高知自動車道跨道橋(高知IC以西)
2016年 05月 21日
かなり高い位置に架かっている橋もあり、さぞや絶景に違いないと一念発起。国土地理院の1/25,000の地図で調べたら、「高知インター」から「四万十中央インター」までの間には、13の跨道橋があることがわかった。
相棒のリトルカブ、『銀号』にはナビを付けていないが、どうせいつも見慣れた架道橋、試しに地図を持たずに行ってみようと考えたのが素人の浅はかさ、橋によっては思わぬ難儀をした。やはり横着をしてはいけない、山行きは勿論、旅に地図は必携であった。
【1st:薊野跨道橋】
高知インターに向かう
最近増えてきた花
IC直前の分岐を北に流出
渋い「和霊神社」
高知インター西の本線
「薊野跨道橋」プレート
南からの全景
下り線(西行き)
上り線(東行き)
上下本線の真下
【2nd:万々跨道橋】
♪お母さんと一緒にニコニコお買い物♪
「万々商店街」を北へ
「三所神社」看板を見たら左折
長く真っ直ぐな参道
瀟洒な境内
溢れる手作り感
高知の春は短い
「万々跨道橋」プレート
下り線(西行き)
上り線(東行き)
この上の見晴らしは後日また
艦砲射撃、撃ち方用意ッ!
【3rd:福井東跨道橋】
遠くに「福井東跨道橋」が見える
おやっ?
お痛わしい
「福井東跨道橋」プレート
下り線(西行き)
上り線(東行き)
東からの全景
北からの全景
跨道橋の北に四等三角点
【4th:福井西跨道橋】
クレッセント練習場の東口へ
「福井西跨道橋」プレート
この橋は通行禁止であったが
ちょっとだけ這入ってみる
下り線(西行き)
上り線(東行き)
【5th:口細山跨道橋】
「鴻ノ森」の西になる
ずいぶん通ったものだが・・
北からの全景
「口細山跨道橋」プレート
下り線(西行き)
上り線(東行き)
【6th:宗安寺跨道橋】
「鏡川」の「朝倉堰」上流で
高知自動車は「鏡川」を渡る
はるか右上に見覚えのある橋・・
坂の途中に「口細山」への遊歩道
「口細山跨道橋」(東)と
「宗安寺跨道橋」(西)との
ショートカット道の途中に遊歩道入口
何と「口細山跨道橋」に直結していた
直結道を再び下って戻り
本線高架橋をくぐり上流に道草
売行き好調の良心市
残り玉葱2袋のみ
堤防から下流の本線高架橋をみる
よく泳ぎに来た「宗安寺」
「宗安寺跨道橋」の北詰
「宗安寺跨道橋」プレート
下り線(西行き)
上り線(東行き)
西からの全景
道路公団のパトロールカー
本線の橋脚
上下線の間には僅かな隙間がある
緩やかなカーブ
【7th:八代橋】
「いのインター」のすぐ西
正面からは見える70キロが
横からは全く見えない
「八代橋」(手前)の先に「東浦橋」
「八代橋」プレート
下り線(西行き)
上り線(東行き)
【8th:東浦橋】
近付いてくる「東浦橋」
「東浦橋」プレート
下り線(西行き)
上り線(東行き)
「いのインター」に戻る
どれが上り線やら下り線やら
【9th:針木跨道橋】
本線が国道33号線と路面電車とクロス
JR土讃線も国道33号線とクロス
振り返ると高知自動車道の高架橋
高速・電車・汽車・国道の立体交差
国道56号線から県道38号線へ
お子様サミット会場
先ずは南からアタック、「針木北町」住宅街の道を登攀、標的は確かにロックオンした。が、作業道は何本もあるけれども、見えている「針木跨道橋」に何としても辿り着けない。
「針木浄水場」から西に伸びていた林道があったはずと、踵を返し東側から挑んでみたがこれまた徒労に終わってしまった。
ここで高知自動車道の東側からのアタックを断念、かくなる上は急がば回れ、西側からの登攀に変更、これが功を奏し、半時間ほどのタイムロスの後、ようやく「針木跨道橋」に辿り着いた。
標識の先に橋は見えていたが・・
高速道本線を一度くぐり
押しボタン信号を右折登攀
「田村果樹園」を目指す
それらしい雰囲気に
果樹園内を進む
果樹園は左折だがここは右折する
迷っていた高速道の東エリア
「針木浄水場」が左対岸に見える
「針木跨道橋」プレート
北からの全景
高知市の南嶺が見えている
下り線(西行き)
上り線(東行き)
こりゃ存外高い
「針木跨道橋」の南詰
帰り道の案内に感謝
道端にも花壇
【10th:高岡橋】
国道56号線「仁淀川大橋」を西に渡る
土佐市高岡で県道39号線へと右折
高知自動車道とのクロス手前で左折
遠くに「高岡橋」が見えて来た
どうぞ私をお金持ちにして下さい
路傍の大黒様に合掌
どうもこの階段があやしいが・・
「高岡橋」の真下を通過
ん?
「高岡橋」への登り道を探して、高速道路の南側と北側、ともにくまなく走り回ったが、ここでもまさかの苦戦。
南側は「松崎神社」の北から登攀する歩道に近い作業道、北側は集落の北側をかなり迂回する車道が架道橋に繋がっていると思われるが、これまた何としても行き着けず。
かくなる上は、先ほど「あやしい」と踏んだ階段、その先にあるであろう高速道の南壁の小道を歩けばという思いに至った。
先刻は気付かなかった案内文
得たりや王!
東からの全景
「高岡橋」プレート
南からの全景
下り線(西行き)
上り線(東行き)
欄干にロープが施されている
さすがは「大綱引き」の町
最近はほとんど通行がないらしい
南岸の階段へと引き返す
側道待機中の「銀号」はかなり先
台座の隅に金銀の納経札
【11th:西山橋】
「西山橋」プレート
下り線(西行き)
上り線(東行き)
そそられる階段
まあ登ってみんといかんろう
三角点があるのみ
遊歩道を下る
なかなか入念な造作
西からの全景
【12th:純信橋】
ナイスなコントラスト
揺れには大丈夫じゃろか?
国道56号線「純信橋」の先
緩い右カーブの先で
本線高架橋を左に見ながら右折
「純信橋」プレート
北正面に「虚空蔵山(こくぞうさん)」
山頂のアンテナ群が見えている
下り線(西行き)
上り線(東行き)
【13th:土崎高架橋】
丈夫そうでもあり倒(かや)りそうでもあり
国道56号線から県道23号線へ左折
「野見湾」方向へと左折南進
県道だけに立派な跨道橋
「土崎高架橋」プレート
「高架」橋であり「架道」橋ではない
下り線(西行き)
上り線(東行き)
高知自動車道は、須崎東インターチェンジからさらに西へ、四万十中央インターまで延伸しているが、本線をまたぐ跨道橋は、現在はこの「土崎高架橋」が最後となる。
たまたま金網にピントが合っただけではあるが、上り線(東行き)がぼやけた画像でフェイド・アウト気味にジ・エンドとし、高知まで戻ることに。
今回の跨道橋ツアーで感じたことは、なかには通行禁止となっている橋もあったりで、すべての跨道橋が現在もフルに活用されているわけではないということ。
工事中の取付道路であった橋もあろうし、かつては往来があったが過疎化が進んだ橋もあろう、別にもっと便利な迂回路がある橋もまたあろう。
跨道橋の中には、相当に高い位置にある橋もあった。架橋工事費用もそれなりにかかったと思うが、本線の下にトンネルを掘らずに、高い場所に橋を架けたのにはそれなりの理由があったはず、実に興味深い。
http://nangokutosa.blog47.fc2.com/blog-entry-1961.html
http://nangokutosa.blog47.fc2.com/blog-entry-1962.html
「福井東跨道橋」手前の祠の様な物は何でしたか、中に何がありましたか?
坂の途中に「口細山」への遊歩道(白い手摺のある登り階段の写真)
登り口を地形図に+(カーソル)で図示して頂ければありがたいです。
(因みにここの少し手前の最終民家周辺に、タケちゃんマンの自動車はまだありましたか?)
売行き好調の良心市
残り玉葱2袋のみ
良心市繋がりで 「宗安寺跨道橋」の北詰 の写真の左端に一部が写った建物の前の宗安寺きのこセンターの良心市もまあまあ安いと思われる。
「八代橋」東法面が、5年位前に少し崩落した事を思い出した。
「東浦橋」西の琴平山の展望台は、まだあるろうか?
http://nangokutosa.blog47.fc2.com/blog-entry-1611.html
「針木跨道橋」 地図で見てみると、どうも38号の緩いカーブの所を東から西へ真っ直ぐ入ったと思われる。その少し先の梨売り場の所を登ったら行ける様だ。
が、行ってみなくちゃわからない、「銀号」で。←Eテレ『大科学実験』調で
「高岡橋」南詰から更に南東に階段を登り、曽我山城跡~貯水タンク~人麻呂様城跡(陸軍陣地跡・吹越4等三角点)~北西の墓場の周遊コースがある。
「西山橋」の西の方に変わった隧道があるらしい。
http://www.mafura-maki.jp/tanbo/sonota/tosa/view9.cgi?num=0
「宗安寺跨道橋」「針木跨道橋」「西山橋」「純信橋」は行った事がない。
高知IC以東もあったらおもしろそうだ。
「薊野跨道橋」の北、法経堂の「ケチ火」伝承、初耳でした。ヒトダマともケチビとも違うかもしれませんが、遠い昔に自分たち子供がヒトダマと言っていたものを、大人たちは「火五」と言っていたようにも記憶しています。桂井和雄先生の『土佐民族選集』全3巻、去年せっかく古本屋で買い求めたのに、その後立ったまま本棚で眠っていますので、じっくり読んでみます。
「福井東跨道橋」手前の祠は、それなりにお祀りされてきたであろう佇まいでした。屋根の造作もなかなか立派でしたが、最近お参りする人が少ないのか、かなり傷んでいました。赤銅色の大きな鈴が軒端に架かっていて、神社やお寺にある賽銭箱の上にぶら下がっている鈴緒も取り付けられていました。大変な小心者で、社の中を覗き込むことはおろか、撮影することはさらに憚られ、遠く離れた場所から全景だけを撮ってきました。
口細山への遊歩道入口、ブログに地図の画像を追加しました。ですが、この階段の先へは実際に行ったことがなく、この山塊が正しく「口細山」なのかどうかも自信がありません。住宅地図と地理院地図をあわせみると、115メートルの山頂の北東にある小ピークあたりに展望台みたいなものがあって、遊歩道はそこまでではないかと想像します。想像と思いつきで「口細山遊歩道」と表現しましたが、こんなことではいけませんので、再調査に行かねばと反省しています。
宗安寺へは随分と泳ぎに行きましたが、およそ神信心というものに薄く、お寺にお参りしたことがない上に、ほとんど東岸で泳いでいたこともあり、対岸に「きのこセンター」があることすら知りませんでした、次回のぞいてみます。(続)
「針木跨道橋」南詰からの帰り道は、わりとしっかりした道をゆるゆる下り、保育園を見て県道38号に出たところは、国道56号線から分岐し1番目の押しボタン信号だったように思います。
「高岡橋」の南詰では、その先に車道が無いことにとても驚きました。高速道路の跨道橋はすべて車道というのは、小生の勝手な思い違いでした。まさしく、Eテレの「答えは、やってみなくちゃわからない」でした、やっぱり「行ってみなくちゃわからない」ことが沢山ありました。
人麻呂様城跡は松尾八幡宮の背中の山中でしょうか、『城郭放浪記』さんのサイトも、「西山橋」の西の変わった隧道、『隧道探訪』さんのサイトも、これまで県下を遊山する多くのきっかけをいただきました。
そして、『南国土佐へ来てみいや』サイトさん、いずれ皆様、さながら現代の桂井先生です。
高知IC以東も大変興味あります、決行次第ただちにご報告します。今回も貴重な情報の数々ありがとうございました。
ttp://www.takeoka-m.co.jp/new201406/hp_new02.php
こんな感じの車?でした。同じ物は、
https://www.google.co.jp/maps/@33.5480943,133.5511545,3a,66.8y,314.75h,84.28t/data=!3m4!1e1!3m2!1svcaiHuAudFU0XWXzimX1gQ!2e0?force=lite
口細山への遊歩道の追加画像から地理院地図を見てビックリ。南北に同じ115メートルのピークがあった。
南の115ピーク(鉄塔巡視道)とは思うが、ついでに北のも行ってみよう。
>人麻呂様城跡は松尾八幡宮の背中の山中でしょうか
三角点のある所ですが、北から攻略はキツ過ぎです。(城の守り)
10年ぐらい前に、通勤用にと考えたことがありました。タケオカ自動車工芸の、「工芸」にも大いにそそられたことでした。
偶然の同じ標高、本線走行の際には、遠目からも観察してみます。
人麻呂様城跡へは南側からアタック、情報ありがとうございます。