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茶凡遊山記

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剣光山(旧吾北村)【復路】

 山頂北側の、石鎚山系の視界に期待して登ってきたが、木々が茂ってほとんど視界ゼロ。狭い山頂から南西方向の風景を見たら、そそくさと下山を開始、登って来たものは降りねばならぬ。

 山頂だったか、直下の鳥居広場だったか、麓から登ってくる小道が残っていた。後から先輩ご夫妻のご主人にお聞きしたら、「奥大野」の集落から「剣光山」へ続く横道の途中に「通夜堂」があって、かつて若い衆(わかいし)たちは年に何度か酒肴を持ち込み大いに親睦を深めたとのこと。

 林道登山口からの登山道も、山頂へと続く小道も、実に良く手入れが行き届いていた。これは小生の勝手な想像だが、きっと地元では「剣光様」と呼ばれるような山に違いない。


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山頂に立つ祠の背面
祠は南西の向きに
「横倉山」(越知町)や
「中津明神山」(旧仁淀村)の方を向いていて
愛媛県の「石鎚山」の方は向いていなかった

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堅固な扉に厳しい錠前
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頂上社に一礼のあと下山開始
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木々の隙間に北の眺め
山座が特定できない
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クマザサは南東から北西に靡いている
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鳥居の先の正面稜線を直進すると
4等三角点「東黒滝」海抜1171.1m
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登って来た道をそのまま林道へと下山
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北側の植林帯に独特の眺め
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木漏れ日のフットライト
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登山口には数台が駐車できそう
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機長1人でのブリーフィング
紅葉の名所である
「旧池川町」の「安居渓谷」へと下る
「弘沢林道」にも惹かれるが
今日は2009年に初めて走った
「大森川ダム」南岸の
林道のおさらいに行ってみよう
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リトルカブの椅子と荷台は多目的机
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何度見ても印象的な巻き道
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ガードレールがないと道路端の走行は怖い
お伝え出来ず残念だがここはかなり高い
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たぶんあれが「剣光山」のはず
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北東の山なみ
土佐は「海国」でもあるが
「山国」でもある
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これまた翳になっていて残念だが
ここの堀切も芸術的
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このガードレールの微妙なたわみは
落石によるものではないと思われる
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「大森川ダム湖」の奥部
「岩江谷」が見えてきた
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全線こんな感じだったらラクなのだが
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光と影
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右下にダム湖から登ってくる
「弘沢林道」が見えてきた
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ここを左折すると
「弘沢林道」を走り「旧池川町」へ
この林道の終点手前にも
素晴らしい素掘りの隧道がある
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「奥大野林道支線」の起点に到着
ここを右折して「弘沢林道」を下る
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三差路を右折し直進した場所からの眺め

「剣光山」下山後に右上から下りてきて
ここで大きく右に転回して
「大森川ダム湖」へと左下に下って行く

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路面も良く締まって来た
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これが本当の一枚岩だったらさぞ絶景
危険な場所での
災害復旧工事関係者の皆様
ご苦労様です
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この先にも
見事な堀切が連続する
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大岩がそのまま鎮座
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イタドリが大きくなったものか
子供時分に「オニイタドリ」とよんでいた
美味しくないイタドリか
いずれにせよ巨大
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お気に入りの場所
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ここのカーブミラーはシブい
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その涸れようは只者ではない
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石に吹き付けた赤ペンキが注意を喚起
青ペンキのものもかなり目を惹く
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路側の距離表示が1kmのラップを刻む
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しばらく続く引込パイプ
このあたりには民家は皆無のはず
存外と長いが飲用であろうか?
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昔なら必ず左上に道草していたが
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「栄谷」も見えてきた
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どの作業小屋も
整理整頓が行き届いている
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独特の形の落石跡が続く
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「湿地性」の杉と檜の試験林
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ダム湖対岸の山が正面に
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「栄谷」の三差路に降り立った
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ここも右上から降りてきて
大きく転回
左前方へと切り返す
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左上のピークは
4等三角点「弘沢谷山」海抜1133.8m
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「湿地林」の看板から歩道を進むと
手前に杉林、続いて檜林があるらしい
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シブい「栄谷橋」
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架橋はたしか昭和二十年代だったような
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左岸の橋名はひらがな
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何があったんです?
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ただ事ではありませんな
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ダム湖のかなり奥にあたる
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けっこうな水量をたたえている
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「岩江谷橋」は片側のガードレールがない
「ゆわえたにはし」と刻まれている
「岩江」と書いて「ゆわえ」か?
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いくら元気な頃でも
このゲートの左を突破しようとは思わない
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「大森川ダム」の南岸をひたすら下る
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「大森川ダム」の堰堤に着いた
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ダム湖に浮かぶ長い桟橋
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「大森川ダム」の堰堤は立入禁止
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堰堤左岸端の階段
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この階段はどこまで続いているのか・・
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麓に降りてきても随所に堀切
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午前中に走って来た「奥大野林道」の
「奥大野越」峠の先
本線と支線との三差路にあった
「奥大野林道本線」へと続く分岐点
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赤色の矢印は
「奥大野林道本線」の
「奥大野越」峠を向いているが
帰路はここを
ダム湖から下って来て
左手に転回することになる
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「大森川ダム」
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なぜか放水はいつも左から
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2009年に「旧本川村」から来た時には
山奥で正面に突然このダムが現れて驚いた

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ダム湖畔の下流の
「伊留谷林道」への分岐三差路
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左折すると「伊留谷・越裏門」とある
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「大森川」に架かる橋を渡るが
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橋の上流側の欄干は消失
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対岸突き当りを右折すると行き止まり
左折し「奥南川林道支線」を進むと
「伊留谷林道」や「長沢林道」を経由して
『寺川郷談』の舞台である「旧本川村」へ
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再び「奥南川林道」(本線)へ戻る
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橋の上流(「大森川ダム」方向)
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橋の下流
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途中でふと気づいて振り返る
もしやそなたは「大森山」殿か?
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道端の木々の影になり見えづらいが
「大森川渓谷」の
素晴らしい緑色が連続している
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素掘りのトンネルが現れた
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たとえ人造物でも美しい
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こちらは2009年の向こう側からの眺め
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「●●まで6キロ」と「●●」が欲しい
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右のピークは4等三角点で海抜1075.9m
点名は「奥南川山」で
冠字選点番号なるものは違っても
点名は「奥南川林道支線」終点付近と同名
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分けてほしいぐらい背が高い
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「奥南川山」の西にある
海抜1071mのピークにもそそられる
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「大森山」海抜1141.3m(左)の西に連なる
海抜1102mのピーク
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ほぼ2009年のまま
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絵面が悪くて残念だが
「奥南川林道」は
かなり標高が高いところにある
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場所によっては
「大森川」との高低差が100mある
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「旧本川村竹ノ奈路」の
旧国道194号線「大森隧道」への分岐
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そしてこの三差路こそが
「奥南川林道」の起点
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「大森隧道」北口
トンネル内はるか先に南口が見えている
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それでは国道194号線に戻ろう
ここを左折すると「奥南川林道」
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2009年は
ここから「旧吾北村」に向かった起点
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かつての旧国道194号線を下る
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「大森橋」で現在の国道194号線に合流
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立派な橋名のプレート
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かつて熊といえば「剣山系」だったが
四国山地の稜線伝いに
ここ「石鎚山系」まで歩いて来たらしい
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いつの年だったか
新トンネルが
災害により通行止めになった時
旧トンネルを
迂回路にしたことがあったような・・
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念願の「本川村新郷土館」に立ち寄る
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『寺川郷談』の世界が広がる
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江戸時代には土佐藩のお殿様に
今では高知県知事に
この地から届けられる
真夏の「氷室(ひむろ)の氷」
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昔の本川の暮らしの展示を満喫し
鉢植えの花に送られて出発
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今日のメインルートは「奥大野越」
国道194号線の
「新大森トンネル」を抜けた先にある
その名も「大野農道」でショートカット
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はるか下に「ナロ」の集落
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廃校となった「三水小学校」を通過
「三水」とは、
清水村
上八川村
小川(こがわ)村
の三つの村を
水になぞらえたと聞いたことがある
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このプールの3分の1の幅でいい
川の水を引き込んだ
小さなプールのある古民家に住むこと
これが夢だったが・・
今となっては遅かりし由良助
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国道194号線へと橋を渡ると
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見覚えのある道標が
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心当たりのご同輩も多いはず
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四国電力の
「分水第二発電所」前の分岐に出る
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発電所の少し下流の
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鉄橋を渡っておこう
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「にたき橋」というらしい
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網目が狭いと比較的怖くない

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なかなかこった造りになっている
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ここにも「仁淀ブルー」
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 発電所を後にしてから、「仁淀川」の少し下流にある、現地情報をいただいた先輩ご夫妻が丹精込めておられる田んぼに立ち寄った。

「やっと今日で今年の『田んぼ』(稲作農業全般を指す土佐弁)が終わった」と言いながら、かたわらの畑から掘り起こしたばかりのサツマイモを、お土産にと沢山いただいた。

左にはサツマイモ
右には野老山(ところやま)の芋ケンピ
本日もコンビニフックが大活躍
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 遊山は、何といっても現地にお住いのかたの情報が一番。昨年末には、ご主人たちが仕留めたというイノシシのブロック肉をいただいたことだったが、今日は「剣光山」の貴重な情報を教えていただき、さらにその上に来夏のスイカを貰えるお約束までいただいて。

 ご主人によれば、近郊の名産である「十田(とおだ)」のスイカが市場に出回る前の、これ以上は企業秘密だろうから言えないが、「〇〇なスイカ」が美味しいとのこと。

 久方ぶりに川で泳ぎ、水の冷たさで紫色になった唇で、谷水で朝からキンキンに冷えたスイカをいただく、、

♪八月は夢花火~私の心は夏模様~♪

井上陽水の『少年時代』が聞こえてきそうな気分になってきた。




by ky_kochi | 2018-10-20 12:00 | 登山 | Trackback | Comments(3)
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Commented by タメやん at 2018-10-23 14:47 x
ここは計画倒れでまだ登ってないが、往路の方はランクルでも通れそうな感じですか?
Commented by ky_kochi at 2018-10-23 19:44
登山口の駐車スペースも含め、おそらく4トン車でも大丈夫だと思います。

Commented by タメやん at 2018-10-24 22:43 x
情報ありがとうございます。
来年のGW頃、山菜取りを兼ねて行ってみようと思います。
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