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茶凡遊山記

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釜炒り茶(旧池川町)

 つい最近まで、「焼畑農業」が残っていた旧池川町の「椿山(つばやま)」の山麓に、「釜炒り茶」作りのお手伝いに初めて行ったのは平成18年のことであった。

 数日間をかけ手間暇かけて手作りされる「釜炒り茶」の、得も言われぬ香りと風味は、一度飲んだら病みつきになることうけあいである。


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 【ご注意】

 後半の花のコーナーは撮影日順ですが、その他は平成18年から平成28年までの間に、のべ6回お手伝いに行った時の画像を順不同に掲載しています。


薫風のなかカブで行った年もある
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ここにも見事な「仁淀ブルー」
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池川神楽も舞われた
「河嶋山神社」の社殿
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高台にある屋敷から見下ろす茶畑
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新茶が芽吹いている
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眼が良く見えるようになった気がする
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ここからが「釜炒り」の工程
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かつて楮を蒸していた頃の大釜
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ドラム缶の竈(かまど)に着火
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予め籠の重さ1kgを引いている
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正味4キロの茶葉が1回分
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鉄釜に茶葉を投入し
先端が二股になっている
2本の棒でかき混ぜる
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本日の1釜の炒りの時間は16分
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香ばしい匂いが漂い始める
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箕(み)と呼ばれる竹製の篭に移す
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手箒で最後の茶葉まで取り出す
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 実際にはこの「釜炒り」の後、炒られてしんなりとした生葉は、先ほどの箕(み)の上でじっくりと手揉みされるが、その工程の画像が手元にない。茶畑で生葉を摘んでいるか、釜場で炒っているかのどちらかが多かったからである。

 今年初めて揉ませてもらったが、炒られてしんなりとした茶葉がついた指では、日頃いかに駄鬼(だき)な小生といえども、さすがにシャッターは押せない。


炒られた茶葉は
筵(むしろ=みしろ)に薄く広げ天日干し
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やがて黄緑色が緑色となり
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深緑から黒色に変わっていく
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庭や塀のすべてが干場になる
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次から次へと増えてくる
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ナイスなコントラスト
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梯子や板を総動員した干棚
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ついに玄関先にまで到達
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頃合い良しとなるとまとめられ
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次なる「炒り上げ」の工程を待つ
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 お茶摘みの期間には、親戚一同おおぜいの人々が本家に集合する。茶畑や家屋敷は老若男女で溢れ、10人を越えるというひ孫の世代は、トカゲを追い回したり、カニを捕まえたりと、なかなか賑やかである。

 やがて日が暮れると、先ほどまで茶葉を天日干ししていた庭は夜宴会場に変わるが、呑んでは摘み、呑んでは炒りといったぐあいで、お天道様が高いうちからすでに宴会に近い。

 特に暑い釜炒り場に配属していただけると、絶妙のタイミングでビールが運ばれてくるという幸せに恵まれる。


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 もう一つの楽しみが、やや高台にある見るからに格式高い屋敷内に、毎年咲き乱れる花を観ること。

 年が変わっても、いつもの場所に同じ花が美しく咲いているのを観るたび、普段からいかに丹精込められているかと感じさせられながら、早や10年が過ぎた。


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 それでは、今年の「仁淀ブルー」を思い出しながら、おみやげに戴いてきた新茶を早速いただこう。


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by ky_kochi | 2016-05-05 06:00 | 番外編 | Trackback | Comments(0)
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