f0308898_19251715.jpg
枯れ枝の上をトカゲが匍匐前進
f0308898_19254758.jpg
f0308898_19260318.jpg
f0308898_19261258.jpg
どりゃそろそろ往(い)んでみろうか
f0308898_19262115.jpg
f0308898_19262852.jpg
f0308898_19263403.jpg
f0308898_19264411.jpg
こんな所(く)へ石を挟んだがは誰?
f0308898_19265162.jpg
おたくさんはどちらさんかな?
カビですか?コケですか?
f0308898_19270045.jpg
f0308898_19270955.jpg
「住友大阪セメント」の工場施設が
はるか眼下に霞んで見える
f0308898_19271634.jpg
矢印の向きの使い分けがお見事
f0308898_19275018.jpg
f0308898_19280077.jpg
ところどころ紅葉している
f0308898_19280986.jpg
尾根道一番の
ヤブ漕ぎならぬシダ漕ぎ
f0308898_19281648.jpg
何という名前の竹じゃろう?
f0308898_19282537.jpg
たしかここだったと思うが
足元に
赤と黄の標柱がある分岐に注意
f0308898_19283598.jpg
f0308898_19284343.jpg
左手には進入禁止のビニール紐
右手には右下へと誘導する矢印
どうせその先で合流するだろうと
右下への矢印に進んでみたら
f0308898_19285898.jpg
地図のやや左にある
二手に分かれた歩行ルート
往きは南(下)側を東進したが
帰りは北(上)側を西進したもよう
f0308898_19360540.jpg
どうやらこの北側のルートは
「押岡」地区への里道へのバイパスで
登山口へ戻る道ではなかった
f0308898_19294093.jpg
f0308898_19295171.jpg
道はどんどん下り始め
これは来た時の道とは違うぞと
だんだん不安になっていたら
f0308898_19295787.jpg
あな嬉しや
降り立った先には登りの踏み跡

f0308898_19300342.jpg
これまたうまくお伝え出来ないが
この登り坂が存外ときつい
f0308898_19301044.jpg
左上を見やれば
先ほどの分岐からの
緩やかな尾根道が
ゆるゆると下ってきている
そうじゃ
あの道を戻んてこんといかざった
f0308898_19301638.jpg
ようやく尾根道に取り付き一安心
f0308898_19305526.jpg
振り返れば
谷底から這い上がってきた感じだが
せっかく尾根に取り付いたのに
すぐに右折して行き止まり
正しくは左折であった
f0308898_19310626.jpg
見覚えのある2本の木の前に
ようやく復帰でき
f0308898_19311624.jpg
振り返れば
往きはなんの疑いもなくここを右
左下に先ほどの大きな鞍部を
見降ろしながら歩いたのに・・
f0308898_19312492.jpg
イノシシの糞に残っていた
植物の種が
雨で流れず残ったものか?
f0308898_19313719.jpg

猪が通った後の羊歯
泥がついた羊歯にはダニがいる
f0308898_19314612.jpg
この山にはとても羊歯が多い
f0308898_19315378.jpg
GPSでは一番右のピークを
「法印山」の山頂だと指しているが
とてもあんなところまで
行っていたとは思えない
f0308898_19315986.jpg
無事に登山口に戻って来られた
f0308898_19320737.jpg
待機中の「銀号」
タイヤを交換して快適そのもの
f0308898_19321697.jpg
作業道に群生していた花
表情豊かだったのでつい
f0308898_19322342.jpg
f0308898_19322977.jpg
f0308898_19323810.jpg
f0308898_19324790.jpg
f0308898_19340611.jpg
f0308898_19341377.jpg
県道23号線に戻ってきた
f0308898_19342015.jpg
「住友大阪セメント」の高知工場には
今を去ること半世紀も前
小学校の社会科見学で
汽車に乗ってきたことがある
f0308898_19343185.jpg
工場施設のあまりの大きさに
ずいぶん驚いたことだったが
f0308898_19344335.jpg
今見てもその大きさに圧倒される
f0308898_19345275.jpg
同社唯一の日本国内の輸出拠点とのこと
f0308898_19350067.jpg
f0308898_19351159.jpg
青信号に変わるまでの秒数が
四角の小窓に表示されるが
3、2、1、の後は
「0」なのか「GO」なのか?
見たことがないのでわからない
f0308898_19351986.jpg

 GoogleMapの航空写真で見ると、「法印山トンネル」を抜けた先の「大谷」から、「法印山」の南東裾へと続く林道が見えていて、1/25000地図にも道を連想させる線が記されている。

 今日の登山ルートでは、「野見湾」の視界が期待薄との情報を耳にしていたことと、こちらの林道からの方が、もう一つ東の「久通(くつう)」漁港への海岸線の視界があるのではと勝手に想像し、まだ見ぬ林道の方から行ってみようと心積もりをしていた。

 が、須崎市在住の知人も、今朝のコンビニ店長さんも、そこには小生が勝手に思い描いている道はない、とのお話だった。郷に入りては郷に従え、はよく理解しているつもりであるが、GoogleMapに映っていることは間違いない。

 店長さんに助言をいただいたことで、旧日本海軍の遺構にも辿り着くことができたし、これ以上は贅沢かと思うが、やっぱりどうも気になって仕方ない。やっぱり行かねば、もう一度行っておかねば。




by ky_kochi | 2018-11-04 10:00 | 登山 | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : https://chabon.exblog.jp/tb/30145329
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by タメやん at 2018-11-08 21:47 x
>地元テレビ4局の施設

のフェンスにムカゴはない様だ。

>枯れ枝の上をトカゲが匍匐前進

の木にムカゴっぽい葉が見える。

>何という名前の竹じゃろう?

ビッシリ小さい竹が密集しちゅうがは、稜線・尾根によーある。
Commented by てんちょー at 2018-11-09 10:55 x
お疲れさまでした、Yショップ店長でございます((´∀`))

マーカー(矢印)がじゃましてましたね、ごめんなさい。
年に一度ぐるっと周回するルートを作って、タイムアタックして遊んでるのでそのためのマーカーです。
 日本軍の電波塔跡地もよく見つけましたね!凄いです!
あそこはウチの親父が幼き頃、荷物運びのアルバイトしてたらしいっす。。。
Commented by ky_kochi at 2018-11-11 17:35
 ということはタメやんさん、あのフェンスにはかつて・・。ありがとうございます、次の機会には慎重に探してみます。

 腰を下ろし昼飯を食べながら、ずっと視界に入っていたはずなのに、ムカゴの気配に気付かない。いやはや情けない限りです。

 小さい竹の密集、たしかに風通しと良い場所でよく見かけます。牧野植物園でも見たように思いますので、名札を見に行って名前がわかったらご報告します。

Commented by ky_kochi at 2018-11-11 17:48
 てんちょーさん、先日はありがとうございました。おかげさまで、ほぼ迷うことなく「法印山」を満喫できました。

 電波塔跡地は山頂の「南」と勝手に思い込んでいましたので、てんちょーさんに「南というより東」と教わらずに進んでいたら、到底辿り着くことはできませんでした。

 国土調査のためのテープやマーカーとは、少し様子が違うぞと思いながら歩いていました。年に一度のモトクロスのイベントは、バイクでしょうか、自転車でしょうか。入山前に見たウエブサイトでは自転車だったように思いますが、見失ってしまい現在探索中です。

 須崎市には歩いてみたい山がたくさんあって、いくつか計画中です。また寄らせていただきます、これからもどうぞよろしくお願いします。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 城ケ森(高知市) 下瀬戸の桂(土佐町) >>