鷲尾山(高知市)
2016年 01月 16日
午後にぽっかり空いた3時間、その「南嶺」の中心的な山として、昔から高知市民に親しまれてきた「鷲尾山(わしおやま)」を歩いてきた。
「鷲尾山」から「吉野分岐」まで戻り、西隣りの「烏帽子山」へと縦走する予定であったが、本日の「鷲尾トンネル」北口からのルートは意外と急勾配。
「鷲尾トンネル」北口からのルートを選択
登山道入口にある「南嶺」の全体図
「鷲尾山」と「烏帽子山」は
平面では近そうに見えるが・・
それではいざ入山
この水で珈琲をたてる喫茶店があった
良く手入れされている
このあたりにだけ大岩がある
いずこの山も倒木が多い
この木の影のように足が長ければ・・
柊(ひいらぎ)に似ているが・・
この木がとても多い
鳥の巣箱
なかなか良(え)いですやいか
恐竜の化石では?鱗に見える岩
新旧の道標が並び立つ
「吉野分岐」の三差路を左折東進
ナイスな尾根筋を「鷲尾山」山頂へ
「おっ!」
山頂にはパネル表示板
安心して下さい
バンカーじゃありません
山頂からの風景を
西から東へ
反時計回りにどうぞ
「土佐市」方向
♪空と海との間には~
「桂浜」方向
「浦戸湾」の対岸に「大平山」
「龍馬マラソン」の心臓破りの橋
「浦戸大橋」が見えている
橋を渡ったところが月の名所の「桂浜」
浦戸湾に浮かぶ
玉島(左)衣ケ島(中)ツヅキ島(右)
「大平山」も元は島だったのでは?
山頂は広場になっている
山頂広場の奥の端、木の麓の背もたれあたりから、山頂広場のベンチなどを入れて、東南方向を撮るのがおススメ。
この日は、子供連れの若いお母さんのグループがいて撮影できなかった。もう一度「烏帽子山」の帰りに撮りに寄れ、との、山の神さまの思し召しに違いない。
山頂広場の東にも小さい広場がある
山頂にテレビ塔がある
烏帽子山(手前)と柏尾山(左奥)
「烏帽子山」は山頂直下まで車で行けるので、次回は「烏帽子山」からこの「鷲尾山」までの稜線を下ってみたいが、停めて来た車までの帰りに困るのが1人登山の難点。
2台の車で出かけ、1台をデポしてみたいのだが、気ままな一人歩きはなお捨てがたい、嗚呼。
下山途中で見つけた
ハート型の木の洞(うろ)
縁結びのスポットになりますまいか?
春野公麻呂氏のウエブサイトで、
『坂本龍馬の姉・乙女が月夜に拳銃を撃ってストレスを発散していたことが「維新土佐勤皇史」に記述されているほか、戦国期には本山氏に属する鷲尾山城があり、先の大戦時には陸軍のトーチカを擁する対空監視哨と高射砲陣地が設けられており、烏帽子山(358.7m・一等三角点峰)とを結ぶ尾根には今でも塹壕や蛸壺壕跡が残置しています。』
と紹介されているこの「鷲尾山」へは、「南嶺」エリアのいたるところから登頂できるが、今日のルートだと登山口から約20分。
「吉野分岐」までの勾配がやや早いが、縦走路に入ると実に良い塩梅の尾根道となる。
この登山ルートの裏ルートもある様だ。
(道標あり。Pは、登山口直前の広場(小橋を渡った所)。)
http://maps.gsi.go.jp/?ll=33.532362,133.521996&z=17&base=std&vs=c1j0l0u0
小橋は見覚えがありますが、道標には全く気付きませんでした。
鷲尾山トンネル北口からの途中、竹薮がある奈路い辺りで、左後方から合流する小道がありました。次回、「烏帽子山」からの縦走の帰路に分け入ってみます。
そこで本・HP等に載ってないルートを行ってみた。
・鉄塔巡視道コース
Pは同じ。ここから
http://maps.gsi.go.jp/?ll=33.532362,133.521996&z=17&base=std&vs=c1j0l0u0#18/33.534388/133.520601/&base=std&ls=std&disp=1&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0f0&d=vl
まで歩く。(3階建てのキュービック風の家を左折。登り口に四電の道標あり。)
坂を登って行くと民家の裏を通り、ピーク南の30番鉄塔に着く。
西に向かうと
http://maps.gsi.go.jp/?ll=33.532362,133.521996&z=17&base=std&vs=c1j0l0u0#18/33.531321/133.515934/&base=std&ls=std&disp=1&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0f0&d=vl
の車道に出る。(四電の道標あり。)
車道を西に約50m登ると、また四電の道標があり、巡視道に入る。
150mピーク(29番鉄塔)と160mピークのコルを経て民家の裏に出る。
http://maps.gsi.go.jp/?ll=33.532362,133.521996&z=17&base=std&vs=c1j0l0u0#17/33.530475/133.512307/&base=std&ls=std&disp=1&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0f0&d=vl
(ここには四電の道標があるが。先の道路にはない。逆打ちの場合は注。)
まで車道を歩く。(おおなろ園直前の、道路の右(東)に階段がある所。)
しばらく山道を登って行くと、東西に分岐した三叉路のピークに着く。(東西の山道の詳細は、「高知日帰り山歩」谷川省一郎著⑮烏帽子山初級コース参照。)左(東)に進むと電波塔西の車道に出る。
稜線を鷲尾山まで行き、その後「鷲尾トンネル」北口登山口に降りる。
http://maps.gsi.go.jp/?ll=33.532362,133.521996&z=17&base=std&vs=c1j0l0u0#18/33.530838/133.522666/&base=std&ls=std&disp=1&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0f0&d=vl
に西に下る山道があり、谷沿いに下るとP位置に戻る。
①:http://yahoo.jp/aHrDTT
②:http://yahoo.jp/x2x0HE
③:http://yahoo.jp/5qp8zi
④:http://yahoo.jp/UNSkiC
⑤:http://yahoo.jp/cF6Cov
今回のルートは、鷲尾山トンネル北口に駐車したまま、砂防堰堤から四国電力の鉄塔に沿って西進、おおなろ園の北側斜面から、烏帽子山頂への車道(一般車両通行可)ではなく、別の登山道あるいは作業道(関係者以外立入禁止)を登り烏帽子山に至り、鷲尾山への稜線を歩いて再び鷲尾山トンネル北口に下山、という理解でよろしいですか?
当方が「関係者以外立入禁止」と思っていた車道は、柏尾山の、NHKか高知さんさんTVの鉄塔への作業道で、おおなろ園からは随分と西でした。
高知市の南嶺や、日高村の大滝山を歩いた時、四国電力鉄塔の番号標識がとても良い道標となったことを思い出しました。
今回教えていただいた「鉄塔巡視道コース」、天敵のヘビの姿が薄くなる頃に歩いてみます、ありがとうございました。