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茶凡遊山記

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北山スカイライン(高知市)

 高知市の北に連なる山々に、通称「北山スカイライン」と呼ばれる道がある。

 西から東へ、佛瀬越、網川越、椎野峠、望六峠、小坂峠と、主に5つの峠を結ぶ道で、『四国のみち』の一部でもある。

 Iphone用の登山地図アプリ「DIY GPS」の動作テストを兼ねて、裏山を走ってみた。

 国土地理院の1/25000地図などを自由に取り込み、移動ログも残せるこの「DIY GPS」、なかなかのスグレものである。


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移動した軌跡が紫色で表示される
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ついに一部高架となったJR土讃線
自宅の最寄駅
「円行寺口(えんぎょうじぐち)駅」より
北山に向けてテイクオフ
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四国銀行万々(まま)支店の対面には
相棒「銀号」のかかりつけ医がある
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万々商店街は別名「スズラン通り」
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サニーマート(旧)万々店跡
ダイソー辺りから
これから縦走する北山連峰が
見え始める
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高知自動車道をくぐる
このカーブの手前に
ネズミ捕りがあり
廃ホテルに誘導される恐れあり
要注意
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お城の温泉「湯の川温泉」
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「岡崎農園」に寄り道
自家製ソフトクリームが人気
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「円行寺」の由緒由来を調べねば
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印象的な大カーブ
道なりに進むと旧土佐山村弘瀬だが
本日は「佛瀬越え」のため
ここは左の細道に分岐
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「柴巻の隠し水」
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 ここ「柴巻」には龍馬の生家「坂本家」が所有する通称「坂本山」があり、その管理をしていたのが田中家。その旧宅「田中良助邸」は、ほぼ当時のままの姿で残っている。

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 坂本龍馬は子供時代、高知城下から歩いてこの「田中良助邸」をよく訪れ、兎狩りをしたり、縁側で将棋をうったり、近くの池では子供たちと水遊びもしたという。

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家紋の造作が見事
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こういう平屋に住んでみたい
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床の間もシブい
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瓦にも家紋が刻まれている
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おやっ、道の傍らに・・
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「八畳岩」入口近くの道標
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カブはここまで
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雑木林の尾根道を進む
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 数分ほどで「八畳岩」に着く。幼少の龍馬もこの大岩に座り、太平洋のはるか先、遠く亜米利加に思いを馳せたという。「八畳岩」の先には、高知市街と浦戸湾を見渡せるのだが、本日は夏霞みで視界がよく見渡せない、残念。

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古地図によれば本日のルートは

小高坂(こだかさ)村
 ↓
万々(まま)村
 ↓
円行寺(えんぎょうじ)村
 ↓
柴巻(しばまき)村
 ↓
秦泉寺村(じんぜんじ)村

これらの村は現在はすべて高知市

たしか初月(みかづき)村も
通って来たように思うが・・


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ここを左に分岐すると
「新宮の森公園」を経て
高知市の水がめ「鏡ダム」
本日は道なりにライトターン
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「北山スカイライン」の始まり
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最初の分岐は道なりに直進
この先が「佛瀬越え」
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巨大な太陽光発電施設
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「網川越え」を通過
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スカイラインが細くなってきた
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時おり右手に高知市街が見え始める
高知市から見える別荘群がこのあたり
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オープンカフェ「森のこえ」
一度寄ろうと思いつつ・・
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ここは道なりに直進
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♪この木何の木気になる木~
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「都網(つあみ)」や「都積(つづみ)」への分岐
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良い雰囲気の林道になってきた
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ここを左に下れば
平家伝説の残る「七ツ淵」
右下のアスファルト道へと直進
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「椎野(しいの)峠」に到着
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「椎野峠」で来た道を振り返る
向って右の道を下りてきた
左の道へ旋回すると「三谷」集落
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今は昔
旧土佐山村や嶺北地方から
高知城下へと
行き交う人馬で賑わった
「望六(ぼーろく)茶屋」
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「望六峠」から見下ろす高知市街
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「七ツ淵」へのハイキングコースが
車道の脇から北へと下りている
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登山道の案内板の先に
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不法投棄禁止の警告
一頃この北山は
不法投棄が酷かった
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「正蓮寺」の愛称で知られる
「高知ゴルフ倶楽部」に到着
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「四国のみち」に
起点と終点があったとは・・
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このマップは解り易かった
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パターの練習場
気持ちは判るが
アプローチは禁止ですぞ
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ゴルフ場専用トンネルをくぐると
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本日の終点「小坂峠」

このまま県道を下るのは芸が無い
せっかくなので「椎野峠」へ引き返し
「三谷観音」経由で下山することに
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「望六茶屋」前には季節の花
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「椎野峠」まで戻って来た
ここを右折しても「七ツ淵」に行ける
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通行止情報によると
本日の出発地「円行寺」へは行けないが
「秦泉寺」へは下りられるとある
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「路肩欠損」なら大丈夫
「道路消失」ではない
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画像の中央
「真っ直ぐ行け」と
道案内をしてくれるテッポウユリ
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土佐人のソウルフードの一つ
「リュウキュウ」
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「三谷」集落の南には大崩落跡
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近年の豪雨被害はいずこも甚大
地滑り斜面の下にあるのは
元々あった小山だと思うが
ズリ落ちた山塊のようにも見える
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「三谷寺」境内
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立派な鐘楼
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大きな倒木に
細い松葉杖
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元々生えていたのとは向きが違う・・
かなり以前に倒れたのか
大きなキノコが生えている
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二本が枝で繋がれば鳥居杉
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歴史を感じさせる参道
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「三谷」集落から見る高知市街
「ホテル日航高知」と
「トップワン四国」が並んで見える
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ここにも湧水がある
飲めるらしい
コップがある
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高知自動車道を再びくぐる
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「中秦泉寺」から「北秦泉寺」へ
振り返り見る北山
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2時の方角に
宇津野のニュータウン
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スーパー「AceOne」前の
「金谷橋」バス停で
県道16号線に合流
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 山登りを始めた頃、一番最初に買った国土地理院の1/25000地図が、「土佐山」であった。

 手元に残っている当時の地図には、県道270号「弘瀬高知線」にはまだ「網川トンネル」が記載されていない。開通は平成5年だというので、山歩きを初めてから約30年にして、再び山屋の海図「国土地理院1/25000地図」に帰って来たことになる。

 ともあれこの「北山スカイライン」、本線から網の目状に支線や作業道がいくつも張り巡らされていて、7つの滝が連続する「七ッ淵」などへは何通りもの行き方がある。ハイキングコースも併設されているので、これから山登りをされるかたには、格好の地図の読図訓練になること請け合いである。



by ky_kochi | 2015-08-09 10:00 | リトルカブ | Trackback | Comments(0)
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