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茶凡遊山記

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清滝山(土佐市)

 土佐市の市街地の北に連なる山並みをバックに、ハングライダーが飛んでいるのをご覧になったかたも多いと思う。

 四国霊場第35番札所「清滝寺」の背後にあるのが「清滝山」(右)で、その西側に並び立つ「石土ノ森」(中央)の西の裾に、ハングライダーのテイクオフ・ポイント(左隅)がある。

 2つの山をつなぐ稜線沿いの登山道は趣深い道であるが、今日は「清滝寺」周辺に残るミニ「八十八ケ所霊場」の一部を歩きながら、「清滝山」と「石土ノ森」を歩いてみた。
 
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「清滝寺」を出発し、反時計回りに周遊するが、細長い楕円状のコースのうち、大まかにいえば、上辺が登山道で、下辺が林道というコースとなる。


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 右上の海抜236m地点への寄り道は、「清滝山」への一般的な登山口を再確認するために下山後に林道を歩いてみたもので、平成25年にリトルカブで「清滝山」の東登山口まで行った時の記憶を呼び起こすための道草。

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 本日のミニ「八十八ケ所霊場」の途中から、スマホのGPSを頼りに尾根道へと無理くり這い上がったルート(緑の縦線)は、分岐が判りづらく踏み跡も薄い部分も多いので、初めてのかたは青い点線の登山道を歩かれることをおススメします。

 下山後なら山道にも目が慣れてきて、方向と距離感とが冴えてきますが、よく整備されてはいるものの、最近はお詣りする人も減っているのか枝道が判りづらいところがいくつかあります。


本日はハングライダーの姿なし
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高知自動車道の北に
本日歩く稜線が見えてきた
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「清滝山」の山腹に建つ
第35番札所「清滝寺」
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♪この木なんの木気になる木~
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境内の西側へと進む
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個性豊かな「カゴノキ」(鹿子の木)
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境内を出るとすぐに
ミニ霊場の参道と思しき道が
林道から山上へと分岐
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第19番「立石寺」(阿波の国)
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第20番「鶴林寺」(阿波の国)
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よく立っていられること
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先ほど分岐してきた林道に出る
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第22番「平等寺」(阿波の国)
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林道と合流した先で山道に入ってみる
左下から登って来てから
上にある畑へと切り返す
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栗の木の畑になっている
足元は落ち葉でふわふわ
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林道へと這い上がる
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第27番「神峯寺」(土佐の国)
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第28番「大日寺」(土佐の国)
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南に土佐市の市街地が見える
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ミニ霊場は林道から再び分岐
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第29番「国分寺」(土佐の国)
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第30番「善楽寺」(土佐の国)
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第31番「竹林寺」(土佐の国)
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勾配が早くなってきた
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大岩が目立ち始める
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第32番「禅師峰寺」(土佐の国)
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右にも踏み跡があったが
左に進むことにした
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第33番「雪蹊寺」(土佐の国)
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羊歯が多くなってきた
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第34番「種間寺」(土佐の国)
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岩の下に潜り込む根っ子
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第35番「清滝寺」(土佐の国)
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さすがはお膝元
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絶壁を背にたくさんの石像
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杉や檜ばかりでないところが良い
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第36番「青龍寺」(土佐の国)
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第37番「岩本寺」(土佐の国)
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人口密度が高い
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新緑の季節が待ち遠しい
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第38番「金剛頂寺」(土佐の国)
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第39番「延命寺」(伊予の国)
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巨大な岩の前には水の流れが
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天然石かと思ったがセメント
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 この地点は、地図の左に見えている三角形の右の頂点であるが、最初に南方向へ向かったものの、下り道はあっても上り道がない。そこからあてずっぽうで北西へと崖を攀じ登ったが、次の画像の砂防ダムの先にも、上方へと続く踏み跡らしき痕跡はなかった。

 帰りに三角形のすぐ下の赤い線の林道を、西から東へ歩いていてすぐ左上に砂防ダムが見えて初めて気付いた。なんと、三角形の下の頂点の先に続いていた下り道の先には、ほんの目と鼻の先に林道があった。このあと「清滝山」へと無理くり這い上がらずとも、いったん林道に下りて、ハングライダー基地へと林道を西に進み、「石土ノ森」から「清滝山」へと時計回りに稜線を歩くこともできたはず。

 ミニ霊場は伊予の国に入ったばかり、きっとどこかにこの続きがあるはずと、いつもながらの勝手な思い込み。さらには、せっかく「清滝山」の真下にまで来ている、むざむざ遠回りなど真っ平御免との横着心とで、すぐ真下に見えていたはずの林道に気付かない。

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上方の砂防ダムで底積んだり
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第39番「延命寺」(伊予の国)の前を
あえなく撤退
東へと来た道を戻る
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笑われているような・・
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第36番「青龍寺」(土佐の国)まで戻り
登って来た右下へは下らず
左上の僅かな踏み跡を頼りに再登攀開始
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決して荒れてはいないが
道らしきものはない中を
ひたすら這い上がると
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偶然に見た左下に石像を発見!
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第48番「西林寺」(伊予の国)とある
正式名称は「清滝山安養院西林寺」
偶然にも山号は「清滝山」とある
俄かに元気が出る、合掌
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踏み跡も明瞭になる
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テープも多くなってきた
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目印になる木も登場し始める
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第47番「八坂寺」(伊予の国)
右上の上方へと続く踏み跡が気になる・・
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 この付近の記憶と記録が曖昧だが、先ほどの「八坂寺」の前で左(西)へと進んだと思われる。

 緑の縦線の上にある西へのログがそれであるが、そのあと2つの石像を見ることはできたが、この道は下り道で山頂からはどんどん離れていると感じ、「八坂寺」へと戻ることを決断。


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第46番「浄瑠璃寺」(伊予の国)
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雰囲気の良い道になってきた
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お庭先を失礼します
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第45番「岩屋寺」(伊予の国)
先を見ると道がどんどん下っている
ここで2度目の引き返しを決断
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第47番「八坂寺」(伊予の国)まで戻り
右上へと続く踏み跡を信じて進む
前へ前へ、ならぬ、上へ上へ
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しばらく道なき道を登攀すると
頭上に東の登山口からの道の気配
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やがて黄色のテープがどんどん増え
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やがて尾根道に取り付く確信があるが
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まだまだ続く木立ちの中の歩き
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落石かと思うが
なかなか木も負けていない
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この木にもよくお目にかかる
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次第に踏み跡が明瞭になってくる
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右手に稜線の北側の眺望の予感
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ほおぉっ、やっと尾根道に出たっ!
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ケルンも山で一心地着くアイテム
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こんな素晴らしい道なのに
早くも膝に筋肉痛が
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「清滝山」(378m)山頂に到着

 このプレートは、実際の三角点の位置とは少し離れた位置にあった。「キティ山岳会」の会名は、しばしば主に山頂で目にし、ネット上にもいろいろな記事があるが、これまで山で実際にお目にかかったことはない。
 
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雑木の隙間に四国山地が見え隠れ
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山頂から少し西に進むと
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小さな祠が立っている
正面は南とお見受けする
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「清滝山」と、これから向かう「石土ノ森」へは、何年か前に登ったような気がしていたため、今日は復習のつもりでいつもよりさらに予習をせずに入山したのがいけなかった。

 下山後に昔のデジカメの画像を検索すると、登っていたと思い違いしていたのは、5年前にリトルカブ『銀号』でハングライダーのテイクオフ・ポイントへ行った時の記憶であった。

 その際に、わずか300mほど「石土ノ森」方向へ登山道を歩いたことと、その帰りに「清滝山」の東の登山口を見に行ったという2つの記憶とで、ちゃっかり2山に登ったと勝手に思い込んでいただけであった。

 年齢とともに記憶力が劣化するのは自然な成り行きとしても、自分に都合が良いよう勝手な思い込みをするというのは、別に今に始まったことではないが、困った年寄りへの一歩かと自省している。


『石土ノ森』へと続きます。


by ky_kochi | 2018-02-17 10:00 | 登山 | Trackback | Comments(2)
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Commented by タメやん at 2018-03-08 21:04 x
三角点登頂からミニ88か所巡りに派生して色々回ったが、ジモチーしか知らないミニ88か所もかなりあるらしい。
ネットがこれだけ発達しても発信元がなければ、どうしようもない…。
Commented by ky_kochi at 2018-03-09 23:34
 発信元がないままに、藪に埋もれていった遺構は数多いことと思います。

 消え去ろうとしている過疎集客や戦争遺構も、発信元があるうちにと痛感します。
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