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茶凡遊山記

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鶴津海岸(旧窪川町)

 かつての原発誘致候補地、高知県(旧)窪川町「鶴津海岸」へは、今回で3回目の訪問となる。大地震がきたら道ごと縄になって海に落ちそうな、断崖絶壁にへばりつく細い道。初めて来た時には、カブから降りても海側に立って海面を覗き込むことができなかった。

 なんとこの日は険道の入口に通行止めのポール、当然ながら迂回路はないし、西の「興津」集落からも道はない。終点の「大鶴津」にたったお一人でお住まいだったかたは、先ごろ土地を離れられたとお聞きしたが、途中の「小鶴津」にはまだお住まいのかたがいたはず。さぞや皆さん不便な生活を強いられていることだろうと思ったが、集落を歩いて全ての家がすでに空き家になっていることがわかりいささか驚いた。

 限界集落どころではない、消滅集落が高知県内いたるところに増えてきている。

【警告】

 平成29年4月9日現在、四万十町志和から小鶴津や大鶴津へと続く道は、通行止めとなっています。

 断崖絶壁の道は崖崩れや道路崩落の恐れがあり危険です、特に強風や雨天の日はご注意ください。周辺に迂回路はなく、四万十町興津から大鶴津の間に海岸沿いの車道はありません。

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♪おむすび・たけざき・玉子焼♪で
本日のランチを仕入れる
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「高知家」には「須崎分家」があるらしい
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「黒潮本陣」(中土佐町久礼)へ寄り道
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海水を汲み上げた温泉もある
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そろそろ主役がツツジに移る頃
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「笹場の大銀杏」もこの時期は新緑
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「上ノ加江トンネル」旧道からの眺め
三角形の礁は「七浦崎」の先か?
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漁師町は信心深い
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「上ノ加江川」の河口汽水域
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「矢井賀(やいか)」集落を目指す
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東の須崎湾に怪しげな雲
低く長い雲が
波のように近づいてくる
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「志和(しわ)」集落に到着
ここは「四万十町(旧窪川町)」になる
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「大鶴津」へは三叉路を直進
前方の山を越えていく
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ほんの数分で峠に着く
右に立派な道路が伸びているが
すぐに行き止まりになる
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ありゃ?
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周辺には「興津メランジュ」という
世界的にも珍しい地層が残る
「震源断層」の文字も見える
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冠岬(かぶりざき)の手前
「大鶴津」まで行きたいのだが・・
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怪しげな雲がかかってきた
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水平距離だけでも3キロ近くの
スリリングなハイキングの始まり
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左に太平洋を見ながら振り返る
沖に見えているのが黒ハエ
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今年の初ヘビ
やたらと畝っている
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すみませんが
ちょっと除(の)いてくれませんろうか
跨ぐことはおろか
端を通ることもできません
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足元はすでに断崖絶壁になっている
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鉄板の下はどうなっているのだろう?
知らない方が良いこともある
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右手の山肌に道が続いている
とても車で行く気はしない
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「小鶴津」集落の西の端
たしか神社があったはずだが・・
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小さな橋を渡り「大鶴津」へ
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はるか東に見えていた雲が接近
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このあと一体どうなるがじゃろ?
雨になるとも思えないが・・
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お気に入りの掘り切り
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「大鶴津」への断崖にも雲がかかってきた
雨上がりの暖かい朝など
山でよく見かける雲であろうか
目の高さと同じ位置に雲か迫る
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「須賀神社」への鳥居
上段の横木はなくなっている
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突き当りが「大鶴津」海岸
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「大鶴津」海岸より東を見る
がけ崩れの左の鞍部が通行止めの峠
♪思えば遠くへ来たもんだ♪

スロープにレールが残っている
かつては船を引きあげていたらしい
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「大鶴津」海岸より西を見る
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「たけざき」名物の玉子焼きとおにぎり
ガルボを買い忘れてしまった
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また来ることがあるだろうか・・
浜から続く一直線の道を帰る
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ここでもツツジが見ごろを迎えている
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両脇から草が道を塞ぎつつある
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山側からの落石ではなさそう
海側から凹んでいる
大木が山側に倒れた跡か?
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杉の根っこから道が崩落
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ここもお気に入りの大カーブ
養蜂の木箱がある
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グッ・ジョブ!
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「小鶴津」の集落に戻ってきた
見事な石積みには
高山で見かけるササが生えている
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警告板は「窪川町長」のまま
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「路肩注意」了解しましたッ!
ここもゾッとする高さだが
怖くてとても下を覗き込めない
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年季の入った錆び方
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鉄板と欄干の隙間が無気味
来るたびに少しずつ広がっている
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一番損傷が激しいガードレール
今にも山側が崩れそうで長居できず
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行き過ぎて振り返り見るのが精一杯
上手く撮れていないが
落石でガードレールが切れている
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このあたりもかなり高い
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おや?
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この鉄線だけが曲がっちょる
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心もとないガードレールではあるが
あるとなしとでは大違い
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来た時には見えなかったが
帰りに待避所の造りを見てビックリ
知った以上は使いたくない
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なんと行きに見たヘビと再会
すみません私が悪うございました・・
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毎度ながら地球は丸い
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釣り人には「志和」といえば黒ハエ
港に停泊する「くろはえ丸」
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漁網にびっしりと付いたフジツボ
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「矢井賀」に越える道沿いの桜
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路肩にも山麓にも桜が満開
空の雲さえ桜に見えなくもない
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「矢井賀漁港」
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気持ち良さそうに泳いでいる
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「小矢井賀浜」の奥に
「ライダーズイン中土佐」
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ライダーズのための宿泊施設
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バンガロー前の桜も満開
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野草のブーケ
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あと5秒
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Go!
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「上ノ加江川」の色がここで変わる
右奥からの支流の影響か?
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毎度すみません
お名前を存じませず・・
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「黒潮工房」で3時のおやつ
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焼きだちのカツオたたき
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「土佐魚菜市場」のカツオたたきと食べ比べ
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「桜川」(須崎市吾桑)桜並木に道草
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ここもなかなか良(え)いですやいか!
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 デジカメが出始めた頃に撮った画像を見ていると、最近のデジカメで撮った画像よりも綺麗に撮れているような気がする。当時も今も、単3乾電池式のコンパクト・デジカメを使っているが、当時よりはスペックが高いはずの最近のコンデジだが、どうも目で見たように撮れない。

 ある飲み会でこのことを話すと、人が齢を重ねるように、風景もまた齢を重ねるのではないか?という意見が出て、大いに得心がいった。というわけで、今より3歳ほど若い「鶴津海岸」の2014年の画像をどうぞ。



by ky_kochi | 2017-04-09 10:00 | リトルカブ | Trackback | Comments(3)
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Commented by タメやん at 2017-04-19 21:01 x
歩いて、往復で何時間位なんですか?
Commented by ky_kochi at 2017-04-20 20:25
> タメやんさん
 途中で写真を撮ったり道草をしたり、ヘビに立ち往生したりで、大雑把な歩行時間ですが、画像の撮影時刻からすると、峠から手前の小鶴津までが約40分、小鶴津から大鶴津までが約1時間という感じでした。

 近い将来、鶴津海岸への道そのものがなくなり、車はもとより歩いてさえ行けなくなるのではあるまいか、そんなことを考えながら引き返してきました。


Commented by タメやん at 2017-04-25 22:04 x
そうですか。ありがとうございます。
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