ブログトップ

茶凡遊山記

chabon.exblog.jp

城ケ森(高知市)

 県庁所在地を流れる川としては、日本でも屈指の美しさを誇る鏡川。その支流である行川(なめかわ)を遡上、「城ケ森(じょうがもり)」へ行ってきた。

 山頂に立つ大きな2本の木の木陰には、大きな木製のテーブルと椅子。梅雨とは思えない晴天の今日、山頂を吹き抜ける涼風の先、はるか遠く東には室戸岬まで眺めることができた。

f0308898_2082342.jpg


高知自動車道の高架橋をくぐる
f0308898_2083675.jpg

県道沿いの「良心市」
好天に売れ行きも好調
f0308898_20101157.jpg

川沿いの田んぼの真ん中にお地蔵様
田んぼを撫でる涼風に
苗もお地蔵様も気持ち良さげ
f0308898_2091112.jpg

県道273号線へと分岐
「行川」と書いて「なめかわ」と読む
f0308898_20315675.jpg

この川原へは
何度泳ぎに来たことか
何度BBQに来たことか
f0308898_20105099.jpg

おそらく20年以上はここにある看板
剃り込みを入れていた非行少年も
いい具合の中年親父になったことであろう
f0308898_2011477.jpg

この地図は比較的新しい
f0308898_20111828.jpg

左が領家(りょうけ)右が上里(じょうり)
手前が高知だが
よく見てみると
道と字の部分が消えている
旧鏡村から同じ高知市へ統合され
表現が苦しくなったためか?
f0308898_2011326.jpg

土佐郡だけで十六もの村があったらしい
f0308898_20114841.jpg

定年退職した先輩が
野菜作りに通う家庭菜園
なんと調理設備まで完備
この畑で収穫した野菜で
作ってくれた豚汁を
ブルーテントで御馳走になったが
その美味しかったこと
美味しかったこと
f0308898_2012398.jpg

道路に「JAよれいこ」の文字をみたら
県道から分岐していったん下る
「よれいこ」とは
ショウガの「予冷庫」と思われる
f0308898_20121773.jpg

梅雨入りしているとは
とても思えない
秋のような青空
f0308898_20123049.jpg

花の名前を先日ネットで見かけたのに
どうしても思い出せない・・
この時期よくみかける白い花
f0308898_20124377.jpg

こちらは食用
これだけ並ぶとお見事
このところの日照りで
菜っ葉も喉が渇いているように見える
f0308898_2013799.jpg

おっ見通しが開けてきた
f0308898_20134498.jpg

山の素材で作られた道案内
f0308898_20135851.jpg

山桜がきれいな「柱谷」への分岐
ここはライトターン
f0308898_20141725.jpg

手作りの道案内板
ところどころパーツが・・
f0308898_20143436.jpg

頂上の直下まで簡易舗装あり
f0308898_20145492.jpg

シダもご立派
f0308898_20151023.jpg

こんな低山にまでイノシシが
f0308898_20152554.jpg

山頂直下の広場
最近はこの広場の奥から
反時計回りに頂上を巻く
遊歩道を推奨しているもよう
f0308898_20154598.jpg

山頂直下の登山口に到着
カブもここから先は無理
f0308898_20161029.jpg

わずか1分足らずの登山道
f0308898_20163778.jpg

「城ケ森」の山頂
どう見ても梅雨の空ではない
f0308898_2017432.jpg

山頂からの北の眺め
遠景の稜線
左は「雪光山」
そのすぐ右肩が「敷ノ山」
右は「工石山」
f0308898_20173675.jpg

山頂広場には
木製の大きなテーブルとベンチ
f0308898_20224711.jpg

山頂からの東の眺め
高知市中心部、五台山、室戸岬方向
右に見える稜線は高知市の南嶺
左の尖りは鴻ノ森
f0308898_2023369.jpg

山頂からの南の眺め
高知市「朝倉」方向
f0308898_20232790.jpg

高知自動車道「いのIC」の南
はるか山の向こうに太平洋
やっぱり地球は丸い
f0308898_20235398.jpg

ここ「城ケ森」は
ツツジと山桜の名所
ツツジに珍しい蝶々が飛来
f0308898_2024727.jpg

高知市の南嶺の先に
室戸岬が見えている
こうして見ると筆山は
確かに筆の形をしている
f0308898_20242061.jpg

麓からもはっきりと見える2本の木
木陰の下は夏でも涼しい
何の木だったかを見てくることを忘れたが
クスノキのような
葉が広い木が立っている
f0308898_20243466.jpg

ショウガの名産地
f0308898_20245233.jpg

害獣防御のための電柵
なるほど
それで従前の農道ではなく
遊歩道への誘導か
f0308898_202597.jpg

「長畝(ながうね)峠」へ寄り道
f0308898_20261621.jpg

「長畝峠」へはここから徒歩
f0308898_20263238.jpg

碑が建っている
かつてここには
大きな老松が立っていたという
f0308898_20264620.jpg

碑の上にはお地蔵様
f0308898_2027268.jpg

「土佐の雪道」とある
f0308898_20271782.jpg

『寺川郷談』について触れられている

江戸時代の旧本川村の手箱山
山中の氷室に保存していた氷を
はるばる高知城のお殿様へ
運んだという氷室伝説

氷室から出された氷は
「土佐の雪道」を通り
はるか「越裏門(えりもん)」の奥山から
この「長畝峠」を越えて
高知の城下まで運ばれてきたという
f0308898_20273374.jpg

なかなかシブい峠の風情
f0308898_20274956.jpg

切り株もグッド
f0308898_2028736.jpg

イノシシには通り道がある
しかしこの檻は存外太い
f0308898_2028218.jpg

初めて走る作業道
登りの左折はパス
安直な下りを選ぶ
いつもながらのひ弱者
f0308898_20283927.jpg

ここも安全牌の真ん中を選ぶと
なんのことはない
すぐに元の分岐点に戻ってしまった
f0308898_20285159.jpg

行川小学校正門に立つ二宮金次郎像
f0308898_2029435.jpg

「鏡川」に沿って下る帰路
「柱谷」集落の頭上に見える「城ケ森」
頂上の尖りは2本の大木
f0308898_20292299.jpg

子供たちはもう泳いでいる
f0308898_20301027.jpg

通るたび気になっていた
「大河内(おおがち)」集落
県道をUターンして
ほんのさわりだけを走ってみたが
その山の奥の深さに本日は撤退
次回の調査対象候補とする
f0308898_20303063.jpg


 海一辺倒から山派に一転させたのが、四国最高峰「石鎚山」の紅葉であったが、石鎚山系で高知県の旧本川村側に関心を持ったのは、『寺川郷談』(一説には『寺川狂談』)によるところが大きい。

『寺川郷談』は、土佐藩の下級役人「春木繁則」が、本川村寺川に山番として駐在したときの見聞録であり、当時の風土風習を知る上で大変重要な書き物であるが、いま普通に読んでも大変面白い書き物でもある。

 いくつか現代語訳も出版されているので、書店などで見かけたら、ぜひ手にとって開いてみていただきたい。




by ky_kochi | 2015-06-06 14:00 | 登山 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://chabon.exblog.jp/tb/24106428
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 風の里公園(旧東津野村) 三樽権現滝と翠ケ滝(土佐町) >>