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茶凡遊山記

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平家の滝・樽の滝・山姥の滝(高知市)

 県庁所在地を流れる河川としては、稀な美しさを保っている高知市の鏡川にはいくつかの支流がある。

 そしてその上流には多くの名瀑があり、山歩きとカブの林道巡りにハマる前は、もっぱら滝巡りに明け暮れたことであった。


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【平家の滝】(旧鏡村「的渕川」)

高知市の水がめ「鏡ダム」下流
突き当りの三叉路を先ずは左折
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支流「的渕(まとぶち)川」を遡上
カーブミラーが2つ連続する左に
気になる「天狗岩」がある
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すぐ先の分岐は道なりに右を北上
帰りは左の道を上ってくる
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印象的な赤い鉄橋「六畳大橋」
橋を渡って左に下る
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正面に「平家の滝」が見えてくる
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周辺は森林公園として整備されている
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「平家の滝」は上下2段からなる
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ツバキの遊歩道を登る
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「カゴノキ(鹿子の木)の隙間に滝
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「トサミズキ」はマンサク科
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遊歩道は続くが滝壺へは左
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鳥居が建っている
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「瀧神社」とある
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社殿の左を上段の滝壺へ
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遊歩道に鎖が取り付けられている
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上段の滝壺
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滝の上段
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ここから下段の滝壺へ流れ落ちる
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上手くお伝えできないが
上段の滝壺はかなり高い
思わず足が竦む
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「六畳大橋」が見えている
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下段の滝壺を覗き込むのは
ここまでが精一杯
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古木の横を通って帰る
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手摺りもさることながら
この古木もかなり傾いていて
もたれかかろうとは思わない
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緑と赤のコントラスト
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「トサミズキ」の木立ち
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もしかして百合さん?
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なかなか根性がある
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パステルカラーの駐車場
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なぜかこんなところに案内板
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泳いでみたくなるが遊泳禁止
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帰路「天狗岩」に立ち寄り
「平家の滝」方向を振り返る
ここもかなりごと高い
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豪雨の爪痕
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【樽の滝】(旧鏡村「穴川川」)


いったん「鏡ダム」まで戻り
ダム湖の西岸を北上
さらに「穴川川」を遡上する
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おなじみの案内板
ホッとする
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よく見ると
住宅地図を兼ねている
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山桜がそこかしこ
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ここは道なりに左へ
「樽の滝」ははるか上方
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かつての「樽の滝荘」の奥に
「樽の滝」が遠望できる
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「樽の滝荘」といえば「ツガニそうめん」、懐かしく思い出す方も多いことと思う。たしか地元のご夫婦が、ご親戚の叔母さんから教わったという味付けで作っていると聞いたように思う。

 10年ぐらい前に閉店したあと、その味は「鏡ダム」下流の
「鏡文化ステーションRIO」にある「うめ姉やん」に引き継がれたと聞いて以来、流域を遊山する時はたいてい立ち寄って「ツガニそうめん」を食べている。

 なお、「うめ姉やん」と書いて「うめねえやん」と読むが、土佐では「姉やん」という呼称が様々な場面で用いられ、たいへん興味深い。

 
ここから遊歩道を約10分
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どちらさんかな?
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つい二輪車で入りたくなる
気持ちは解りますぞ
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遠くに見えるが意外と近い
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どうぞ蛇と会いませんように
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よくお見かけしますが・・
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「ツブラジイ」あたりに蝶か蛾が
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藪が刈り払われている
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鳥居が出迎え
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「樽の滝」横の社殿手前
この鳥居には「龍神宮」とある
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社殿に到着
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修験の場につき
諸々の注意書きが
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社殿の左軒下を滝壺へ
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以前に使われていた瓦か?
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箒の忘れ物があり
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下段の滝壺から見上げる
注連縄が張られている
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下段の滝壺
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岩やら木やら
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今日は岩のテーブルでランチ
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上段の滝壺へと続く道
修験場らしい鎖がある
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上段の滝壺は
ひっそりとした雰囲気
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上段の滝壺から最上段を
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登ってきたら降りんといかん
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わりかし勾配が早い
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社殿の右に降りてくる
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三椏(ミツマタ)の花
名は体を現すの通り
すべての枝が三つに分かれる
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奥山で意外と重宝する地図
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橋まで戻ってきた
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上ばっかりじゃのうて
下も見よらんといかん
杖が突き抜けてコケよった
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これが「つつじが森」への登山口
まだ見ぬ山の頂の一つ
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 左に見えるのが「樽の滝荘」であるが、閉店後の一時期、作家の
坂東眞砂子さんがお住まいになっていたことがある。

 高知に関する作品も数多く残され、大好きな作家の一人であった。高知を書く時には、小説の舞台となる土地や県内の図書館へも自ら行かれ、緻密に丹念に資料を採集されていたという。

「樽の滝」へ出かけた時、ご本人と気付かずに庭におられたご婦人に「こんにちは」と挨拶すると、穏やかな面差しで会釈を返していただいたことがあった。その後、小さな講演会でお目にかかったのが最後となってしまった。

 もっともっと高知のことを書いてほしかったが、平成26年1月に僅か55歳で旅立たれてしまった、謹んでご冥福をお祈りしたい。



そうか左より他にありませんな
ガードレールに判りやすい標識
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山里の春
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一面の菜の花
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桜も良い具合になってきた
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【山姥の滝】(旧土佐山村「桑尾川」)

「大穴峡」は
絶壁の左の大穴に由来する
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旧土佐山村「桑尾」地区
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欄干にアユ踊る「桑尾第一橋」
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橋の東岸に「ゴトゴト石」の案内板
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実際は2.5K以上あるような・・
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林道終点が「山姥の滝」眺望所
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「嗚呼の滝」の表示もある
「山姥の滝」から
100メートルと数百メートルの
2説がある

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こらっビックリするじゃいかっ!
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そなたも齢を取られましたの
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下段への分岐から
石段が上段へと続く
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上段の滝壺には大岩が鎮座
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そなたも齢を取られた・・
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仲良きことは美しき哉
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滝の左上へと続く里道が
「嗚呼の滝」へと続いているはず・・
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倒れた人の脛かと・・
蛇とは違う不気味さ
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この日で一番元気なツバキ
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この滝は紅葉がおススメ
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天気予報の通りに
次第に曇ってきた
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「ゴトゴト石」に寄り道
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祠に屋根が付けられている
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注連縄が張られた「ゴトゴト石」
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『こうち滝100選』を手に、県内あちこちの滝に出かけた日が懐かしい。

 表紙にはカラーカバーもあったがいつの間にか行方不明、バラバラになったページはホッチキスで綴じた。道に迷うたびリュックから取り出して泥だらけの手で開き、山行も晴れた日ばかりではなかった、何度かは谷に落としたこともあるし、自身も一緒に落ちたこともある。

 訪れた日ぐらいは書き留めようとしているうちに、渓谷への入り口のメモなど駄鬼(だき=土佐弁で「汚い」を表す)な字で書き殴り、とても人様にお見せできるものではない。

 将来、身の回り品を処分して貰う時、普通にゴミ箱に捨てられて、どなた様かの目に触れると大変みっともない。最近になって整理を始めた品物の中で、「廃棄時注意(要裁断)」のスタンプを真っ先に押した本の一つである。


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# by ky_kochi | 2017-04-02 08:00 | | Trackback | Comments(2)

小式ケ台(旧吾北村)

 国道194号線を北上、途中の「高岩」で旧池川町と旧吾北村に分かれる手前から見え始め、ちょうど「むささび温泉」の背中にあるのが「小式ケ台」(こしきがだい)である。名前だけは見聞きしたことがあったが、山頂からの展望がないと聞いてから、ずっとそのままになっていた。

 最近になって、山頂までの尾根筋に、「大師堂」や「金毘羅大権現」、「六所神社」や「荒神様」があること、そして思わず行ってみたいという気になる参道があることを、大先達の皆様のサイトで知った。

 山頂からの展望には全く期待せずに登ったが、山頂周辺は見事に伐採され、しかも山頂まで林道が延び、しかも北にはまだ雪の残る石鎚の峰々を遠望、思いがけない春の好日となった。
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 登山口から、「大師堂」を経て「金毘羅大権現」、さらに鳥居をくぐり「六所神社」までは昔からの参道を歩くが、「六所神社」からは「小式ケ台」の山頂まで林道が繋がっている。

 鳥居の南から、「荒神様」の少し上までは旧登山道が残っていたが、林道延伸とともに、旧登山道は分断され途切れている箇所が多かった。

 いたるところに赤や青のテープがあるが、元々の登山道につけられていたテープなのか、伐採する木の目印のなのか、混沌としている印象であった。

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「むささび温泉」の背に「小式ケ台」の山塊
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道の駅「633美の里」の手前
「樫山」から「南越農道」へ切り返す
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「南越」は「みなこし」だと思うが
農道名には「なごし」の記述もある
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春を感じる菜の花
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 ここを直進すると、このあと合流する山頂へと続く林道に繋がっている、と、後で教えてもらった。次回は登山ではなく、「銀号」での林道巡回の候補に即決。

「南越」へはレフト・ターン
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「南越山荘」とある
「山荘」の文字が隠され・・
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三差路からすぐの広場に駐車
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「南越」集落まで少しだけ歩く
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右上へ登ると登山口へと続く
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 この山を知るきっかけとなった、高知の山岳界のレジェンドのかたのサイトで紹介されていた、「南越」在住の男性とたまたまここで行き会い、親しくお話をさせていただいた。

 この辺りは、大久保姓と川村姓が多かったが、現在は大半が空き家で、いくつかは早くから廃屋となっている。かつて、ミツマタの栽培が盛んな頃には約40軒の家があり、この天空の地に料亭も1軒あって芸妓さんもいたという。林業で栄えていたというよりは、紙幣の原料となるミツマタで栄えていたとのことであった。

 またこの地は、山を北に越えた先にある、「巣ノ森」「成川」「花ノ木」への生活道として昔は人馬の往来が大変多く、店屋(てんや)も一軒あったとのこと。

 さらに乗馬の名手の人がいて、高知の城下で見事な馬芸を披露し、拍手喝采を浴びたとも教えていただいた。

石垣も見事
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「成川峠」(右の鞍部)から、「小式ケ台」へと続く稜線が見えている。「小式ケ台」は海抜約950mで、「南越」集落が海抜約650mとすると標高差は約300m、登山口まで車で高度を相当稼がせてもらった。

 時々ではあるが、麓から山頂まで登る強者もいるそうである、脱帽ッ、敬礼ッ。


とはいえ高くて遠そう
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右下に「南越集会所」を見る
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やがて里道になる
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登山口から西に伸びる道が見える
終点には数軒の民家が見えていた
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植林の中を進む
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案内板を見て安心する
この道で間違いない
この三差路は左へと登る
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雰囲気の良い登山道
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割れ目のある大岩
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大きな杉の根元に石仏
文字が刻まれていたが
読み取れなかった
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いたるところから里道が合流する
かなりの数の民家があったらしい
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尾根に取り付いた気配
ここまでさほどきつくなかった
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「柴折様」
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すぐ傍らに「大師堂」
入口の両側に石柱がある
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「大師堂」
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 このテレビアンテナは、北麓の「成川」集落のかたが立てたアンテナであるとのこと。南麓の「南越」集落の正面には、須崎市の「桑田山」(そうだやま)や土佐市の「虚空蔵山」(こくぞうさん)があり、家に普通にアンテナを立てただけで受信可能らしい。

 また、このアンテナは、諸先輩の皆さんのサイトにある「六所神社」付近の「共聴アンテナ」とは違うように感じられたが、かといって「六所神社」の周辺には「共聴アンテナ」は見当たらなかった。

 アンテナ線が延びているのが南麓か北麓かは思いもしなかったし、むしろ「南麓」の「南越」集落のかたのアンテナと勝手に思い込んでいた。いつものことながら、頭が固い。
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「金毘羅大権現」境内入口にも
2本の木製の門が立っている
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石塔の門前にも
2本の巨木が並び立つ
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さらに石塔の左右にも
2つの天然石
右の石は変わった形で
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左はシャープな形をしている
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「金毘羅大権現」とある
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左が月で右が太陽だが
太陽の方は新聞紙で塞がれ
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裏側は石の蓋で塞がれていた
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「六所神社」へと続く参道
すぐ北側には林道が並んでいる
左上方に「小式ケ台」
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立派な鳥居
屋根が葺かれている
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「大正九年」
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「十一月吉日」とある
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参道終点に「拝殿」が近づいてきた
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「拝殿」の裏には「本殿」がある
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「南越氏子」と刻まれた手水鉢
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拝殿の正面から右に出て
北側の林道から見る「六所神社」
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 登山道はいったん鳥居まで引き返さなければならないと、どなたかのサイトで見たように思うが、いつものクセでついラクな方を選んでしまい、山頂の方向へと続いている林道をそのまま歩くことにした。

 それにしてもよく締まった林道、次回は是非ともリトルカブで来てみたい。

アスファルトよりも固そう
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杉の伐り出しのために
大型トラックや
多くの重機が通行
これは道が締まるはず
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なるほど
あれが「荒神様」か
これで旧登山道が判明した
帰りはここから下山してみよう
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切り倒した木を
掴んで軽々と運ぶことができる
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日陰には雪が残っている
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なぜこのように解けるのか?
キャタピラ痕の溝が先に解けている
畑の畝もこんな感じだったような・・
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左の木立が登山道に違いないが
もう少しラクをして林道を歩く
登山道と林道が
どこかで合流する予感満々
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『樅の木は残った』
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林道はこの先でUターンしているが
せっかく雪も残っている
この辺で左の細い登山道に入り
山歩きの雰囲気を楽しもう
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すぐにUターンしている林道と合流
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どなたさんのお住まいかな?
かなり大きくかつ深い穴
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登山道は林道の左肩
枯木の左を上にと思われるが
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休憩しようにも
雪の座布団はチト座りにくい
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赤テープはあるが
登山道は入口から荒れている
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やっぱり林道を行こう
三差路になっているが
ここは杖の指す左に
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林道脇に這い上がってきた登山道
登山道らしき道が
何度も林道とクロスする
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何やら明るくなってきた
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あの大カーブを切り返したら
ほどなく山頂か?
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林道の北側
杉木立の隙間には
石鎚山系「瓶ケ森」
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よっしゃ、もうチョイじゃ
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北東に西日本最高峰「石鎚山」を遠望
風が次第に冷たくなる
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風が強いのか
地面が弱いのか
木全体が北に傾いている
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右手に山頂の気配
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本日は快晴
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山頂の広場は作業道が
ぐるりと一周している
先ずは右へ進むと
頂上の三角点に行きやすい
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昔は鬱蒼とした山頂で
三角点を探し回ったと聞いたが
現在は天空(あっから)としたもの
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頂上から東の眺望
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こちらは北西の眺望
昔の官山で
伐採予定はまだないが
いつか伐採されたら
360度の大パノラマとなろう
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そして南の眺望
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それではお決まりの昼食を
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今日のGalboは
少し大人の気分で
「ほろにがブラック」
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久し振りに見る霜柱
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山頂広場を周回する
草競馬ができるぐらいのコース
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航空機の航路にあたっているのか
ひっきりなしに飛行機が上空を通過
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東正面に標高約1,500mの「稲叢山」
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北に連なる石鎚連山
足元には伐採後の切株
正面の集落は「奥大野」か?
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同じ場所からでも
このように撮ると
自然観が増す
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「手箱山」(てばこやま)稜線の左には
ドーム状の「筒上山」(つつじょうざん)
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左から「子持権現山」「瓶ケ森」「西黒森」
「自念子ノ頭」「東黒森」
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「筒上山」(左)と
氷室で知られる「手箱山」
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年輪を見れば方角が判る
ハズなのだが・・
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ゆるゆると下山を開始
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変わった地層
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大岩の左から登山道へ
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すぐ下に見える林道に
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たちまち合流する
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ありゃ?左の足元に・・
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道案内がある
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逆向きに置かれているのは
林道のどこか別場所にあった
案内板のためか?
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それにしても
行きがけ全く気が付かなかったとは
情けないことこの上なし
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行きがけの眺めはこれで
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こんな具合にあったはずだが
石鎚連山に見とれて
見落としてしまったらしい
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かなり高度が下がって来た
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小さすぎて判りづらいが
南正面に
「鷹羽ケ森」が見えているはず
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「六所神社」の鎮守の森
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木材を満載したトラックが通過
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杖の先の最奥のピークが
「鷹羽ケ森」(いの町勝賀瀬)
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「稲叢山」(左)の独特の山容
画像の右端に写っている
3つのコブに見える山
名のある山とお見受けいたす
貴方はどちらさんかな?
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「六所神社」まで下りて来た
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たあるかそれほど飲んで
なんぼお神酒いうたち
ちょっと過ぎちょりゃあせんかね
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拝殿に奉納された見事な絵馬
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コンデジではこれが精一杯
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鳥居へと下っている途中で
「荒神様」から登山道を下山するのを
すっかり忘れていたことに気付いた
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再び林道を「荒神様」まで引き返す
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入念にお祀りされている
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「荒神様」の前に登山道を発見
これは下り方向の登山道
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ミツマタの木
とても見えづらいが
3つに分かれた枝の端に
それぞれ花が付いている
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良く刈り払われている
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おやっ、ここは?
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鳥居に南から合流
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なるほど
登山道は鳥居前から
南に入っていたのか
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「金毘羅大権現」まで林道と並走
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「金毘羅大権現」前を通過
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これはお見事
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「柴折様」「大師堂」に到着
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車のキーを落とされた方へ

拾った方が
三つ又の木の枝に
白い紐で括り付け
目立つようにしてくれちょりますぞね

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「柴折様」前を右下へ
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この辺りだけが落石で歩きづらい
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実が太い
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幹は枯れても葉は逞しく
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「案内板」前は右に切り返す
正面の二段重ねの石は
直進しないための石積みか
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立派な石垣跡が多い
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君の名は?
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歩いて来た稜線を振り返る
見るほど遠くはなかった
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「南越集会所」の一段下に「南越山荘」
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この地を大切に思う方が建てられ
イベントも行われると聞いた
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 南南西の方角に、須崎市が遠く見えている。先述した地元男性によれば、太い時化(大きな台風)の時には、海鳴りの音がこの天空の里にまで届くそうである。

 須崎といえばということで、北西の山肌に「光岩」という大岩があったが、須崎の漁師たちが岩が光って魚が釣れないので埋めさせてほしいと嘆願に来たので、懇ろに供養をして大きな穴を掘って大岩を埋めた、という言い伝えが残っているという。

 たしか、その岩を埋めた跡が大きな奈路になって、以来そこが「大平」?という地名になったとも聞いたようにも思う。次から次へと飛び出す楽しい話に、つい時間を忘れてしまった。

須崎市の方向を遠望
こうしてみるとかなり山深い
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 大きな穴といえばということで、山肌に立っている大きな銀杏の木を指しながら、また1つ楽しい昔話を教えてもらった。この集落には、困ったことがあればここを掘れと言い伝えられてきた場所があり、銀杏の木のあたりの空き家となっている家のご主人が実際に集落の住人を集めて大穴を掘った。

 金の玉が埋められているはずと、皆んな色めきたったが、相当に深い穴を掘ったけれども何も出て来ず、一同は大いに落胆したという。実際に見たその穴は、相当に大きい穴だったと、懐かしそうに話していただいた。

 さらに、穴といえばということで、土佐落語の巨星、司亭升楽師匠のネタの話になった。法螺を吹いたりさんざ近所に迷惑をかけたジンマ(お爺さん)が、これまでのお詫びとお礼にあの木の根元に壺を埋(い)けてある、困ったことがあったら掘ってみよと言い残した。旅立った後、あのジンマも最後には良いことをしたものよのうしと掘り起こしてみたら、確かに壺はあったが、「これが法螺の吹き終まい」と書かれた紙が入っていただけだった。

 実に久方ぶりに、大声を出して笑った。今度はリトルカブできて、またゆっくりお話を聞かせてもらおう。


最も遠くの稜線は
土佐市から須崎市にかけて
左から「虚空蔵山」
真ん中の小さなコブが「勝森」
右が「桑田山」と「蟠蛇森」
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転げ落ちそうな大岩
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凍結防止の塩化カルシウム
橋の上は凍りやすい
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ほとんどのカーブ・ミラーが
独特のこの高さであった
ポールの上にあるよりも
ずっと見やすく感じられた
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満開の菜の花
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「小式ケ台」の遠景
標高が1,000m近くともなれば
さすがに麓から見上げると高い
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「稲叢山」の方角には、吾北のナイアガラの滝、「戸中山」(とちゅうやま)にかかる4つの滝も見えていたが、単3電池タイプのコンパクトデジカメでは、望遠にすればぼやけるばかり。

「六所神社」拝殿の絵馬も、室内が暗くて見えているように写らず、今日は空がそこそこ青く写ったが、どうも目で見えているように写らない。

 見えているように写すことが最も難しいことと、一眼レフを何台も持っている知人はのたまうが、一眼レフの必要はないが、もう少しハイスペックなデジカメがほしいところ。

 しかし、十年近く前、デジカメが出始めたばかりの頃に撮った画像が、今の画像よりも鮮明で綺麗なのは何故だろう?人が齢を取るように、自然の風景もまた齢を取るのだろうか?いやいやそんなことはありますまい、腕の悪さを棚にあげてはならない。

 見えたように写らないとぼやくのもお門違い、老眼で自分が見る風景が、実際の風景とかけ離れてきただけ。順調に年齢を重ねていてむしろ喜ぶべきことかもしれないが、少し残念でもある、嗚呼。






# by ky_kochi | 2017-03-11 10:00 | 登山 | Trackback | Comments(2)

小富士山&鉢伏山(高知市)

 高知市の東部、介良(けら)地区に、「介良三山」と呼ばれる山々がある。

 国道55号線南国バイパスをはさんで、北から「高天ヶ原山」「小富士山」「鉢伏山」と並ぶ三山のうち、「小富士山」と「鉢伏山」を歩いてみた。

史跡が多く、植生も豊かで実に楽しかったが、へろへろになって下山してから、「朝峯神社」で目にしたものは・・。

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 朝峯神社から「小富士山」へ登り、「潮見台ニュータウン」を経て、「鉢伏山」への時計回りの周回ルートで、途中「岩屋山薬師寺」に寄り道をしてきた。

 海抜が低い里山なので、ハイキングのつもりでいたが、かなりのアップダウンがありなかなか鍛えてもらった。
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「小富士山」(左)と
「鉢伏山」(3つのピークの中央?)
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朝峯神社の主神は
木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)
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社務所の裏が登山口
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サルノコシカケに
腰掛ける七福神
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この先からきつい登りに
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地球の皺か?
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こんな里山にも猪か?
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ほぉ
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西南の方角を振り返ると
五台山の向こうに高知市
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産宝(さんぽう)様
おわしまするは
大国主命(おおくにぬしのみこと)
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祠はかなり傷んでいる
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この辺りから歩きやすくなる
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「鉢伏山」は意外と高い
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「お伊勢様」
こちらには
天照大神(あまてらすおおみかみ)
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「小富士山」山頂
「潮見台ニュータウン」の造成により
山頂の東側は切り取られている
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「潮見台ニュータウン」の西の背中は
フィールド・アスレチック広場
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「鉢伏山」へは
「潮見台ニュータウン」へ
一旦下って再び登りとなる
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東に見える高知空港の右は
紺碧の太平洋だが
あいにくの春霞
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高知東部自動車道
「なんこく南IC」
高知空港がぐっと近くなった
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こらっ、びっくりするじゃいかっ!
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どこまでが木で
どこからが岩なのか
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近頃やたらと多い倒木
枝葉が重いのか
根元が弱いのか
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可哀そうでもあり
芸術的でもあり
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これは一瞬立ち止まった
うっかり踏み付けでもしようものなら
間違いなく失神する
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「小富士山」山頂東は
見晴らしの良い広場
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「潮見台緑地公園」へと下山
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ジグザグ道を下って行く
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団地の北東隅に案内板
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「潮見台緑地」の南に、「鉢伏山」への稜線が見えている。右手の竹藪を下り、いったん「朝峯神社」に下り、「秋葉神社」を経て「鉢伏山」に登り、「岩屋薬師寺」に下山する予定であった。

 たしかに竹藪に消えて行く道は見えていたが、どうも寂しそうな印象。公園の清掃をしていた男性に道を聞くと、緑地公園の南端から人がよく登っているようだとのこと。郷に入りては郷に従え、すぐさま竹薮ルートは中止した。

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整備された植樹の中を登る
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里山がパステルカラーに
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初めのうちは良く踏まれた道
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眼下に「潮見台ニュータウン」
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大岩に突き当たる
右にも左にも
巻き道が見えたが
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左にしたのは
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これが遠目に見えたから
そなたは一体何者じゃ?
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地元企業の敷設物か?
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1年に2度米が獲れる平野には
いくつかの里山がある
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団地はかなりの規模
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途中藪漕ぎをしたが
団地の南からの歩道に合流
こんなことなら
団地の中を歩いた方が・・

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どの山でも道標には安心する
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ここが「潮見台展望所」か?
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 山でよく見かける造作だが、防空壕や農作物の保蔵穴への入口ではなさそうだし、火災発生の際の火道切りでもなさそう。

 元々こういう地形だったのか、排水のための溝なのか、いまだにわからない。

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「鉢伏山」山頂手前に「石鎚神社」
社殿は相当に傷み
もはや倒壊寸前
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「観音堂」への道標も落下している
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隣接する「三ケ森石鎚教会」社殿
内部には囲炉裏も切られ
御神酒をいただいた痕跡もあるが
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南側に「石鎚神社」鳥居
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「鉢伏山」の山頂
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視界はほとんどきかない
かつては眺望が良い場所だったらしいが
現在は雑木が茂って視界が無い
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少し進むと「大山祗神社」
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少し下っていくと
「岩屋観音堂」に到着
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山上の境内は荘厳
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眺めの良い東屋で昼食
定番「galbo」の良いところは
手にベトつかないこと
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南東に「桂浜」を遠望できる
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立派な手水鉢
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お日さまとお月さま
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参道終点に
二基の常夜灯が並び立つ
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参道は見事な石畳
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一つ一つの石が大きい
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「岩屋観音堂」の直下
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古井戸がある
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かなり深い
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山上の「観音堂」から
麓の「薬師寺」への順に
しるべ石が配置されている

「一丁石」
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参道には常夜燈
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「二丁石」
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山菜のシーズンになった
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「三丁石」
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この日2回出合った
珍しい竹藪
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「四丁石」
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 これは「六丁石」で、途中に「五丁石」と思われる石しるべがあったが、大正時代の檀家さんの墓石に見えたので、撮影は遠慮した。
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「岩屋山薬師寺」の本堂に到着
お大師様が背中でお出迎え
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どこかで見たような風景と思えば
厄除けの「男坂と女坂」らしい
四国八十八ケ所の第23番札所
阿波国「薬王寺」に似た佇まい
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「岩屋山薬師寺」本堂
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下りて来た参道を再び登る
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常夜燈と丁石の続く道を登る
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かなり縺れちょる
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「岩屋観音堂」下の古井戸に到着
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倒木なのやら大岩なのやら
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大岩の下にお地蔵様
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地蔵様前の道を北西へ
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植林が混ざり始める
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「秋葉神社」を目指す
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手入れされた植林の中を歩く
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一番上の案内板が消失
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赤テープの散乱かと思えば
地面に落ちた椿の花
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突き当りの丘に登れば
「秋葉神社」かと思ったが
この日はついに行き着けず
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「朝峯神社」へと里道を下山
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木の葉のシルエット
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「朝峯神社」に到着

おやっ?
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恭しく奉納されている
木製のオブジェは
いささか近撮が憚られる
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こちらは石造り
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「朝峯神社」本殿は、社殿の裏側にあり、立派な石段が本殿へと続いている。

「小富士山」への登山道は、正面社殿と社務所との間を抜けた方が判りやすいが、本殿へは社殿正面に向って右側から裏側に回り込むと歩きやすい。

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 本殿の造作は実に手が込んでいて、しかも荘厳であった。

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 本殿の裏側にある高さ一丈ほどの岩の祠からは岩清水が湧いており、かつてはこの水が酒造りにも使われたという。

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「朝峯神社」の御神体は、まことに霊験あらたかにおわしめされ、かつて観光地によくあったセンセーショナルな館とは完全に一線を画している。

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水仙の花が咲き始めると
四国遍路のシーズンイン
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歩いて来た「小富士山」(左)と
「鉢伏山」(中央?)から
「岩屋山薬師寺」へと続く稜線
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「介良の史跡」へ寄り道
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「実盛様」
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 源平合戦の際に、稲株に躓いて討ち死にした平家の武将「平実盛」が、稲を恨んで稲の害虫になったという言い伝えがある。

 このため、実盛を供養すれば稲の害虫を駆除できるということで、「虫送り」なる行事が伝わっていると聞いたのは、高知の秘境「椿山(つばやま)」(旧池川町)であった。

♪羽のない者は這うて行け 羽のある者は飛んで行け 実盛様のお通りじゃ♪

 つい最近まで「焼畑農業」が残っていたという「椿山」の地にだけ残る風習かと思っていたが、この言い伝えは西日本に広く残るものらしい。



「岩屋山薬師寺」への西からの参道
正面山腹に本堂が見える
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 左から「高天ケ原山」、「小富士山」、「鉢伏山」と並ぶ「介良三山」。

 海抜の低さとは裏腹に、意外と手強いコースで、特に「朝峯神社」から「小富士山」への登りは、急登な上に落ち葉が多く滑りやすい。

 随所に赤テープはあるものの、最近は入山者が少ないのか、ところどころテープが消失している場所がある。また、「潮見台緑地公園」の南端から「鉢伏山」に直登する際には、ドン突きの大岩から左に分岐した場合、短い間ではあるが藪漕ぎが必要です。


【ご注意】
「高天ヶ原山」は禁足地で、入山には許可が必要です。

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【おまけ】

 土佐落語にこんな咄がある。

 須崎市久通(くつう)の久通観音(牛馬の守り神)と、土佐市戸波(へわ)の虚空蔵(こくぞう)菩薩(作神様)、中土佐町久礼の久礼の八幡様(武運長久家内安全の神様)のお三方が、ある日恋談義をしていた。

 久通観音は介良の朝峯がよいと言い、虚空蔵菩薩は神田(こうだ)の地蔵が好みと言い、久礼の八幡様は神田の地蔵様に惚れていると言った。

 久通観音は、「好み」と言っただけの虚空蔵菩薩に、「惚れている」とまで言った久礼の八幡様の手前、ここは虚空蔵菩薩は遠慮せよと進言したが調停は不調に終わった。

 虚空蔵菩薩は先手必勝とばかり、その日のうちに神田の地蔵に夜這いを掛けたが、神田の地蔵は「日本三体と言われるほどあらたかなお方が、わたしのような道端の女と遊んではいけませぬ」と一生懸命諌めたという。

 落語だけにオチがあるのだが、ちょいと書きづらい。興味のある方は、『よりぬき土佐落語②続艶ばなし集』(RKC高知放送)をご一読下さい。





 



# by ky_kochi | 2017-03-05 10:00 | 登山 | Trackback | Comments(4)