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茶凡遊山記

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剣ケ岳(土佐町)登頂断念

「瀬戸川渓谷」を遡り、「稲叢山(いなむらやま)」や「西門山(にしかどや)」に行ったことがあるかたは、「アメガエリの滝」の少し上流に屹立する「剣ケ岳(つるぎがたけ)」を目にしたことがあると思う。

 山容の厳しさから、とても素人には登れないと思っていたら、頂上付近の断崖には巻き道もあり、1時間ほどで登頂でき、しかも2つのルートがあるとのこと。

 長い間、取れない葡萄の実は酸っぱいとばかりに、見向きもしようとしなかった高知のマッターホルンの一つ、「剣ケ岳」に今日は敢えて挑戦してみたのだが・・


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 初めに「アメガエリの滝」ルートから入山したが、左分岐を見落とし「蛇渕の滝」の対岸まで行き、引き返してみたものの踏み跡を見失い、渡渉点まで行けずに1度目の断念。

 次に、「成川橋」ルートで「成川」左岸を下り、「アメガエリの滝」からの渡渉点近くまでは辿り着いたものの、「剣ケ岳」への登山道(橙色の未踏部分)がわからず、2度目の断念。

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【ご注意】

 一度見たら忘れられないとても魅力的な山で、ネット上にも何人かの方が山行記録をアップされていますが、近年は入山者が少ないのか、2つのルートともかなり藪化しています。赤テープもほとんど消失していますし、四国電力の鉄塔巡回用の標柱も、見つけにくくなっています。

 今日は雨上がりで登山道が滑りやすいことと、単独行ということもあり、2度とも撤退を決めたのが早かったですが、もし路面も良く夜露もなければ、もう少し無理して迷子になっていたかもしれません。

「アメガエリの滝」へ先に立ち寄ったため、展望台には途中の県道に一時停車していた2人の男性、それもかなりのスペシャリストと思われるかたの車が先に駐車されていました。おそらく「剣ケ岳」に入山されたことと思いますが、途中まででも後ろを歩かせてもらえれば登頂できたかもしれません。

 危ないからやめなさいと周囲に言われながら、無事故であることを過信して続けて来た山の一人歩き。人様に迷惑をかける前に、山歩きのスタイルを改めなければ。


県道6号線「上吉原」(旧鏡村)
高知市といの町の境にあたる
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「陣ケ森」の麓に朝霧
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「郷ノ峰峠」通過
雲行きが怪しい
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「瀬戸川渓谷」への分岐
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「黒丸」を目指す
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「陣ケ森」へはここを左
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「芥川」(左)への分岐
林道巡り時代が懐かしい
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「林道程野黒丸線」の分岐
ここから「にこ渕」へ行ける
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「黒丸」集落入口の三差路
右に直進すると「早明浦ダム」湖上流
「大川村小松」へと抜けられる
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見どころ満載
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この観光マップは最近の新調か?
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途中でモミジを跳ね上げたらしい
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この滝でアメゴが遡上を阻まれる
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この展望台の上流にトイレもある
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あの吊り橋を渡って
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今日こそあの山に登れる
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吊り橋へと遊歩道を下る
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いいね!
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モミジの絨毯
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昔からこうだったか・・?
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吊り橋を渡ると「剣矢滝」
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ありがたい
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キノコを踏まないように
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高度を上げて行く
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右手対岸に二段の滝が見えてくる
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「蛇渕の滝」まできたら要引き返し!
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ここを直進したら
先ほどの「成川渓谷」に向かう
赤いテープを見たら左折登攀
左の枝に小さな赤テープが2つある
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四国電力の標柱も目印
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 この付近で踏み跡を見失い、やむなくこのルートを断念した。藪と倒木とに阻まれ、現場の撮影する余裕もなく、ほうほうの体たらく。

変わった色の葉であった
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吊り橋まで戻って来た
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こんなに早く展望台に戻ってくるとは・・
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せめて対岸の遊歩道を散歩
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こんなはずでは・・残念無念
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「剣ケ岳」にはもう一つ、「林道程野黒丸線」の「成川橋」からの登山ルートがある。午後からお天気下り坂というが、まだいける気がする。

 先ほどの展望台で会った地元のかたが、「向こう側から道が着いていると聞いたが、いま通れるかどうか」とも教えてくれた。行けるところまでいってみるかと、踵を返す。

「林道程野黒丸線」への分岐
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右上へと切り返す
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作業道のずっと先に
2つのコブが見えている
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後方に「黒丸」集落
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「剣ケ岳」(右)と「一の谷山」(左)
「剣ケ岳」東斜面はは絶壁になっている
そこじゃ
そこへ行きたいがです
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「成川橋」から見上げる「剣ケ岳」
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橋を渡って北岸を下る
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2つ目の広場まで行くと行き止まり
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1つ目の広場の赤テープを右下に
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新しいガードレール
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小さな沢を渡ると
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もう一つガードレール
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砂防ダムを右に見て進む
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わりとしっかりした丸木橋
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ここにかつて丸太橋があったらしい
「アメガエリの滝」からの登山道も
ここ海抜760m地点で渡渉するはず
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 この渡渉点の手前に背丈ほどのササ漕ぎがあったが、ストラップで首からぶら下げていたデジカメが、藪にひっかかって落ちたらしい。渡渉地点で撮影しようとして、初めて落としてきたことに気がついた。

 数十メートルほど引き返したところで運良く発見できたが、このあたりから弱気の虫が湧き出てきてしまい、どうにも逃げ腰。


気を取り直して踏み跡を探すが・・
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たくさんあると聞いていた赤テープもない
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ついに本日2度目の撤退
丸木橋をトボトボ引き返す
岩に躓いて倒れそうになり
ステッキを地面に強く突き差して
クッションも失くしてしまった
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キノコの見送りを受けながら
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帰りは左に砂防ダム
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心なしか空も鉛色
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「成川橋」まで戻って来た
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すぐそこに見えているのに
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せめて「程野東滝」を見て帰ろう
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「戸中(とちゅう)山」の南麓に出る
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「程野東滝」への三差路
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「東滝」
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滝はかなり下にある
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見事な銀杏
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レストラン「あおき」(いの町)
名物「かにうどん」
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 前々回の「奥工石山」に続いての登頂断念、しかも2ルートとも断念したのは初体験。同好者(入山経験者であれば理想的)があればまた状況も変わるかもしれないが、どうやらそれもこれも山の神様の思し召しに違いない。

 考えてみると、何よりもヘビが嫌いなのに、1人で山登りをしていてマムシに噛まれたら一体どうするつもりなのか。小さく気が利いて、大きく間が抜けた性格を良く表している。

 しかし「物は考えよう」、今日はツイてなかったが明日は良いことがある、そう考えよう。

by ky_kochi | 2016-11-20 10:00 | 登山 | Trackback | Comments(2)
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Commented by タメやん at 2016-11-27 12:30 x
去年のGWにアメガエリの滝」ルートから登った事がある。

>「蛇渕の滝」手前の赤いテープを見たら左折登攀し、踏み跡を見失った

ジグザグに登る登山道があり、登るうちに林道に出た。
林道終点手前に小径があり、北に登って川に近付いた所の赤テープで渡渉する。(丸木橋なし)
川沿いを少し歩くと三叉路があり、北向きに上がって行く。

(この明確な三叉路は、渡渉地点の南西約100m地点にあるハズ。また、三叉路までの山道もそこそこ広かった(1m位)。)

少し登って行くと間伐しいる所で広くなって、道も明確でなくなるが北西に直登する広い刈り払いがあり、やがて登山道になる。あとは道のまま登って、山頂北西部の分れを直登すれば良いが、山頂部は灌木だらけで、どこが山頂か分りずらい(登頂板の類は、一切なかった。)









Commented by ky_kochi at 2016-11-28 09:54
タメやんさん、いつもありがとうございます。

「蛇渕の滝」手前の三差路まで戻り、左に駆け上がった後は、少しの間ジグザグだった思います。すぐに狭い畑の跡かと思う場所になり、そこを川に沿って真っ直ぐに正面突破のイメージで進んで行くと、薮化した段々畑の石垣のような地形で立ち往生したという記憶です。

「成川橋」からの再入山は、渡渉点までは辿り着きましたが、そこからさらに川下に進んでいました。渡礁点より南西100mということは、川上であったことになりますが、北に登る登山道の三差路には全く気がつきませんでした。おそらく、デジカメを落した辺りに、山頂への登山道があったものと思います。

 山頂は灌木だらけで、登頂板の類は一切なかったとのこと。いつの日か、登山道整備!のニュースを聞く日が来ることを心待ちにしています。情報ありがとうございました。
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