約30年前、磯遊び一辺倒だった小生を、山登りへとコペルニクス的に転換させたのが、石鎚山(愛媛県)の紅葉であった。
石鎚山系の中でも特にお気に入りが「瓶ケ森」で、上空から見ると亀の甲羅に見えるといわれる、広大な笹原のスロープは何度歩いても見飽きることがない。
【ご注意】
画像は平成21年8月に撮影したものです。
かねてより、この「瓶ケ森」の東に屹立する「西黒森」に登ろうと思いながら、今夏もどうも日程が合わず、というと聞こえが良いが、実際は夏山はヘビが怖いだけ。
ここのところ山登りから離れていたので、「西黒森」への思いをかき立てつつ、平成21年8月の「瓶ケ森」を振り返ってみた。
国道194号線を「仁淀川」に沿って遡上
「高知アイス売店」はまだ手作り感一杯
「木の根三里橋」の吊橋で休憩
「平家平」(右)と「冠山」
「寒風山」(左)と「笹ケ峰」
「旧寒風山トンネル」へと右折分岐
通称「UFOライン」へと左折
「寒風山」登山口から「桑瀬峠」までは
少しばかりきつい
「寒風山」(左)と「笹ヶ峰」
「笹ヶ峰」(左)から東への稜線
渋過ぎる素掘りのトンネル
ケルンの前方に「伊予富士」
「伊予富士」はこの東側からはきついが
西側の「東黒森」からはラクに登られる
「東黒森」の山裾を進むと
「自念子ノ頭」が見えてくる
ベリー・グッド!
「自念子ノ頭(ジネンコノカシラ)」の左に
左奥のドーム状の「筒上山」から
さらに「手箱山」へと続く稜線
中央やや右が「石鎚山」
「手箱山」(左)と「筒上山」
「神鳴池(かんならしいけ)」
左前方に「瓶ケ森」の山塊
携帯タンクよりガソリン補給
「瓶ケ森」登山口
大駐車場を後に入山
「男山」を経由して「女山」(山頂)へ
「西黒森」(左)と「ジネンコの頭」
背中に「石鎚山」を見ながら登る
すぐに駐車場を見下ろせる高さに
「男山」の手前
鎖場もゆるやかな勾配
広大な笹原のスロープ
「氷見二千石原(ひみにせんごくばら)」
「氷見二千石原」の先に「石鎚山」
「男山」の祠
次回登山予定の「西黒森」
「女山」(山頂)を目指す
鞍部が「西黒森」の西登山口
「吉野川源流の碑」
植生も豊か
東方向の遠望
手前から「西黒森」「ジネンコの頭」
「東黒森」「伊予富士」「寒風山」
いいね!
「女山」(「瓶ケ森」山頂)に到着
正面の「西黒森」へ
縦走する人が多い
愛媛県西条市の方向(北西)
晴れていれば瀬戸内海が見える
この頃は作業着に麦藁で登山をしていた
当機は徐々に高度を下げてまいります
木馬(きんま)で滑り降りたい
ちょいと一休み
長い下りは膝に悪い
随所に親切な案内板
ご高齢の方もあれば
若い方もおられる
しっかりとした造作
年季が入って来た山小屋
「石鎚山」を見上げるようになってきた
この辺りから白骨林が多くなる
上空を旅客機が
根元がせり上がった五葉松
「瓶壺」へ寄り道
以前はかなり深かったが
砂利が入って悲しいほどの浅さに
人間も給水
登山道から近いので
是非お立ち寄りを
登山道へと戻る
「筒上山」や「手箱山」も
見上げる高さになって来た
無事下山
「子持権現山」に寄り道
西から見上げる「瓶ケ森」
「銀号」もまだ若い
「石鎚山」ビューポイント
たしかこの枯れ木は
登山ガイドブックの表紙に・・
次回はあの「西黒森」へ!
東と西の登山口
どちらから登ってどちらへ降りるか
慎重に調査中
振り返り見る「瓶ケ森」
「神鳴池」に戻る
「神鳴池」の登山口が
「西黒森」の東登山口になる
「子持権現山」(左端)と「瓶ケ森」
「石鎚山」がはるか遠くに
ミラーの中で「子持権現山」が
おいでおいでと手招きしている
「東黒森」が見えて来た
「瓶ケ森」(左)と「西黒森」
「西黒森」は見る角度によっては
非常に尖って見える
「自念子ノ頭」へ寄り道
眺めが良いので
振り返り振り返り登る
石鎚山系でヘビを見たのは
この稜線の登山道のみ
「子持権現山」のズームアップ
「自念子ノ頭」頂上
そなたはたしか「伊予冨士」でも・・
下山時の風景
「東黒森」(手前)から
「伊予富士」「寒風山」の稜線
トンネルを抜けると
「伊予富士」登山口
こちらからがラクに登頂可能
再びご機嫌なトンネルに入り
思わず振り返る素掘りの素晴らしさ
「寒風山」の山塊を正面に見て
「旧寒風山トンネル」を右折
「林道寒風大座礼線」は
東西線がかなり延伸したらしい
カブを買った当初
この林道にも随分とハマった
石鎚山系の遊山時のキャンプ地
喫茶「うの花」
お気に入りの席
「女将さん、唐揚げ定食をお願いします」
店の下には清流「大森川」
「新大森トンネル」を抜けると
一気に高度を下げ着陸態勢へ
相棒「銀号」で林道を駆け巡り始めて約1年ほどがたち、やおらハマって来たのが山登り。「村道瓶ケ森線」という呼び名が今でもしっくりくるが、東の「寒風山」から西の「石鎚山」までの間に連なる山々から手あたり次第に歩いて来た。
そのうち半分くらいは、「銀号」で往復5時間くらいかけて登山口まで行き、そこから往復4時間くらいの山歩き。この日は「瓶ケ森」と「自念子ノ頭」の2山に登ったが、土佐弁でいう「ちょっこり」登れる山もあり、「石鎚山系」では実に楽しく遊ばせてもらった。
それなりの標高と山容でありながら、隣りの「瓶ケ森」の人気に隠れて「西黒森」は登山者が少ないというが、「人の行く裏に道あり花の山」、次回の山行が今から待ち遠しい。