ブログトップ

茶凡遊山記

chabon.exblog.jp

雪光山(旧鏡村) ~前編~

 この山が雪化粧すると南国高知にも冬が到来するといわれる「雪光山」(国見山)は、高知市から見ると手前に台座状の「敷ノ山」を従えた、見事な円錐上の山容を誇る秀峰である。

 土佐町の「陣ケ森」への山行の途中、長い間ずっと気になっていた独特の山塊の正体が、「雪光山」の山頂部分であること、そして、かの伊能忠敬翁も日本地図測量のため山頂に人を遣わせたことを、偶然行き会った現地のかたに教えていただいた。


【お詫び】

 本文の中で、県道6号線の2ポイントから「雪光山」山頂の独特な山塊が遠望できるかと誤って表現している箇所があります。

 詳しくは、平成30年6月4日「雪光山(旧鏡村)~後編~」をご覧下さい。 

f0308898_10083783.jpg
県道6号線を
鏡川の支流「吉原川」に沿って遡上
「雪光山」登山道の王道である
「手水(ちょうず)」登山口を左に見ながら
「陣ケ森」(土佐町)へと急いでいると
その先に憧れの君が鎮座していた
f0308898_10081974.jpg

「手水登山口」からは、これまで2度「雪光山」を目指したことがあったが、1度目は時間切れ、2度目は道に迷って断念している。

 その後、鏡川のもう一つの支流である「的渕川」上流、「柿ノ又」経由の林道をリトルカブで登攀、いとも安直に登頂したことであった。



♪ いとし~かの君~ ただひとり~ ♪
f0308898_10082802.jpg
♪ 立たせまつりし~ 旅の空~ ♪
f0308898_10083783.jpg

 県道6号線を通るたびに、ずっと気になってしかたがなかった独特の山塊だが、今日は幸運にも犬の散歩をしている地元の男性のお話を聞くことができた。

 ついさっき撮影してきた画像を見ていただくと、山塊はすぐ下の橋から見えていたはずで、「雪光山(国見山)」の山頂部分であると教えて下さった。

 高知市から遠望する山容からはにわかに想像つきがたく、教わった時にはどうにも半信半疑であった。

 それではここで、多くの高知県内山岳愛好家のかたがイメージされると思われる画像をどうぞ。


平成22年2月「川窪」バス停で初対面
f0308898_14160537.jpg
f0308898_14165936.jpg
f0308898_14171261.jpg
平成22年11月「城ケ森」山頂より
f0308898_14190500.jpg
平成22年11月「高知道宗安寺跨道橋」より
f0308898_14202048.jpg
平成27年6月「城ケ森」より
f0308898_14211654.jpg
平成29年12月「城ケ森」より
f0308898_14230140.jpg

 ご覧いただいたように、「雪光山」は秀麗な円錐形の山容を、南には台座のような「敷ノ山」を従えている。

 高知市からは「雪光山」は遠望となるため、山頂部分が尖がっていることは判らない、と言われればそれまでだが、どうも思いとかけ離れている。

 ただ、「雪光山」の西隣りにある「焼野の森」の、「まるみえ峠」から見ると、山頂の尖がりも少しイメージできる気もしてくる。

平成27年「焼野の森/まるみえ峠」より
f0308898_14222034.jpg

「陣ケ森」への登山道から見ると、画像の右上「雪光山」山頂から、台座のような「敷ノ山」へと稜線が、高知市方向へと流れ落ちている。

 ただ、我がコンデジの望遠スペックでは、山頂の形状を見て取ることはできなかった。

「雪光山」(右上)と「敷ノ山」(左下)
f0308898_10084546.jpg
次第に遠ざかる「雪光山」
円錐形の美しさが増すばかり
f0308898_10085380.jpg
麓で見た独特の山塊は
はたして「雪光山」の山頂か?
f0308898_10090224.jpg
もしやおにぎり右横の突起では?
f0308898_10090959.jpg
あれこれ考えながら
「陣ケ森」を下山し
「東川」付近を走行していると
「樽の滝」へは行けないとの
親切な御触書の先で
f0308898_10205207.jpg
「国見山(雪光山)」が右に見えて来た
f0308898_10091796.jpg
ふむふむ、確かにここに橋があった
(住宅地図に「杉谷橋」とあった)
往路はここから山塊を見たらしい
f0308898_10092534.jpg
おさらいの資料とも方角が一致する
f0308898_11014822.jpg
「川窪」バス停(上)と「杉谷橋」(下)と
「雪光山」の位置関係からみても
f0308898_12402950.png
やはり「雪光山」の山頂か?
f0308898_10093245.jpg
等高線を見ても北側は急傾斜
f0308898_11033967.jpg
カーナビの現在位置と「雪光山」との
方向感と距離感は一致するような・・
少し近いような気もするが・・
f0308898_10250098.jpg
これは再調査が必要と思いながら
「林道狩山線」への分岐まで下山
f0308898_10254490.jpg
そういえば上方の「川久保」に
迂回路の表示があった
f0308898_10255523.jpg
聞き覚えのある地名「コヲナロ」
f0308898_10251660.jpg
「徳報橋」を渡った先で
 ↑ 直進「狩山林道」
 → 右折「大熊農道」
 ← 左折「河内ケ峰農道」(高知・手水)
と表示されている

「止めて下さるな妙心殿!
これはもう行かねばならぬっ
行かねばならぬうぅっ」

f0308898_10260894.jpg
「徳報橋」の西詰まで来てみた
f0308898_10265084.jpg
なんとここからも
「狩山林道」を直進すると
「雪光山」に行けるらしい
日をあらためてリトルカブで来よう!
f0308898_10265930.jpg

休憩がてら「吉原ふれあいの里」の
「百日紅」へとUターン
画像では判りづらいが
道路標識の左下あたり
頂上部分が独特の色合いの
またまたそそられる山を発見!
f0308898_10270787.jpg
 

「雪光山」山頂の北側にある広場に、高知市の一宮小学校の生徒さんたちが、マイクロバス5台を連ねて野外授業に来られていた画像を見たことがある。森林学習の一環で、ドングリの植樹を続けているとのこと。

 平成15年にリトルカブで登攀した「柿ノ又」経由の林道は、とてもマイクロバスが入れる道路ではなかった。してみれば、こちらの「狩山林道」から入られたのではあるまいか、ほんの数分ほど車で走ってみた範囲では、アスファルトの快適な舗装路であった。

 近く山座の特定と林道の巡回に行き、「雪光山(高知市) ~後編~」としてご報告したい。



by ky_kochi | 2018-05-20 14:00 | 登山 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : https://chabon.exblog.jp/tb/29801440
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by タメやん at 2018-06-02 08:38 x
>平成15年にリトルカブで登攀した「柿ノ又」経由の林道は、とてもマイクロバスが入れる道路ではなかった。してみれば、こちらの「狩山林道」から入られたのではあるまいか、ほんの数分ほど車で走ってみた範囲では、アスファルトの快適な舗装路であった。

狩山林道は3年ばー前と思うが、車で終点まで行った事がある。終点は地形図通り谷。登らなかったが、雪光山への登山道は分かりづらかった記憶がある。

なお「柿ノ又」経由の林道も、「雪光山」山頂の北側にある広場(真新しい東屋あり。)直前までアスファルト舗装されています。
Commented by ky_kochi at 2018-06-03 18:31
 タメやんさん、本日再調査に出かけてきました。

「狩山林道」は、確かに「徳豊橋」からあっという間に終点に着きました。

 直前に地元のかたにお聞きすると、「狩山林道」からも「雪光山」へ行けるには行けるが、途中からは歩きの登山道になっているはずだ、とのことでした。

「柿ノ又」からの林道を走った時は、ほとんどが未舗装だったと記憶していますが、山頂北側の広場手前まで舗装されているのですね、行ってみます。

 また一つ楽しみが増えました、ありがとうございました。


追伸

 本日の調査の結果、「国見山」の山頂の撮影場所に大きな勘違いがあることが判りました。

 近日中に、「後編」としてお詫びかたがたご報告します。

<< 雪光山(旧鏡村)~中間報告~ 陣ケ森(土佐町) >>