ブログトップ

茶凡遊山記

chabon.exblog.jp

剣光山(旧吾北村)【往路】

 高知で「剣」と名の付くマイナー山で、土佐町の「剣ケ岳」ともう一つ、これまでずっと気になっていた山が、旧吾北村の「剣光山」である。

「剣ケ岳」(けんがたけ)の方は、斯道の大先達の書籍で「土佐のマッターホルン」として紹介され県内でも知られてきていて、小生も2度目にしてようやく登頂できたが、「剣光山」(けんこうざん)の方は登山口の案内杭の記憶が残るのみで、どこの林道をカブで走っていた時に見たのかさえ長い間思い出せずにいた。

 今回、ダート林道にハマっていた頃のデジカメ画像を整理していて、登山口が2009年に走った「奥大野林道支線」にあったことを発見。早速この地にお住いの先輩ご夫妻に現地情報をいただき、旧「吾北村」と旧「本川村」の分水嶺に出かけてみた。

f0308898_21242338.jpg
国道194号線を「仁淀川」に沿って北上
f0308898_21244161.jpg
ほとんど下流でもこの美しさ
f0308898_21245989.jpg
「いの町高岩」で
この辺りは高速道路並みの
酷道439(よさく)号線に分岐西進
f0308898_21250885.jpg
「いの町新別(しんべち)」で
県道293号線に分岐北進
f0308898_21251866.jpg
「妙見」では
近く伝統行事が開催されるとか
f0308898_21252900.jpg
「川又」集落に入り橋を渡り
f0308898_21253985.jpg
「樅ノ木簡易郵便局」前を通過
f0308898_21255238.jpg
すぐ先の「奥大野林道」終点からスタート
f0308898_21260413.jpg
右は前回偶然迷い込んだ「林道堂ケ内線」
f0308898_21261323.jpg
天空に「奥大野」集落
f0308898_21262396.jpg
「飛ばさんとってね」は土佐弁で
「スピードを出し過ぎないでね」の意
f0308898_21263180.jpg
いいね!
f0308898_21264349.jpg
奥の人の仕事はいつも丁寧
f0308898_21265193.jpg
ひっそりと建つ神社鳥居
f0308898_21270512.jpg
「金峰」「大平」「戸明」とあるが
神様の名前か地名なのか
浅学菲才にしてわからない
f0308898_21271483.jpg
鞍部がかつての往還道「奥大野越」峠
平成の合併によりともに消えた
「吾北村」と「本川村」との境界
f0308898_21273376.jpg
ここは右折しても行き止まり
左折登攀する
f0308898_21274360.jpg
舗装が切れてダートになる
岩盤を削った区間は
大雨でも路面が狂わない
f0308898_21275304.jpg
リンドウさんのご親戚ですろうか?
周辺にたくさん咲いているが
恥ずかしながらお名前が・・
f0308898_21280311.jpg
かなり高度が上がって来た
f0308898_21294903.jpg
どこへの配電か電柱がある
f0308898_21300059.jpg
電線と一緒に「奥大野越」を越境する
f0308898_21301061.jpg
右手に簡易舗装の作業道があるが
道なりにゆるやかに西へ
f0308898_21302175.jpg
北東に視界が広がって来た
f0308898_21303065.jpg
4時の方角に「奥大野越」を振り返る
f0308898_21304022.jpg
植林の間はやや肌寒い
f0308898_21305048.jpg
あれにおわすは「剣光山」か?
f0308898_21310330.jpg
情けないことに
山奥で人造物を見るとなぜか安心する
f0308898_21311547.jpg
うぅむ、た、堪らん
「奥大野林道」は
本線支線ともに堀切の宝庫
f0308898_21312552.jpg
f0308898_21313672.jpg
右下は絶壁だがこれだと安心
f0308898_21314748.jpg
f0308898_21315980.jpg
f0308898_21320858.jpg
4等三角点「奥南川山」付近の三差路
右は「奥大野林道」本線
左は「奥大野林道」支線
f0308898_21321903.jpg
「奥大野林道支線」に入ると
前方に「剣光山」
いかにも名は体を現す佇まい
f0308898_21322862.jpg
手前が本線で右前方が支線
f0308898_21323984.jpg
「奥大野林道支線」に突入
f0308898_21325103.jpg
画像上部の海抜1171.7m
4等三角点「東黒滝」方向へ西進
「剣光山」は三角点の2つ下のピーク


f0308898_21330812.jpg
あんな大きいヘビがいたら
道を渡り終えるのさえ待てない
いつ返り討ちに遭うやもしれぬ
ゴキブリが空を飛ぶのは見たが
ヘビが空を飛び始めたら世紀末
ひ弱物は生きて行かれない
f0308898_21335879.jpg
年代物の作業小屋を過ぎる
f0308898_21344317.jpg
時折路側に1キロごとの距離表示がある
f0308898_21345411.jpg
1時の方角に見覚えのある切通し
f0308898_21350559.jpg
ありゃ?
前回見た時はもっと背があったような
f0308898_21353837.jpg


2009年に初めて着た時には
あいにくの空模様だったが
堀切付近から石鎚山系の峰々が見えた
左から順に
「子持権現山」「瓶ケ森」「西黒森」
f0308898_21365980.jpg

いいね!

f0308898_21381863.jpg
当時はスマートホンのGPSアプリもなく
ただただ「ここはどこ?」であった
f0308898_21383501.jpg

この頃は「てんこす」(頭頂部)に
赤い鉢巻が巻けていた
f0308898_21385079.jpg

本日は東側から登って来て
「剣光山」真下にいることがわかる
等高線の数をひいふうみい・・
高低差で100mちょい登れば山頂
これっぱあやったら行けますろう
f0308898_21394304.jpg
かつての鉢巻は
ピンクのスカーフに
f0308898_21400711.jpg
やあ、麓でもお会いしましたな
f0308898_21401777.jpg
なかなかナバ(きのこ)が多い山
f0308898_21403237.jpg
植林の足元はどうも・・
f0308898_21404181.jpg
コケやシダの緑に紫が映える
f0308898_21405042.jpg
県展無鑑査
f0308898_21410186.jpg
陽が差してくると元気が出てくる
f0308898_21410902.jpg
どちらさんかな?
f0308898_21412008.jpg
間伐材で道普請
f0308898_21412915.jpg
しばらく続くナバ街道
f0308898_21414224.jpg
f0308898_21415589.jpg
f0308898_21420591.jpg
f0308898_21421472.jpg
f0308898_21430243.jpg
f0308898_21431126.jpg
これはイノシシの仕業
f0308898_21432059.jpg
県展入選
f0308898_21433014.jpg
登山口から10分少々で
尾根に取り付いた模様
f0308898_21434990.jpg
木製の鳥居が見えてきた
f0308898_21435823.jpg
鳥居の奥に小さな祠
f0308898_21440822.jpg
「石鎚神社」とある
f0308898_21441861.jpg
「剣光山」山頂まではもう一息
f0308898_21442611.jpg
祠の左手から再び登り始める
f0308898_21535578.jpg
標高であろうか
「108●」の1の位が埋没
f0308898_21540702.jpg
白樺に似た木が数本
f0308898_21541615.jpg
f0308898_21542618.jpg
f0308898_21543597.jpg
「仁淀川町」の山でよく見かけた
f0308898_21544525.jpg
少しの間だけ急な登り坂
f0308898_21545401.jpg
古木を通り過ぎると
f0308898_21550323.jpg
山頂に鎮座する祠正面から登頂
f0308898_21551277.jpg
南方向と
f0308898_21552836.jpg
南西方向のみに視界あり
f0308898_21553799.jpg
この標柱もよく見かけるが
ここには三角点はない
f0308898_21554760.jpg
中央やや右寄りの三角錐は
越知町の「五在所山」殿ではござらぬか?
「黒森山」殿にしてはチトなだらか
f0308898_21555644.jpg

 ひと昔前は、高知市からリトルカブで今をときめく「UFOライン」まで走り、沿線に連続する石鎚山系の峰々を2つ3つ登り日帰りしていた。林道でリトルカブのロデオ乗りに没頭していた頃は、枝道を見つけたら少なくとも途中までは必ず進入していた。

 最近の小生の山行の傾向は、登山口までカブや車で行けて、これまであまり知られていなかったルートで安直に登頂するというものが多く、メジャーな山よりマイナーな山、そしてまだ登頂できずにいる気掛かりな山を主に歩いている。

 今回「剣光山」に登頂でき、これまで気になっていた山は登ったことになった。もちろん、他にも登りたい山は星の数ほどあるが、あれもこれも登っておかねばと思うと苦になるので、これからはあまり気にしないことにした。

 山行はいつも一人だが、ただでさえ大のヘビ嫌いがマムシにでも噛まれたら、今でこそGPSアプリがあるが地図の読図能力がからきしない者が道に迷ったら、パンクも直せない者が山上でアクシデントに遭ったら、どれだけ周囲にご迷惑をおかけしたことであろう。

 昔なら、寄り道が抜かっても、撮り忘れた場所があっても、「また今度来たら良(え)いわ」と思っていたが、最近は「もうここに来ることはあるまい」と思うようになってきた。それが危ない、小生のように心根がケチな手合いは、「もうここに来ることはないからあれもこれも」と無理をする。

 無理無駄ムラのない暮らしを心掛けねば、還暦も近い。








by ky_kochi | 2018-10-20 10:00 | 登山 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://chabon.exblog.jp/tb/30116726
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 剣光山(旧吾北村)【復路】 たいようひろば(高知市) >>