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茶凡遊山記

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焼坂峠(須崎市~中土佐町)

 台風に続く豪雨で、2年ほど通行不能だったという歩き遍路道「焼坂(やけさか)」が、有志の皆さんの手弁当で通行できるようになったと知った。

 峠の名前だけは子供の頃から知っていた「焼坂峠」、今年5月に「国道56号線旧道」を走った時、近日中にと目論んでいた。

 正午から晴天という天気予報を信じ、「行きゆううちに晴れるろう」と高知市を出発したが・・

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♪角谷、焼坂、添蚯蚓♪と唄われた
歩き遍路道の中でも
「焼坂」は遍路泣かせの急坂

まずは「角谷坂」から
ベタ凪ぎのベタ曇り
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国道56号線と土讃線
そして「角谷坂」とがクロスする
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JR安和駅を俯瞰する
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再び国道56号線に戻り
JRの高架橋を南へくぐる
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すぐに右に道案内が現れる
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四国の遍路道の
いたるところに
いろんな意匠の道標がある
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JRの線路を
一旦北へとくぐるのだが
ここではない
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ここがそう
JRの線路を
再び北へくぐり直す
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「自然豊かな遍路道」とある

上方の切れ込み鞍部が「焼坂峠」
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目印はS字形の道路
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線路に沿って直進
正面頭上に「焼坂峠」
中央の鞍部が峠
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足元にも道案内
登り坂を示す
やや上向きの矢印がナイス
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色合いの良い花々
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前方が中土佐町
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林道を少し進んだ所で
歩き遍路道は
右後方に切り返す
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急に視界が開ける
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広い土場になっている
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ご機嫌な林道になる
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歩き遍路道と交差する

前方1時の方角に
麓から上がってきた遍路道
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後方7時の方角に
さらに峠へと上がる遍路道
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少し嫌な予感
林道中央に草が
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荒れた林道を
根気強く登ると
「焼坂峠」に到着
安和の町が眼下に見える
晴天ならば
さぞや良い眺めのところ
電線と繁った木が
いささか邪魔
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峠の掘り切り
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海抜228m
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左手下から
歩き遍路道が峠で合流
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前方が中土佐町久礼
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先週の道普請の際に新設か?
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峠の先もしばらくカブで走れる
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大きな松ぽっくり
大人のグーぐらいの大きさ
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食べれたらよいのに
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 このあたりで、突然、小動物が足元にまとわりついた感触があった。敷かずにすんだが、茶色っぽい四つ足の動物が、バイクの下を上手にくぐり抜け崖下へ消えた。

 タノキは夜行性と聞くので、モグラかウサギかイタチかと思われる。この少し前にも、林道脇に降り立っていたオスのキジが、カブの音に魂消て眼前で飛び立った。

 いつまでも晴れぬ曇天、獣たちが次から次に現れる鳥獣戯画の世界、これ以上はカブでは進めそうにない歩き遍路道。最近めっきり臆病風に吹かれるようになり、峠から中土佐町までは歩くつもりで来ていたのに、あっけなく計画断念。


「焼坂峠」へ舞い戻る
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掘り切りも林道巡りの目的
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「虎斑竹(とらふだけ)」をはじめ
竹はこの地の名産品

その竹を山出しして
トラックで運び出すまで
積み置くための足場
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VHFテレビのアンテナ線は
山仕事や農作業の必需品
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岩に根差す木々
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歩き遍路道との交差点まで戻る
右上から下りてきて
左下へと下りて行く
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そこそこ重要な地層では?
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シダも見事
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どちらさんかな?
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や、やあ
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土場まで戻って来たが
なかなか天気が回復しない
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なかなか直(す)ぐうに
よう肥やしちょる
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植生も豊か
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この道は歩き遍路道ではない
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こちらは正三角形
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こちらの道が歩き遍路道
コンクリートの擁壁が目印
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こちらは逆三角形
動物の顔に見える
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鉄製の仮橋も目印
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JRに沿った道へ戻って来た
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太平洋が見えて来た
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キノコが生えている
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なるほどそういうことか
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JRの線路下をくぐる
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秋桜越しに峠を見上げる
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 ご縁があって、数年前に「四国八十八か所」を一巡し、高野山へもお礼参りができた。観光バス、自家用車、リトルカブ、歩き遍路と、様々な行程の組合せであった。

 歩き遍路の距離はコースによりまちまちだが、1,200キロ前後と見聞することが多い。かつての古道を歩き通すと三百六十五里とも言われ、これは1年365日に由来するらしい。同様に、八十八は煩悩の数かと思っていたら、子供の厄年13才、男の厄年43才、女の厄年33才の合計でもあるらしい。

 一巡目を打ち終えてから、いつか全行程をリトルカブでと思っていたが、最近になって古道や古峠を歩く機会が増えるにつれて、いつかは「歩き遍路」をと思い始めている。


by ky_kochi | 2015-10-11 11:00 | 登山 | Trackback | Comments(0)
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