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茶凡遊山記

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神池(旧物部村)

 旧物部村に「上韮生(かみにろう)」と呼ばれるエリアがある。

「上韮生」の中で、安丸、黒代、神池、楮佐古の旧村には、八十八体の石仏が設置され、四国八十八ケ所巡拝の代わりとして明治元年より参拝されていたという。

 山上に忽然と現れる、その名も「神池」の集落。「男池」と「女池」を配する天界の集落を、久し振りにリトルカブで走ってみた。

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準備万端
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国道195号線「臼杵トンネル」抜けると
「塩の道」中谷川登り口
「塩の道」は「絵金のまち赤岡」から
「いざなぎの里物部」へと続いている
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前方に昔から気になっている山塊
「平家ノ森(天王山)」(530m)
きっと山自体が信仰の対象に違いない
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国道195号線は「四ツ足峠」を経て
徳島県へと繋がっているが
ここで県道49号線に左折
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道の駅「大栃駅」
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「復旧未定(長期間)」とある
「白髪山」登山口までは行けそうだが
「別府峡」までの間が路側崩壊らしい
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今にも倒(か)やりそうな祠
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「韮生川橋」
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「上韮生八十八ケ所霊場」の観光案内板
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この橋はスケルトン
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存外と高い
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右奥に奥物部の秀峰が見えている
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対岸は三差路
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猿・猪・鹿も利用、、なるほど
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右手に吊橋が架かっている
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行っておこう
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風で揺れる
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ここも存外と高い
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対岸の先は山道なのでUターン
あんな先まで帰るのか・・
スケルトンでないのがありがたい
一刻も早く戻ろう
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「新下タビ橋」
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退役した旧橋は通行止め
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ここは右へと進む
左はよさこい節に唄われた
純信とお馬の駆け落ちの道
「林道楮佐古松床線」
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いつ見ても渋い案内板
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♪この木何の木気になる木~
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ここで右上の道へと大きく切り返し
「林道亀ケ峠線」で「神池」集落へ
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グッ・ジョブ!
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派出所の巡査さんの手作り新聞
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右が本日の目的地「神池」
左は林道マニアの聖地
「林道楮佐古小桧曽線」
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「福泉寺」には
合計29の石仏があるそうだが
警備が厳重で参拝は控えた
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第1番から第88番までの石塔が並ぶ
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「西村札所」に2体
「のみの背札所」にも2体
石仏があるはずだが・・
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周辺まで行ってみたが会えず終い
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「男池」の入口まで戻る
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「男池」へは
民家の庭を通らせてもらう
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「男池」はコンパクト
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水面は見えない
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大蛇を連想させる

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樹齢500年という
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「槍水札所」へは
右上の道を切り返す
道標がないので要注意
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未舗装の道を登り詰めると
「大栃高校」の農業実習施設に出る
ここにも山中に突然
ナロ(奈路)い場所が現れる
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実習用の建物が数棟ある
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林道を進むと「槍水札所」入口
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第64番~第68番の5体が鎮座
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大杉は「星神社」境内にある
見づらいが鎮守の森の
真ん中やや左に
一際高い杉が見える
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地元の森本一族の負神とのこと
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胸高6.4mの大杉
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確かに太い
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相当派手にツエたらしい
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ナイス・コントラスト
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「神池」の集落が見えて来た
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最近よく見かけるヘリポート
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「薬師堂札所」への分岐
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この三差路をさらに右とあるが
ここでも石仏には会えず
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信心深い土地柄
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「女池」前の案内所
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「神池」バス停
運航は電話予約で日に3便
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力の入れようがよく伝わる
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 案山子がたくさん飾られている。それはそれはリアルな案山子が、そこかしこに大勢いる記事を見たことがあるが、あれは期間限定のイベントであろうか?

 徳島県の「名頃」集落の「かかしの里」に、勝るとも劣らぬ光景であった。

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「女池」の対面に「大日寺」
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狛犬2体と牛3体が警護にあたる
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樹齢800年根廻り9.4m樹高60m
この大杉は今も成長を続けている
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かつては七堂伽藍を擁したが
現在は本殿のみ
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境内には30体の石仏が
東西に分かれて鎮座する
こちらは西側で
第4番~第20番と
第54番~第63番
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東側に第1番~第3番がある
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「女池」には見事な古代蓮が群生
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展望所も整備されている
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神の棲むの池がある村と
勝手にイメージしていたが
上池村、下池村、神通寺村が合併
一字をとって明治9年に
「神池村」にしたらしい
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「立入禁止」の背景の赤が無気味
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ここを左に登ると
「野久保札所」
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「野久保札所」はスルーし
「亀ケ峠札所」を目指す
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右下に下ると「相尻」
道なりに直進
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これはたしか紫蘭かと
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左上へ進み「亀ケ峠」へ
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帰りはここを右下に下山の予定が
「女池」まで戻ってしまい
挙句の果てにそのまま真下の
「平井」集落へ下山してしまった
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「亀ケ峠」は行き止まりになっている
石仏は終点の少し手前の道端にある
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良い雰囲気の白骨林
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三嶺山系を遠望する
このあと「女池」まで戻ってしまい・・
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予定の分岐点まで引き返すべきところ
途中この三差路で右折してしまった
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「神通寺札所」への道標があったが
下山途中には見当たらなかった
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「上韮生橋」が見える
「平井」集落の北に出たらしい
予定コースの後半が抜けてしまった
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この橋もスケルトン
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橋上は1台のみ!
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「上韮生川」の清流
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高いち高いち
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渡って来た「上韮生橋」をかえりみる
こりゃあ高いはずとしっかり得心
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いいね!
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休憩所にあった古木のオブジェ
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「アンパンマンミュージアム」で休憩
地図の右上の「安丸」エリアは
完全に抜け落ちてしまった
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「男池」の近くで、かつて「韮生八十八ケ所」の世話役をしておられたという、地元男性のお話をきかせてもらう幸運に恵まれた。

 十年ぐらい前には道標を随所に配置し、地域おこしの一環として取り組んでいたが、住民の高齢化にともない次第に手が回らなくなってしまったとのこと。

 最近では、主に「大日寺」の境内に、点在していた石仏を集めるようになり、元あった場所に無い石仏がすでにいくつかあるとのことであった。

 この「大日寺」は、四国霊場第28番霊場「大日寺」(「のいち動物公園」の北)の奥の院と云われ、かつては七堂伽藍を配置する大寺で、周辺には300人ほどの僧侶がいたという。


by ky_kochi | 2017-05-20 13:00 | リトルカブ | Trackback | Comments(3)
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Commented by タメやん at 2017-06-01 23:34 x
上韮生八十八ケ所霊場

何年か前にパンフを置いていたらしい。
詳細が分かれば巡ってみたいが…。


・男池から大倉山山頂及び三角点
・槍水廃集落から三宝山三角点(御本尊は、麓に降ろしてある。)
・亀ケ峠から黒代三角点

一時期凝った地域だ。
(人形・マネキンが一切うpされてなかったが、撤去されたか…。)


リンク先:不思議だ。詳しく知りたいが…。
Commented by タメやん at 2017-06-01 23:36 x
もう一丁リンク先

謎だ…。
Commented by ky_kochi at 2017-06-02 11:06
 数年前には、屋根つきの観光案内板の横に小抽斗があり、水に濡れても大丈夫な雰囲気の紙に印刷された、立派なパンフレットがありましたが、この日はなかったです。裏面には詳しい説明があり、充実した内容のパンフレットでした。

「黒代」三角点は、行き止まりだった「亀ケ峠」の民家の先に見えていた小高い丘でしょうか。また、「槍水」集落に鎮守の森があり神社が2つありましたが、「三宝山」のご本尊はもっとさらに麓集落まで下向されたのか、また、「大倉山」三角点のそばにある神社のマークと大きめの建物は名のある神社でしょうか。コメントをいただくたびに次から次へと興味が広がります、いつもありがとうございます。

 奥物部では、山登り、林道巡り、滝巡りと、随分と遊ばせてもらいました。「楮佐古小檜曾林道」へは「奥神賀山」と「京柱峠」に、「林道楮佐古松床線」へは「よさこい秘話」と「八京峠」に誘われて出かけたことでした。

 同じ「楮佐古」と名がついても、「楮佐古小檜曾林道」はロングダートで、「林道楮佐古松床線」はショート舗装路。「林道楮佐古松床線」は、「吉井勇記念館」から「永瀬ダム湖」の北側を、「松床」から「楮佐古」へと山越えするルートで、途中の「八京峠」からは「白髪山」を間近に見ることができます。国道195線の迂回路として、ぜひご利用下さい。
<< 横浪三里(土佐市~須崎市) 虚空蔵山(土佐市~佐川町~須崎市) >>