ブログトップ

茶凡遊山記

chabon.exblog.jp

楮佐古小檜曽林道(香美市~大豊町)

【全線初完走!】

 この記事から3年後、平成27年4月に、4回目の挑戦で初めて全線走破に成功しました。

「楮佐古小檜曽林道(香美市~大豊町)全線初走破!」

http://chabon.exblog.jp/23944189/

も併せてご覧下さい。



f0308898_138114.jpg


 これも平成24年の夏のこと。

 これまで、のべ3回のアタックにもかかわらず、いまだ全線踏破できない林道が、香美市と大豊町をつなぐ「楮佐古小檜曾(かじさここびそ)林道」。

 おもに大豊町側のいたる所で、崩落、流失、消失していたこの林道が、すっかり整備され全線走行可能との記事をネットで発見したのは今年のGW明け。これでやっと、念願の全線走破ができると喜んだのもつかの間、6月の豪雨で再び通行止めになってしまった。

 この林道は、香美市側からは、奥神賀山(おくじんがやま)や高板山(こうのいたやま)への登山道であることもあり比較的走りやすく、香美市側から豊永峠まではこれまで2度成功しているが、問題なのは豊永峠から大豊町の側。

 3度目のアタックは平成24年7月、この日初めて大豊町側から入山。もうちょっとで豊永峠というところで、林道は川原に変貌。最初のうちはカブから降りて手押ししてみたが、俄かに雷雲ひたひたと迫り、雷鳴とどろき始めるやついにそこ詰んだり、敵前逃亡の体たらく。




豊永から梶が森方面へ分岐
吉野川のラフティングのスタート地点
f0308898_12294067.jpg

酷道439号線(よさく国道)は、
ここから徳島へ。
f0308898_1230511.jpg

良い子は必ず一旦停止
f0308898_12295892.jpg

冬季は通行止めとなる京柱峠
f0308898_12304241.jpg

ほどなく西峰の集落に
f0308898_12303541.jpg

ここからは奥神賀山の道案内に従う
f0308898_1231372.jpg

こんな山奥にこんな立派な小学校の跡
f0308898_12305547.jpg


地元の信仰の篤さを物語る佇まい
f0308898_12402669.jpg

f0308898_12402613.jpg

この分岐は道なりにレフトターン
f0308898_12402739.jpg

峠までずっとこのコンディションなら
楽勝なのだが・・
f0308898_12402751.jpg

左の舗装路は京柱峠へのショートカット
f0308898_12403292.jpg


ここで現在位置の確認、
約半分を走破、
完全走破の可能性ありか?
f0308898_12402825.jpg

あくまでも目指すは奥神賀山
f0308898_12403366.jpg


このあたりから雷雲が重く漂う
f0308898_12555747.jpg

かと思えば晴れ間も
f0308898_1256764.jpg

次第に路面さらに怪しく
f0308898_12561344.jpg

こんな高所にまで杉の植林
f0308898_12563038.jpg

上方から降って來る雷鳴に気もそぞろ
f0308898_12564249.jpg

京柱峠方向を遠望
f0308898_12565079.jpg

ようやく林道の起点に到着
f0308898_1257090.jpg



一瞬だけ展望が開け路面も上等、
が、しかし・・
f0308898_1303838.jpg

ありゃ?
f0308898_1304596.jpg

時々差し込む日差しがありがたい
f0308898_1305368.jpg

人造物を見ると
不本意ながら安堵感が・・
f0308898_131444.jpg

ん?崩落、流失、消失の兆しが・・
f0308898_1311125.jpg

この分岐は、地図にあったような、
なかったような・・
背中に迫る雷鳴に、停車して
地図をひろげる余裕なし。
f0308898_1311958.jpg

奥神賀山へは取り舵いっぱい
f0308898_1312519.jpg


「落石注意」とはこのことにやあらむ
f0308898_13152338.jpg

さらに怪しさを増してくる側面
f0308898_138918.jpg

こらっ、恐いじゃいかっ。
f0308898_138174.jpg

このあたりからはひたすら手押し
f0308898_1382350.jpg

これはもはや道にあらず川原
f0308898_138294.jpg

とぼとぼ引き返す
ひ弱ザルの目前にカモシカ出現
f0308898_1383740.jpg

天晴れ、威風堂々!
f0308898_1384561.jpg


大豊町でよく行き当たる光景。
やれやれ、京柱茶屋でうどんでも
食べて帰ろう。
f0308898_138543.jpg



 今年7月、出かける直前に大豊町役場に電話で問い合わせると、「林野庁(?)の方でせっかく整備していただきましたが、大豊町側の雨量が多くまた崩落してしまいました」といかにも残念そうに教えてくれた。モトクロス用のバイクなら問題ない路面でも、リトルカブにはいかにも厳しいと思い諦めた。

 愛犬は小さな室内犬であったが、工石山ぐらいなら連れて登ったものであった。「こんな小さな犬をこんな山へ連れてきたらいかん」と、山頂で年配の男性に言われたこともあった。今春ついに旅立ってしまったが、「若い時に運動させたから19年近くも健康で長生きできた」、とも思っている。

 たしかに路面はかなり悪かったが、リトルカブでもその気になれば走れたかもしれない。京柱峠への分岐まで戻り地図を広げようとして、下山中に、どこかに落として来ていることに初めて気付いた。すぐそこに豊永峠があったはずなのに、雷が怖いというだけですぐさま踵を返すひ弱者には、いつまでたっても完全走破の日は訪れそうにない。

 雷に対する恐怖は、幼少期に目の前で落雷を経験したことによる。もう一つの天敵はヘビであって、夏山に登らないのはそのせい。人間は、後産を最初に跨いだものに終生怯え続ける、と聞いたことがあるが、今となっては確かめようもない。

by ky_kochi | 2014-07-28 17:21 | リトルカブ | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://chabon.exblog.jp/tb/22630309
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 椿山林道(仁淀川町) 自念子林道(いの町) >>