横浪三里(土佐市~須崎市)
2017年 06月 03日
この「横浪半島」に「横浪有料道路」、通称「横浪スカイライン」ができたのが昭和48年。壮大な太平洋を眼下に眺めながらのスカイラインは、当時人気のドライブコースであった。
開通からなんと44年、260円だった通行料が無料になったのが平成10年12月だったという。それだけでも、かれこれ20年近くも経ったことになる、嗚呼。
現在の高知県道47号横浪公園線
「中ノ島」まで行ってみる
あいにくガスっているが
堤防の向こうは太平洋
「竜岬」が見えている
干潮時には「宇佐大橋」のすぐ西、この画像では右下半分ぐらいの場所に、「天皇洲(てんのうず)」とよばれる広大な干潟が現れ、かつてはアサリ掘りの名所であった。
長年に渡りアサリより多い人数が干潟に駆け付けたためかアサリが激減、現在は潮干狩りができなくなっている。
港から干潟まで、小舟で1分足らず。春の大潮の日など、おおぜいの老若男女で賑わったことを懐かしく思い出すかたも多いと思う。
通り過ぎてしまったが、四国八十八か所霊場、第36番札所「青龍寺(しょうりゅうじ)」は、この「竜の浜」の北西の山裾にある。
横綱朝青龍の四股名は、この「青龍」に、師匠の朝潮親方の「朝」をつけたものといわれている。するってえと、朝赤龍は・・
「ヴィラサントリーニ」
正面に見えるのが「崎山」で
右手の突端が「白ノ鼻」
裏手の大湿原は「蟹ケ池」
上から見ると蟹に見えるらしいが・・
明徳義塾高校は特にスポーツが有名で、全国から多くの生徒が集まり、その後プロとして活躍する選手も数多い。
ゴルフの松山英樹、横峯さくら、大相撲の朝青龍、朝赤龍、琴奨菊、栃煌山など、記憶に新しい。甲子園で、松井秀喜を5打席連続敬遠したのもまた、この明徳義塾であった。
バイクを停めて練習を見ていると、身の丈六尺はあろうかと思われる選手が、きちんと帽子を取って「こんにちは」と挨拶をしてくれた。
腰の高さが小生の胸のあたりまであるような、威風堂々たる体躯の上に実にハンサムな青年に一瞬怯んでしまい、会釈を返すのが精一杯であったが、何年かぶりに実に嬉しい気持ちになった。
内湾だけに海上の波はいたって静か
はるか遠景は「興津岬」
珍しい白い砂浜
パッと見て読めなかった
それも今は・・
手前の離礁「上松碆」には立派な松
左上はるか遠くに「興津岬」
一時期ゴルフにハマった時期があり、先輩に何度かこのコースに連れて来てもらった。
根っからのひねくれ者で、きちんと習うことをしないため、自己流の練習で下手に下手を重ねる結果となり、スライスばかりで面白くなくなりやめてしまった。
もし、再開することが将来あるとすれば、是非もう一度来たいのがこのコース、風光明媚であるとともに、トリッキーなコースで実に楽しかった。
おあと北西の脱藩の道沿いに
というのが大まかな分布
先ほどの「池ノ浦」への途中の、「福良」への道と、この「須ノ浦」への道が、本線の橋の下をくぐり、「浦の内湾」へと下っていることになる。
歩道が続いている
行ってみたい気がする
「下松碆」の小さな三角
ご懐妊にまつわるエピソードが
あるやなしやと
聞き及びはべりしが・・
内湾側の「浦の内湾」には、通称「巡航船」、「須崎市営巡航船」という定期航路がある。
この巡航船は、「浦の内湾」内の北岸と南岸に12ある乗船場を、ジグザグに停船しながら、三里といわれる東西の細い湾内の集落を、1日に上下各4便が就航している。小中学生の通学や高齢者の利用が多いが、四国八十八か所の海の遍路道ともなっている。
土佐市宇佐町の「埋立」からこの「鳴無」まで「巡航船」に乗船し、さきほどの浮舟の貝料理で一杯やって、再び「埋立」まで戻りたいのだが、「飲んだら乗るな」、帰宅に大いに困る。お酒が苦手なかた、船賃と貝料理代は出しますので、車で「宇佐」まで積んで行ってもらえませんろうか?
県道23号線を通って
高知市に帰ることもできるが
本日の最終目的地は
「中ノ島」(須崎市)につき左折
何かあったのか
あるいは表記の決まり事か?
小さな灯台が建っている
橋が架かっていないので
さっきの「中の島大橋」を渡って帰ろう
「戸島(へしま)」
「大長岬」「小長岬」
畑仕事をしていた地元のかたに聞くと、正面対岸の集落は「中土佐町久礼」と教えてもらったが、当方が指差した方角が間違っていたのではありますまいか、「須崎市安和」と思われてならない。
「鳥形山」で採掘した石灰石が、ベルトコンベアで運ばれ、巨大な筒の中でセメントに加工されていく工程の説明を受けた記憶がある。
あれからなんと、40年以上も経ってしまった、、、嗚呼。
1/25000の地図にも道路があり、GoogleMapで見ても、公園跡は荒れていないように見えます。大変懐かしく思い出しました、ありがとうございます。
いただいたコメントを、これまでただありがたく拝読しているだけでした。「名前をクリック」、この機能を全く知りませんでした、どうかご海容下さいますよう。
最初のリンクは辿り着けませんでした。2番目の記事、身内ではありませんが、知人に関係者があり失礼させていただきました。
そして「チビッ子島・木彫館」、初耳でした、いつもありがとうございます。