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茶凡遊山記

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神賀林道(旧香北町)

「轟の滝」からの帰り道、「猪野々簡易郵便局」前の分岐にあった「焼そば」の幟を思い出すものの、あれはきっと「滝の茶屋」のことであろう、本日は休業だったので「あんぱんまんミュージアム」まで昼ご飯はお預けかと思ったら・・

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 話が前後するが、「神賀神社」へ立ち寄ることになったいきさつを、地図でご案内すると・・

 下の地図の左が「轟の滝」で、帰路も往路と同じ赤いルートを走行し、緑のルートの起点にまで戻って来たところ、「田舎食堂猪野々商店」の店内から、楽しそうな声がこぼれ出ている。

「やきそば」の提灯に誘われ迷わず入店したら、3人の先客の皆さんが女将さんと和気藹々と談笑をしておられる。女将さんおススメの「塩やきそば」を美味しくいただいた後、「轟の滝」からの帰りであることを伝えると、すぐにご主人を呼んできていただき、ご主人が先日の大雨の後に撮影したという「轟の滝」の大水の動画を見せていただいた。

 たしか新聞で読んだことがあると思いながらお話をうかがう内に、「猪野々」集落に食堂を2015年にオープンされたご夫妻であること、さらに「轟の滝」の「滝の茶屋」を2016年に3年ぶりに再開されたご夫妻であることがわかった。

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 ご主人から、滝へはもう一つ道(緑のルート)があり、途中の眺めが良いことと、終点は長い間疑問に思っていた滝の手前の「新柚ノ木橋」を直進する道に繋がっていると教えていただき、ただちに踵を返した次第。

 これまた以前から気になっている「神賀山」の手前には「神賀神社」があり、そこまでは車でも行ける(青のルート)し、神社からだと「神賀山」はさほど遠くない(橙のルート)とのこと。

 近くにはブナが美しい「大ボシ山」への登山道もあり、県外からの登山者も多いという。さらに、「大ボシ山」への途中には美しい滝が2つあるとのこと。いやはや、貴重な情報をいただいた一日であった。


日本の滝百選に選ばれた1990年頃は
第二駐車場も満杯だった
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たしか当時からあるような・・
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一発で清書しなければならぬ
消しゴムは使えない
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いやしの里「猪野々」へ下りてきた
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「吉井勇記念館」へはどちらからでも行ける
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年を経て渋みが増してきた
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 猪野々集会所にカブを駐車しようとすると、巣から落ちたのであろうか燕の雛が3羽、悲しい声で鳴いている。

「田舎食堂猪野々商店」でお聞きしたところによれば、落ちた雛鳥は親鳥が巣に戻すまでそっとしておくよりない、とのこと。かりに人間が雛鳥に触れて巣に戻したとしても、親鳥は人間の匂いがついた雛鳥を育てようとしなくなるらしい。

 駐車場に戻って来た時には1羽になっていたが、ヘビやネコなどに気付かれないうちに、親鳥による一刻も早い救出をただただ願うばかり。

巣から落ちた燕の雛が3羽
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「田舎食堂猪野々商店」
高知市から移住したオーナーご夫妻が
2015年に閉店中の商店を改装してオープン
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オーナーご夫妻は「轟の滝」入口の
「滝の茶屋」も2016年に再開された
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それではいざ周回ルートへ!
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消防屯所の先でテイク・オフ
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「引立」はどう読むのだろう?
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「神賀神社」へ行ってから
「轟の滝」へと周回してみよう
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徐々に高度を上げて行く
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「物部川」上流方向に「永瀬ダム」
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相当に雨が降ったらしい
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突き当りの三差路を右折
先ずは「神賀神社」を目指す
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ほどなく「神賀林道」に入る
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「神賀神社」への分岐を右折登攀
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一部ダート区間があるがほぼほぼ舗装路
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お祭りの日の駐車場であろうか
「神賀神社」近しの予感
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なかなか広い
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 この広場の手前だったか先だったか、写真を撮るのも忘れるぐらいだったが、林道の勾配はかなり厳しかった。そのうちメタボな騎手の重さに耐えかねた相棒「銀号」が、時折苦しそうなサウンドを発するようになった。

 いくら世界のホンダ「スーパーカブ」とはいえ、エンジンが焼き切れたら一巻の終わり。カブから降りて手押しすることにしたが、ローギアに入れているものの、スロットルの塩梅が林道の勾配とカブの車重、何よりも騎手の歩行速度と微妙に噛み合わぬ。

 神社を目前にしながらここから先は歩きか?と諦めかけたその時、右手に赴き深い鳥居の先に参道が現れた。


参道はなかなか長い
「神賀神社」はまだ先のようだ
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海抜967mのピークに建つ本殿
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この位置に鷲がいるのは初めて
もしや屋根から落ちたのでは?
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ここにおわすのはよく見かけるが・・
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3本のパターンは珍しい
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この山上の地に
資材を運び上げるだけでも大変
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塵一つない境内
大切にお祀りされている
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さてと登ってきた道は降りなければ
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はるか下「オモ谷」であろうか
道路と作業小屋が見える
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広場まで下りて来た
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尾根筋の植林の中を進む
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大層そそられる小道が左に
寄ってみたいが残り時間が少ない
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「轟の滝」にもあった
古木に刻まれた神社への案内
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左下から登って来たが
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「轟の滝」を目指し直進
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小さな三差路に突き当たる
「轟の滝」へはここを左折
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なるほどここに出るのか
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長年の疑問が氷解した
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「新神賀橋」から下流を見る
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こちらは上流
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♪坊さんかんざし買うを見た♪
よさこい節に唄われた
純信とお馬の駆け落ちの道もこの方向
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喉が渇いたので
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「誰がつけたかお急ぎスーパー」で給水
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メダカの直販所
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「上の畑に色々います」とのこと
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野菜ならぬメダカの良心市
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 11年ぶりに出かけた「轟の滝」の帰り道、偶然立ち寄った「田舎食堂猪野々商店」で、素敵なオーナーご夫妻と出会えた。何度となく来たことがあった「轟の滝」であったが、今日は知らなかった事を沢山教えていただいた。

「神賀山」より先に、「奥神賀山」へ登ったことがあった。ちょうど長年の夢叶い、カブで林道巡りに没頭していた頃であった。旧香北町楮佐古と大豊町西峰を結ぶ「楮佐古小檜曾林道」の分水嶺、「大豊峠」でいったん停車、「奥神賀山」山頂にあるという鳥居を目指した。

 ほどなく山頂、鳥居も視界に入った所で、奥の院の番人と思しき真っ黒い巨大なヘビが登山道に横たわっていた。こちらの気配に気付く様子もなく、身動き一つもせず通せんぼする姿は、威風堂々としたもの。

 人は自分の臍の尾を最初に跨いだ動物に終生怯え続けると聞いたことがあるが、どうやら小生の場合はそれがヘビだったかもしれぬ、とにかく見るも聞くも苦手で、ましてや触ろうなどとは夢にも思わない。



 実は、初めて「轟の滝」へ行った時には、途中で道に迷っている。どの道を通って辿り着いたか記憶にないが、ちょうど「滝の茶屋」の駐車場にいた地元の古老に迷った道を聞くと、「ああそれは神賀(じんが)様への道ぢゃね」と教えてくれたことであった。どうやら、「神賀神社」へと向かっていたらしい。

 思えばこの地には以前からご縁があった、そして今日は「猪野々(いのの)」で素晴らしいご縁をいただいた。地理院地図の等高線が教えるところによれば、「神賀神社」から「神賀山」までは高低差の少ない尾根歩きと思われる。この機会に「神賀山」と「奥神賀山」に是非とも登頂しておきたい、そして願わくば「大ボシ山」も。





by ky_kochi | 2018-06-24 15:00 | リトルカブ | Trackback | Comments(5)
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Commented by 山歩 at 2018-06-27 22:35 x
茶凡さんに便乗して、私も神賀山、神社目指させてもらいます(笑)ずっと行ってみたかった道、山でありますので。
Commented by ky_kochi at 2018-06-27 22:43
是非お出かけ下さい、そして昼食は「吉井勇記念館」前の「田舎食堂猪野々商店」の塩やきそば、ニラとのコンビネーションが抜群です。シーズンによっては、「轟の滝」入口の「滝の茶屋」でもお召し上がりいただけるかと。

なお、「神賀神社」手前の広場から参道鳥居までは、4WDでも手こずる勾配の早さです。もし、排気量の小さなバイクなら、手押しと体力消耗の御覚悟を。小生は、境内に辿り着いた時には、もうヘロヘロでした。
Commented by 山歩 at 2018-06-28 12:48 x
道幅はどうでしたか?
写真を見る限りはそう広くないのかなと…
普通車でも上がれるのでしょうか?
Commented by ky_kochi at 2018-06-28 16:09
山歩さん、道幅はまずまず大丈夫かと思います。工事関係者のかたなら、「ワシらは4トンで行きゆぜよ」と言われるかもしれません。

どちらかといえば、道幅よりは神社近くの勾配が気懸りです。もしかしたら、二輪駆動車だと厳しいのではと感じました。

普段は対向車と出会うことはまずなさそうですが、普通自動車でも大型車だと離合には経験と技術を要しそうです。

おススメは、四駆の軽トラです。
Commented by 山歩 at 2018-07-01 12:52 x
ありがとうございます。
四駆でありますので、行けるかなと思います。勾配が急なのは致し方ないかなと(笑)梅雨明けにアタックしてみます。
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