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茶凡遊山記

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新改駅(旧土佐山田町)

 JR四国の土讃線に2つあるスイッチバック駅の1つ、「新改(しんがい)」駅は、「土佐山田」駅と「繁藤(しげとう)」駅の間にある無人駅である。

 高知駅を岡山駅へと発車した特急「南風」号が、「御免(ごめん)」駅と「土佐山田」駅に停車した後、車掌が切符検札に回り始める頃、進行方向に向かって左側の席から駅ホームへの引込線を見ることができる。

【ご注意】画像は平成28年7月のものです。
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「新改」駅は本線から北に分岐した場所にあり、その分岐点から南には長い引込線が設けられている。

 付近は上り列車(地図の右方向)にとっては急勾配であり、「新改」駅に停車した列車がそのまま発車しても坂道を登れなかったため、いったん引込線に入り加速を付けて登って行ったと、昔聞いたようにも思う。

 今はエンジンの性能も向上したのでその必要もなさそうに思うが、昔ながらの普通列車の停車駅でもあり、特急列車との行き違いの待避場所としても利用されているようである。

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体験宿泊施設「ほっと平山」方面へ
払下げられたものか
退役した路線バス
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ダム湖のほとりに案内板
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植林の中を高度を上げる
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海抜約200mにある
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土讃線の36番目の駅
以前は土佐山田町であったが
現在は香美市
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ホームの北は行き止まり
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渋過ぎる
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この標識は?
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線路終端
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ホームの南側は本線へと続き
左から来る本線に添うように
合流するX線状のスイッチバック
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高知方面(下り)の本線は右側で
左の山裾の奥へと引込線が延びる

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岡山方面(登り)の本線は
「新改」駅への分岐の先で
トンネルに入る
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たまりませんな!
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下り特急「南風」号が
トンネルを出て疾走して行く
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おなじみのアンパンマン列車
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右側の本線へと直進する
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引込線で行き違い待ち合わせ中の
下り普通列車がこちらへと発車
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「新改」駅へしずしずと入線
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図体は特急列車にひけを取らない
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1両編成のワンマン列車
都会の人に想像がつきますかな?
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「新改」駅での乗降中に
上り特急「南風」号が本線に
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あっという間にトンネルに消える
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最後に下りの普通列車が
「新改」駅をゆるゆると発車
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「高知」駅へと向かう
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ご安全に
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今度は右の本線に入線
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ホームの足元には
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はるか北には
高知自動車道の曽我部川橋
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お帰りはこちらなのだが・・
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気になる案内板
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カブに鞭打って
ひたすら山道を登ると
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その名も「武田神社」
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なんと勝頼公の墓所もある
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何ともシュール
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 以下の画像は、鉄道廃線にハマっていた頃、平成8年1月のものです。

この日は1月3日
お正月から遊山三昧
はるか北には「甫喜ケ峰」の
風車2基が見えている
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きちんと煤払いされている
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ローカルルール
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スイッチバック愛好会のかたや
地元の皆さんが
ボランティアで駅舎を清掃している
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新年の雰囲気が漂う
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この奥が行きどまり
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少し藪っている
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終端の標識も輝いている
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いいね!
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大層そそられるパーツ
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線路が使われている
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グッ・ジョブ!
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ホームに置かれたカゴ
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下り特急列車が通過
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現在は見かけない車両
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海抜200mならでは
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タブレット授受用のホームか?
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エクセレント!
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 最近どうも身辺があわただしく、というのは言い訳で、寒さに怯んでしまってすっかり遊山から遠ざかっている。

 野山にも、いつの間にかパステルカラーが増えてきた。このままだと出不精になってしまう、そろそろ始動せねば。






# by ky_kochi | 2017-02-12 16:26 | 番外編 | Trackback | Comments(2)

笹場信号所跡(中土佐町)

 JR四国の「土讃線」には、坪尻駅(徳島県三好市)と新改駅(高知県香美市)の2つにスイッチバックがあるが、高知県の土佐久礼駅と影野駅との間にある「笹場信号場」跡に、昭和22年からわずか2年足らずの間だけ営業されただけの、幻のスイッチバックの引込線の遺構が残っている。

【ご注意】画像は平成21年2月のものです。
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中土佐町久礼の「大正市場」で
鰹のタタキを満喫したあと
上ノ加江の「わかしや」へ

残念、本日休業
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見事な和舟
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上ノ加江の浜
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やっぱり地球は丸い
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海水と真水が混じる汽水域
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「笹場の大イチョウ」から西に入る
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大銀杏は「お梅さんの木」と呼ばれ
平家のロマン伝説が残っている
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舗装路を道なりに進む
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舗装が切れたら農道を
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右上に登る作業道が見えてくる
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快適な作業道は
カブでも走れそうだが
ここは慎んでおこう
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ゆるやかな登りが続く
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立派なシダの葉
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すぐに本線に取り付く
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鉄道標識はなぜかシュール
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線路のカーブに関連する用語で
ECCは円曲線の終点
End of Circular Curveの略
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 短いホームの跡が残っている、ここでタブレットの授受が行われていたものと思われる。

 このホームの先で、本線とX線状に交差した引込線が右奥へと突き進んでいたはずだが、現在はすっかり藪に覆われていてその痕跡が見えない。

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「第5笹場トンネル」(下り)
「影野」方向
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「四鉄笹場トンネル」とある
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「第4笹場トンネル」(上り)
「土佐久礼」方向
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Ωとは懐かしい
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下り特急「南風」号が
ひたひたと近付いてくる
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アンパンマン列車が通過する
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なかなかの迫力
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「笹場信号場」は山上にあり平坦な場所がなく、引込線はトンネルを掘っていた。引込線が、本線とX線上に交差する形のスイッチバックであった。
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「第4笹場トンネル」の右に、黒っぽく写っている部分がかつての引込線のトンネル入口の跡になる。
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 昭和22年からわずか2年足らずで営業廃止となったとは思えないほど、コンクリート製のトンネルは真新しい。

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作業員の避難場所もある
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トンネルの先は突き当りで
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軌道終点標識の台座であろうか?
シュールのひとこと
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側溝もまた鉄道独特の雰囲気
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根元はしっかり丈夫かったけんど
幹が脆弱(はそ)かったかの?
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下山開始
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久礼湾の先に横波半島
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「黒潮本陣」で休憩
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近く新港には道の駅がオープンする
山上に見えているのが「黒潮本陣」
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久礼のシンボル「双名島」
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中土佐町久礼は言わずと知れた
鰹一本釣りの町
「鰹の圀のお手洗」もお洒落
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「安和」駅に寄り道
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太平洋に近接するトロピカルな駅
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トンネル手前の
線路の微妙なたわみこそ
2番ホームに分岐していた頃の
ポイント跡の名残では?
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かつての2番ホームか?
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春の使者「スイセン」が満開
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「安和」駅には以前、もう1つホームがあって、上り下りそれぞれ別のホームに停車したように思うし、特急列車行き違いのために使われていたようにも思う。

「安和」集落にも、かつてはたくさんの子どもたちの姿があった。使われなくなったホームに咲くスイセンは、次の汽車の到着を待つ人の群れのようにも見える。

 スイセンの花が咲き始めると、土佐路には歩き遍路さんをよく見かけるようになる。冬来たりなば春遠からじ、もう少しで春が来る。

# by ky_kochi | 2017-02-11 17:31 | 廃線 | Trackback | Comments(4)

中津明神山(旧吾川村)

 平成20年12月、高知県旧吾北村と愛媛県旧柳谷村との間にある「中津明神山」へ出かけた時のこと。七合目あたりで路面氷結のため車を停めて徒歩で登っていたところ、背後から4WD車のスタッドレスの力強い蹴爪音。

 頂上でお弁当を食べたらすぐに下山するというグループの皆さんのご好意により、頂上まで同乗させていただいた上、下山も途中で拾っていただけるという幸運に恵まれた。


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「名野川」集落から見上げる稜線
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「吾川スカイパーク」の野外ステージ
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第1テイクオフポイント
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元々はスキー場だった
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第2テイクオフポイント
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ノーマルタイヤで頂上までは無理か?
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近郊からの皆さんのRV車に同乗
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アメダスのレーダーが見えて来た
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南側の鳥居も見えて来た
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アメダスのレーダーを接写
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こんなアンテナ塔もある
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中津明神山の山頂
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手前が窪田集落で対岸は休場集落か?
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山頂東の鳥居から見る「名野川」集落
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山頂南の鳥居越しに「鳥形山」を遠望
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低木には樹氷がついている
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山頂から南には笹原のスロープ
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「猿越山」を見ながら下山開始
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「猿越山」へのなだらかな稜線
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 七合目の大カーブから歩き始めたものの、すぐそこに見えている山頂はいっこうに近付かず、諦めて引き返そうと思ったその時であった。親切な皆さんに出会い、この山で初めての樹氷も見ることもできた。

 周囲に何も遮るものがない360度の大パノラマを、快晴の青空と真白の樹氷とともに満喫でき、この日は実に至福の一日であった。



# by ky_kochi | 2017-01-29 11:22 | 登山 | Comments(2)