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茶凡遊山記

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野鹿池山(徳島県旧山城町)

 梅雨が良く似合う山といえば、徳島県旧山城町の「野鹿池山(のかのいけやま)」もその一つ。山頂直下にある「野鹿が遊んだ池」が山名の語源と聞くが、現在は灌木が繁り、池は湿原となっている。

 国道32号線に立っている「野鹿池山」の道路標識を見るたびに、どんな山かとあれこれ想像した子供時代が懐かしい。有名な湿地帯が徳島県側にあるため、高知では語られることが少ないが、高知県側からもほとんど山頂まで車で行くことができるシャクナゲの群生する山でもある。

 徳島県の剣山や三嶺の山系には、ここのところ野生シカが猛烈な勢いで増えている。ひょっとしたら近い将来、この「野鹿池山」にも野鹿が戻ってくるかもしれない。

 梅雨の合間に偶然訪れた晴れ時々曇りの日曜日、平成21年5月にリトルカブで遠征した「林道浦ノ谷平線」の再訪を兼ね、ゆらゆらと出かけてみた。


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高知自動車道大豊ICを降り
県道5号線を「笹ヶ峰」を目指し北上
かつての参勤交代道
「土佐街道北山越え」の
「立川番所」に寄り道
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本日のルートは画像左奥
アンテナの立っている山を越えて
徳島県へと向かう県境越え
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「幹線林道浦ノ谷平線」に入り
高知自動車道をくぐり
「八坂神社」下の掘り切りを曲った途端
信じられない光景が

リトルカブなら問題ないが
あいにく本日は四輪自動車
下山後に抜ける予定の
大歩危(おおぼけ)側から入山する
ルートに急遽変更
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国道32号線に戻る途中
「立川川」沿いにいくつかある
古い吊り橋に寄り道

カンタローミミズにやあらむと近寄れば
捻じ曲げてコンクリに練りこんだ鉄筋
鉄筋の縞模様がカンタローに酷似
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見上げる高知自動車の橋脚
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古い吊り橋のはるか先に
新しい高知自動車道の高架橋
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国道32号線に戻ると
大歩危峡までは
「四国三郎」の別名を持つ
「吉野川」に沿った緩やかな下り
平均燃費27.8km/h
自己ベストを更新
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徳島県旧山城町の「藤川谷」は
妖怪伝説の里
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「野鹿池山」の由来は
蛇に関係があるらしい
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県道272号線沿線にも
いくつかの妖怪が待ち受けている
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この「夫婦遍土」は妖怪ではないらしく
妖怪マップには登場しない
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「小泣きじじい」と思っていたら
「児啼きじじい」らしい
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「市道浦の谷平線」を
「平上」まで登って来たが
ここで2度目の通行止め

幸いにも迂回路があり
「林道沢谷線」に入る

昔の登山ガイド本でみた
「沢谷橋」はこのあたりか?
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「金蛇大明神」、「へび石さん」、、
い、いかんっ、それだけはいかんっ。
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実にあっけなく
「黒滝山」と「野鹿池山」の分岐に到達
こちらの方がはるかに近い印象
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おなじみの
「れいほくネイチャーハント」の案内板
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前回の平成21年5月にも見た落し物
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ここが「野鹿池山」登山口への分岐
高知県側からだと
正面右手の「林道下名粟山線」を
登ってくることになる
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もの哀しさを漂わす看板
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登山口の周辺
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鳥居をくぐって入山
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山頂直下の湿地帯にある
尾瀬沼にあるような遊歩道
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倒木をそのまま残すためか
遊歩道に新道がついた
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それでは湿地帯の緑をどうぞ
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海抜1300メートル近いため
クマザサも混生している
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一風変わった植生をどうぞ
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湿地帯の入口手前から山頂へと続く登山道
山頂までは半時間もかからない

青テープに大いにそそられるが
この時期の藪漕ぎ・・
この時期の湿地帯・・
天敵がおわしまするに違いない
迷うことなく敵前逃亡

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下山する途中
鳥居越しに見る峰々
「野鹿池山」は存外高い
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鳥居まで戻ってきた
山小屋の屋根にソーラー設備
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立派な山小屋が建てられている
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室内もなかなかグッド
一泊してみたい雰囲気
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山頂付近が湿地帯だけに
水は潤沢
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下山しようとカーナビを見ると
道なき道を走ってきた跡の白い点

点がやがて線に
『点と線』ならぬ『点が線』
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せっかくなので大歩危峡でしばしの休憩
「レストラン大歩危峡まんなか」の
駐車場北端にある展望台には
野鳥の餌付けのためのものか
ひまわりの種が
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「まんなか」は「吉野川舟下り」の出発点
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「野鹿池山」はシャクナゲの群生でも有名
この日はすでに花はなかったので
平成21年5月の画像から
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さらに平成21年5月の画像から

まだ元気だった頃の
遊歩道の木
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県境手前から見る高知自動車道
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「青年銀号」も今ではすっかり「いぶし銀号」
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高知自動車道の橋脚
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おまけ

①地面のヘビに注意か?
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②高さよりも老朽化がスリリング
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 平成21年5月の画像を見ると、今日よりもっと夏草の茂った藪を歩き、山頂まで登っていた。歳のせいというよりは、もともと小心な臆病者であったことによるが、最近日増しに単独行とヘビが怖くなり、三十六計逃げるが勝ち、を決め込むことが増えた。

 単独登山はそもそもが御法度だし、一人だけの林道巡りも危険極まりない。先日の黒森山でのリトルカブの故障がかなり効いている、これまで無事故だったのが不思議、やはり何事も経験である。

 前回の「野鹿池山」からの帰路は、今回登って来たルートの逆、県道272号線を「藤川谷」に沿って「大歩危」に下っているつもりが、実際は県道271号線を「白川谷」に沿って下っていて、さらに下流の「小歩危」に出てしまった。途中、「奥小歩危温泉」の前を通った時に初めて気が付いたが、まさに「大ボケ小ボケ」であった。

by ky_kochi | 2015-06-21 10:00 | 登山 | Trackback | Comments(0)
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