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茶凡遊山記

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星ガ窪(2/2)【復路】(旧仁淀村)

「星ガ窪」の南麓に、「堂林」(越知町)という集落がある。平成24年6月に全国に3つしかない投入堂(なげいれどう)の1つ「聖神社」と「大タヲ山」を訪ねた時、偶然に通りかかったのがこの「堂林」であった。

 緑色の深淵な渕に感激した後、この道は一体どこに繋がっているのか、行けるところまで行ってみようと走っていると、今回の「星ガ窪」への近道と思われる道標を発見した。

 歩道に近い作業道のようだったのでやり過ごしさらに高度を上げて行くと、思いがけず「葉山風車」の分岐に到着。迷わずレフトターン、20基の風車が並ぶ越知町と津野町との分水嶺へと駆け上がったことであった。

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「松尾」から「谷山大師堂」まで南下
途中の道は1/25000地図にも記載が無いが
おそらく緑色の点の航跡かと

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これまた1/25000地図にはないが
水色の線の方向へとひたすら走る
途中には国道までの距離案内もあり
まず迷うことはない

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やがて酷道439号線(橙色)に降り着き左折
すぐに「長者」集落へとさらに左に分岐
随所にある道案内に従い
「星ガ窪」へと再び高度を上げる

緑色の輪っかが「星ガ窪」の草競馬跡
東端からは「田代」集落へと林道がある
南にも林道があったがこちらは行止り
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「星ガ窪」西入口で南西方向へ
Uターンしている舗装路を進む
途中に道案内がなく心細いが
辛抱強く走り続けると
越知町道「下ノ谷堂林線」に突き当たる
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南正面に風車群を見上げながら南西へと登り
「葉山風車」の道案内のある三差路を左折
№11風車の西で尾根道と合流する

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木々の影が東に長くなって来た
まだまだ先は長い
早く出立せねばならぬ
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なにせまだあの稜線を縦断せねば・・
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「星の家」横から
南麓直下へと続いていそうな道を
平成24年に見た近道と思い込み・・
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途中には眺めの良い広場もあり
頭の中ではもう自信満々
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おやっ?どうも様子がおかしい・・
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ありゃ、何と行止りになっちょる
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「星の池」に引き返し西を見れば
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着いた時には全く視野に入っていないが
立派な道が
西に向かって折り返している
が、この車道もたしか1/25000地図には
途中までしかなかったと思うが・・
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落ち着いてよく見れば
ちゃんと「越知葉山方面」と
案内もしてくれちょりますやいか
そうですそうです
そこへ行きたいがです
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現在も採掘が進んでいる「鳥形山」
今でもあの高さに聳えて見えるが
石灰石の採掘前はその名の通り
山頂付近は見事な円錐形だったと聞く
頂上の三角形部分がスパッと横に
切り取られたイメージらしい
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舗装路を辛抱強く西進するうちに
越知町道「下ノ谷堂林線」に突き当たる
「堂林」集落はこの三差路を左に下るが
本日は右に登って「風の里公園」へ
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現在は「堂林~下の谷」間が通行止めだが
復旧すれば「桐見川」に沿って下り
越知町へと抜けることができるし
「聖神社」や「大タヲ山」にも行ける
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平成24年に見た作業道は
いま通ってきたような立派な道ではなく
自転車なら何とか行けそうな道であった
現地の再調査が必要である
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「聖神社」(投入堂)と「大タヲ山」は
こちらのリンクをどうぞ



いよいよ「風の里公園」が近づいて来た
山の夕暮れは早い
急がねば
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この電線も1/25000地図にはない
四国電力ではなく民間敷設の電線か?
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地図で見ると
「白石川」経由の酷道439号線合流にも
大いに惹かれるものがある
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ここが「風の里公園」への分岐
左折すると「風の里公園」で
直進すれば「白石川」集落
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5年前に初めてこの道標を見た時には
思わず声が出たが
あれからすでに5年とは・・
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左側には「白石川 R439」
右側には「堂林 星ガ窪」
と書かれている
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根元には立派な松茸があるに違いない
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地球の皺
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ところどころやや荒れているが
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あっという間に「不入山脈」分水嶺に到達
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前方は№11の風車
風車は全部で20基なので
ほぼ真ん中に取り付くことになる
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来るたび曇りだが今日は珍しく晴天
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№12、13、14と風車が西に続く先に
「鶴松森」(かくしょうもり)のシルエット
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ほんに良い天気
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「鶴松森」が近づいて来る
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西端の№20の風車が終点
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すぐ左に「鶴松森」の登山口
ここからだと30分もあれば登頂できる
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四万十川の源流点は
県内にいくつかあるがどれが本物じゃろ?
上流の支流ごとの源流を
四万十源流と呼んでいるとも聞くが・・
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さて陽があるうちに帰ろうか
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高知県西南端「足摺岬」方向
こうして見ると
土佐は海国でもあるが
とてつもない山国でもある
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「風の広場」で休憩
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風車の現物が展示されている
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「風の広場」から北の展望
左端が「鳥形山」で
右奥が「石鎚連山」
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広場はかなり広い
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オキナグサの津野町での分布図
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山頂部分を消失した「鳥形山」
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広場の北右前に「泉」の集落
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「泉」集落の右に
「石鎚山」(中央)と
「筒上山」(右)のドーム
さらにその右(東)に「手箱山」
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消えた三角形はどんな形だったのか・・
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「展望ゾーン」から東南方向に
須崎市を遠望する
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「北山」分水嶺に残り半分の風車が続く
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№11風車(手前)から№1の風車
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今日はほとんどの風車が停止している
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ジワジワと夕暮れの風情
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「堂林」から先ほど登って道が左に見える
前方は「風車体験ゾーン」
ここへは寄っておかねば
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最も風車に接近できる№11風車
風車が回っている時は
ブーンという音が間近で聞ける
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「マムシ注意」の警告
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やあっ
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急な階段を登り切ると
「石鎚神社遥拝所」があるが
この塔石
「中津明神山」の方向を向いている
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実際の「石鎚山」は
黄色の葉の上にある
小枝の真上あたりにある
もしかすると「中津明神山」山頂には
「石鎚神社」があって
その遥拝所かもしれない
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四国の西の背骨「石鎚連峰」まで
折り重なるように山々が連なる
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「風車体験ゾーン」下山途中から
「鳥形山」の南壁を見る
人造の白いザレは一層痛々しい
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№1風車(東端)から須崎湾方向を俯瞰する
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♪空と海との間には~♪
どこまでが空で
どこまでが海か
太平洋が綺麗に見えていたが
海の青さを上手く写せない
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まもなくこの辺りへは
路面凍結で来られなくなる
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「風の里公園」総合案内図
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№1風車を後に
東前方に「黒森」を見ながら下山

 津野町側から稜線に辿り着き、「風の里公園」へと大きく左折するところを右折、舗装路を東へと進んだ先にあるのが秀峰「黒森」(984m)。

 地図上では無名峰が多い「北山連山」の中で、地元のかたが山名として認識する唯一の山であるとのことである。

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いつもはここを直進し
「重谷」集落へと下山するが
本日は通行止めになっていたため
「黒川」集落へと下山する
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こ、これは堪らんっ
マニア必見の切通し
林道は岩塊をぐるりと右に巻いている

初めて「黒川ルート」を走ったが
思わぬ眼福に預かった
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「北山」と「一斗俵」の文字を発見

 高知市民が「北山」と聞くと、高知市の北側に連なる山並みを連想するが、「不入山」(いらずやま)から東に派生する「不入山脈」のうち、「鶴松森(かくしょうもり)から「蟠蛇森」(ばんだがもり)までの旧葉山村の区域を「北山」と呼ぶという。

 また、「一斗俵」と聞くと、「四万十川」の最古の沈下橋、「一斗俵沈下橋」を連想するが、高知県内で初めて同じ地名を目にした。

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初めて通る「黒川」集落の中央部には
鎮守の森が鎮座していて
長い石段が麓から続いている
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「塔婆」の「おとうば」か?
鎮守の森の長い石段は次回の宿題に
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 旧仁淀村ではかつて草競馬が盛大に行われ、「星ガ窪」と「松尾」の2か所に競馬場の跡が残っていること、そのうち「松尾」へはハナモモの桃源郷「上久喜」を経由して行くことができること、さらに「松尾」には「明神山」という由緒ある山があることを知った。

「星ガ窪」と「堂林」の近道の道標を見た3年前の記憶もじわじわと甦り、「上久喜」を経由し「松尾」と「星ガ窪」へ行き、帰路は「堂林」から「桐見川」沿いに越知町から高知市へ、あるいは時間があれば津野町の「風の里公園」を抜けて高知市へと、気分はまるで遠足前の小学生。

 が、そう簡単には問屋が卸さない。転ばぬ先の杖、「星ガ窪」から「堂林」の間が自信が無かったので、周辺に詳しい先輩に道を聞くと、予定ルートの途中2か所が通行止めとなっていることを教えていただいた。知らずに出掛けていたら、時間を大幅にロスし、予定した行程の半分も行けないところであった。

 奥山の道は、1/25000地図にさえ載っていないこともしはしば。何といっても現地のかたの情報が一番、先輩に感謝しながら高知市へ帰り着いた時にはすでに日没。のべ8時間のカブでのロデオ旅、さすがに少しばかり腰にダメージが・・


























# by ky_kochi | 2017-10-26 15:00 | リトルカブ | Trackback | Comments(0)

星ガ窪(1/2)【往路】(旧仁淀村)

 隕石が落ちた跡と言われる「星の池」が中央にあり、キャンプ場としても利用されている「星ガ窪」は、昭和34年まで草競馬のコースがあり、1万人もの観客で賑わっていたという。

 旧仁淀村には、この「星ガ窪」の他にもう一つ草競馬場跡があり、それは何とあの桃源郷「上久喜の花桃」の上部、「松尾」集落にあるという。

 そして「松尾」集落の背後「明神山」には、旧仁淀村の礎を築いた別府経基の居城「別府山城」が建っていたという、行っておかねば、見ておかねば。

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国道33号線を北上
「旧池川町大崎」で「仁淀川」対岸へ

この日は「大蕨~松尾」間が通行止め
花桃の桃源郷「上久喜」を経由できず残念

高知県最古の沈下橋「久喜橋」を渡り
国道33号線へ戻る
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国道33号線から酷道439号線に入る
左上が「松尾」集落になる

「仁淀中学校」まで南下し左折
「松尾」集落へと高度を上げて行く
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「旧池川町大崎」で「上久喜」方面へ分岐
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「上久喜の花桃」はこちらのリンクをどうぞ

吊橋を渡り突き当りを右折
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「松尾」手前で山手崩落し復旧未定とある
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高知県最古の沈下橋「久喜橋」
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風雪ならぬ落石に耐えて来た傷跡
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右下に見える道路を手前下に引き返す
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「久喜橋」が見えて来た
左上が国道33号線
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独特のフォルムの橋脚
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振り返り見る「久喜橋」
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これまた独特の地表
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国鉄バスで松山へ出張していた若い頃
車窓から良く見た銀杏の木
やや樹勢に翳りが・・
無理もないあれから三十年
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この赤鉄橋は対岸に渡れるだけで
「旧仁淀村」方面へは行けないが
ついつい渡ってしまいやすい
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「旧仁淀村」は1.9km先を左折とある
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ここで「旧仁淀村」方面へと分岐
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棚田のイベント広告がある
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「森」地区は「旧仁淀村」の中心地
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「大森沈下橋」(手前下流側)と「大森橋」
対岸の国道33号線からの眺めは
記憶に残っているかたも多いはず
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茶業試験場の茶畑には
お茶の木で「茶業試験場」の
文字が書かれる
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これから向かう「長者川」沿いの遠望
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酷道439号線を南下する
左手山上の鞍部が「松尾」集落
その右が「中津山」(610m)
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「仁淀川中学」を右に見て左折
「長者川」を渡る
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突き当りの「五所神社」の右へ進む
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「松尾~大蕨」集落間が崩壊とある
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渋い道標に従い
「中宮・谷山」方向へ
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右の朽ち木もまた道標
「宮首」と書かれているはず
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ほんの道端に立派な滝
増水時にだけ出現する滝か?
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「谷山大師堂」に到着
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これは見てみたい
「佐婆為神社」の「一本木の火回し」

「谷山大師堂」で右折南進しても
酷道439号線に降り着くらしい
1/25000地図にはなかったが・・
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「谷山大師堂」背後の三差路
覚えておこう!
「谷山」から登って来て
左が「松尾」で右が「木半夏」
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「松尾」バス停に到着
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「長者」地区の方向を見ると
遠景の稜線が「風の里公園」で
とても見ずらいが
20基の風車が並んでいる
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アンテナが林立している
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「松尾」集落の眼下は「森」地区
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ここに草競馬場があったというが
ここまではかなりの距離と高度
昔の人は偉いとしか言いようがない

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数軒の民家があったが
お住いの様子はなかった
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目指す「明神山」の登山口は石灯篭
「宇賀神社」前の山道を
四国電力の鉄塔標識に従って進むとある
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燈明台部分が鉄枠で造作されている
四国電力の鉄塔も見えて来た
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すぐに「宇賀神社」の鳥居に来たが
境内にあったという草競馬場跡が見つからぬ
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ひとたび案内板の所まで戻ると
草競馬場跡はこの右上にあるらしい
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千手観音堂の前がホームストレッチなら
さしずめ第2コーナーあたり
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ホームストレッチが東へ延びる
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お見事!
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「千手観音堂」は霊験あらたか
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馬場の中央に記念碑
「大正六年春」と刻まれている
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ホームストレッチから第1コーナーへ
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第1コーナーの西北(画像やや左)に
「中津明神山」(1541m)

周辺で「明神山」のことを聞くと
現地の人も先ずアメダスのある
「中津明神山」を教えてくれる
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鉄塔の左が「明神山」だが
「星ガ窪」と「風の里公園」への
残り時間が逼迫してきたため
本日の登頂は断念
場所は心得たのでまた来よう!
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「佐婆為神社」まで降りてきた
ここからさっき登って来た道を
酷道439号線に下らずとも
道なりに直進南下したら
「木半夏」集落を経由して
「長者」地区まで抜けられそう
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そそられる林道がそこかしこに
右下へは「普通林道中宮線」が分岐
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「木半夏」集落を通過する
「木半夏」(モクハンゲ)とは
「ナツグミ」とある
してみれば橋名の
「しゃせぶはし」の「しゃせぶ」とは
子供の頃に「グイミ」と呼んでいた
赤い木の実と同じであろうか?
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「木半夏」の実が多く生る土地らしい
そういえば当時の周囲のお年寄りは
「グイミ」とは言わずに単に「ぐみ」
あるいは「しゃせぶ」と言っていたような・・
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眼下に酷道439号線と
「長者」地区が見えて来る
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「上久喜の花桃」のシーズンには
帰路は狭道離合による渋滞を避けるため
この道への迂回をお願いしているらしい
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「長者」地区へ酷道439号線から左折分岐
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「星ガ窪」への最初の道案内
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人造物さえ美しい水の流れ
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「長者」地区は棚田でできている
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「だんだんの里」の「だんだん」は
「段々」の「だんだん」
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出雲地方の方言の
「だんだん」(ありがとう)と
かけているのかも
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「長者の大銀杏」
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この県道18号線に入りがちだが
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県道18号線に合流したら一旦は西に直進
1つ先の分岐で左上へと登り
白い建物の先で左に大きくUカーブ
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随所に道案内あり
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今年は柿のなり年のもよう
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日本の原風景「稲木」
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かなり高くなって来た
はるか北に「石鎚連峰」
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広い三差路では右上へ
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「鳥形山」が見えて来た
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ゴー・ツー・ストレート
ノット・レフトターン
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越知町の「町道下ノ谷堂林線」
「下の谷~堂林」間が通行止めのため
迂回路としても利用されている
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「普通林道星ガ窪」線の起点
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山上に出現する広大な広場に到着
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大昔に隕石が落ちた窪みという伝承あり
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園内はとても良く手入れされている
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「星ガ窪」からの北の遠望
右奥のドームが「筒上山」で
そこから右に「手箱山」への稜線
ほぼ中央の最奥部に「石鎚山」
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「星ガ窪」からの南の遠望
稜線に「風の里公園」の20基の風車
帰りはあの稜線を東西に縦断する
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「銀号」のエンジンを冷ます
世界のホンダ・スーパーカブも
エンジンが焼き付いたらアウト!
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言われてみれば
巨大な隕石が斜めに落下激突し
地上に楕円形の窪みを付けたと
想像がつく
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「星の池」湖畔の「星の家」
「だれでも使えます」とある
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隕石が先ず着地した地点か?
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ここ「星ガ窪」も草競馬場跡
さしずめホームストレッチ
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第4コーナー(東)あたりから
「田代」集落への林道がある
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第3コーナーから西を見る
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バックストレッチ
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「星の池」
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第2コーナーから東を見る
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東屋も整備されている
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「朝露の丘」からの眺め
たしかに競馬場の形をしている
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さて段々と陽が西に傾いて来た
「風の里公園」へ急ごう!
日が暮れる
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ここから見るとさほど
痛々しくない「鳥形山」
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 昭和30年頃、「星ガ窪」の草競馬は大人気で、出場場も100頭、当時西日本一の規模を誇ったとのこと。山上に忽然と現れる広大な馬場には、周辺の村々から1万人の老若男女が集ったという。

 明治32年に造られた草競馬場では、同年旧暦3月10日に草競馬が盛大に行われて以降、毎年旧暦の3月10日と10月10日の年2回草競馬が催されていたとの記録がある。

 昭和60年代のアウトドア・ブームの頃、多くのガイドブックで目にしていた「星ガ窪」であった。何と30年を経て初めて来てみたが、類似の名所の多くが最近疲弊荒廃している中にあって、この地には実に凛とした雰囲気が漂っていた。




# by ky_kochi | 2017-10-26 12:00 | リトルカブ | Trackback | Comments(0)

西黒森(旧本川村)

 先月末、大変お世話になった先輩が旅立たれた。右手に盃、左手に書物のようなかたであった。アウトドアには関心が薄いご様子であったが、ある年、「瓶ケ森」へお誘いすると、快く同行いただけることになった。

 当日、高知市は晴天だったが、「石鎚スカイライン」から「土小屋」を経て「瓶ケ森」の駐車場に着いた頃には、ほとんど視界ゼロの濃霧となっていた。準備していたうどんを何とか調理し召し上がっていただき、帰路の休憩を予定していた「神鳴池」(「西黒森」東登山口)で、同じく濃霧の中、コーヒーを飲んだことを昨日のことのように思い出す。

「西黒森」から見る「瓶ケ森」
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「神鳴池」の東登山口より入山し
「吉野川源流碑」の西登山口へ下山
帰路は「旧村道瓶ケ森線」を歩く
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国道194号線を北上
「寒風山」方面へ
今日は「寒風山」も視界良好のはず
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「寒風山隧道」を目指し
「寒風山トンネル」南口の手前
「桑瀬」で「一の谷」へと分岐
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「旧寒風山トンネル」南口で左折
通称「UFOライン」へと左折西進
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「寒風山」登山口を右に見る
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「寒風山」の山塊
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「寒風山」から東へ
「笹ヶ峰」「ちち山」の稜線
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南に雲海が見える
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「第一隧道」は素掘り
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「伊予富士」が見えて来た
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冨士というよりはゴツゴツした印象
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「東黒森」
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「伊予富士」の
「東黒森」経由登山口
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「UFOライン」の人気スポット
左の三角が「自念子の頭」
右の三角が「西黒森」
「西黒森」の左が「瓶ケ森」
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「自念子の頭」の左に
ドーム状の「筒上山」(右)と
左に「手箱山」(高知県最高峰)
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「石鎚山」(中央やや右最奥)
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「石鎚山」をバックに
独特の岩峰「子持権現山」
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「西黒森」はここから見ると円錐
存外と高いがよう行きますかの?
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「西黒森」登山口の手前
あのピークが山頂なら容易いが・・
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「神鳴池(かんならしいけ)」到着
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現在はカラ池
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一面の笹原
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「西黒森」東登山口へ少し戻る
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それではいざ入山
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「神鳴池」を初めて見下ろす
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左から「子持権現山」「石鎚山」(遠景)
「瓶ケ森」(男山への稜線)
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笹原に樅の木が混ざる
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今日はこの花が満開
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「自念子の頭」(後方=東)を振り返る
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「筒上山(つつじょうざん)」と目線が合う
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しばし森林帯に入る
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左は崖になっている
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ほおぉっ
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所々にロープがあり大いに助かる
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どうかこの天気が続きますように
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登山道ががくんと下に落ちている
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森林帯を抜ける
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まだまだあんなに高い
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「瓶ケ森」ばりの白骨林
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この高さになるとよもやヘビは・・
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おりませんろうねえ・・
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あなたもあんまり見かけませんろう?
「この辺りでは見かけません」と
どうか言うて下さい。
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見えているのに近づかない山頂
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後ろ(東)を振り返ると
左から「伊予富士」「東黒森」
「自念子の頭」
「西黒森」東麓のピーク
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もうひと踏ん張り
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「瓶ケ森」と目線が合ってきた
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登山道が一部損壊しているが
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ノープロブレム
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ここからが噂の急坂になる
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上手くお伝えできないが
なかなかきつい
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笹より他に掴まる物なし
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「瓶ケ森」の全容が見えて来た
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松山市の方向には雲
天気予報では晴れのはずだが・・
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いよいよ山頂が近い
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昼食場所にぴったり
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山頂の眺望は今一丁
どなたかこっそり
刈り払ってくれませんろうか
昼食を取る場所も・・
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あいにくとガスがかかってきたが
北東から時計回りに270度
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「筒上山」もガス
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「石鎚山」にもガス
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「瓶ケ森」が見渡せたので
良しということにしよう
贅沢を言うとキリがない
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「瓶ケ森」の東壁
ジグザグ道に登山者が見えている
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登ってきたなら降りねばならぬ
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上手くお伝え出来ず残念だが
ここもほとんど滑り台
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ロープの最後の辺りで
80センチほど滑落した
いっ、痛いじゃいかっ
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ところどころ紅葉している
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やれやれようやく
先ほどの分岐に戻って来た
下山はこの分岐を右折し
「西黒森」の西壁を下山し
「吉野川源流碑」(西登山口)へ
ここを左折すると
「神鳴池」(東登山口)となる
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なかなか良(え)いですやいか
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表は翠で
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裏は白の「ウラジロモミ」
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正面にこの「瓶ケ森」を見たくて
東から登り西へと下ることにした
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一足早く眼福に預かる
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一体何があったんです?
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グッ・ジョブ!
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誰の仕業ですぞ?
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「瓶ケ森」にもガスがかかって来た
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随分と長いことたった一人で
そこに立てっちょったがですの?
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林道まで滑り降りられたら早いが・・
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ナイス・コントラスト!


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「西黒森」西壁の紅葉
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「瓶ケ森」登山客には残念なガス
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快適な登山道
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「西黒森」山頂にもガスが
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時間とともに変わる
花びらの開き具合い
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西からの登頂が道が良いかもしれない
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程よく色付いている

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かなり高度が下がって来た
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鶴にも見える
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♪照る山もみじ~
♪濃いも薄いも~
♪数あるなかに~
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すみません
こちら側からはよう登りません
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「吉野川源流碑」前の駐車場が見える
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たくさんの登山客が見えている
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「瓶ケ森」東壁の紅葉
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「瓶ケ森」と「西黒森」の分岐
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四国三郎「吉野川源流碑」
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ここで昼食
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ここからは「UFOライン」を歩いて東進
「神鳴池」に駐車した車まで戻る
前方からガスが迫って来ている
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化石が出そうな地層
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岩肌に凛として一輪
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「西黒森」の直下
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落ちた石が見えちょらんが
麓まで転がり落ちましたかの?
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林道歩きはラクといえばラクだが・・
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「吉野川源流碑」の辺りにもガス
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ありゃ?急に翳ってきた
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車がグレーチングを踏む音が
登山道まで聞こえてくる
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なかなか丈夫い造りになっている
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「本川村」と旧村名の表記が残っている
「いの町」といわれても
我々世代はどうもほっこりとしない
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落石補強工事現場
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屈強な作業員の皆さんはロープを
伝ってこの勾配を登って行く
脱帽、敬礼!
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掘り切りマニアには堪りませんな
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山でよく見かけるが
どなたさんかな?
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「神鳴池」まで戻って来た
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 あの日は、「瓶ケ森」からこの「神鳴池」まで、せっかくの絶景を何一つ見ることなくただひたすら移動したことだった。電車の運転免許はお持ちであったが、車を運転することがなかった先輩は、視界ゼロの濃霧の中をフォグランプだけで走る車窓の眺めを、さぞかし不安な気持ちで見ておられたことであろう。

 霧雨の「神鳴池」に車を停めて、カセットコンロでお湯を沸かして入れたカップコーヒーを、「これは美味しい、ありがとう」と、とても喜んでくれたことを思い出す。



今朝の登山口まで戻り
ログの収集を終了
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振り返り見る
「子持権現山」から「瓶ケ森」の稜線
すっかりガスに覆われている
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「西黒森」(右隅)と
左隣りの「瓶ケ森」
ともに山頂部分に濃いガスが
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「東黒森」まで戻って来た
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「伊予富士」の西壁
大きなザレが痛々しい
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 先輩の言葉で一番よく思い出すのは、生まれ故郷の独特のアクセントで「が」を強く発音する「ありがとう」だが、無事に高知市までお送りした時、「ありがとう、今日もなんと楽しかった」と、いつもの笑顔で言ってくれた優しい声を、まるで昨日聞いたかのように思い出す。

 昭和から平成に代わる頃から、公私にわたり大変お世話になった、世の中はまだまだ平成だが、自分の中での平成は終わったような気がしている。心からご冥福をお祈りしたい、合掌。






# by ky_kochi | 2017-10-08 09:00 | 登山 | Trackback | Comments(0)