白山洞門(土佐清水市)
2015年 03月 14日
このため、一般の観光客の多くは、足摺岬と四国霊場38番札所金剛福寺だけを見て通り過ぎることが多い。
地元高知県民でさえ、聞いたことはあるが行ったことはない、という人が多い白山洞門に、白皇山登山に併せて行ってみた。
高知ではあまり見慣れない注連縄
神社の全景
いま登ってきた「白皇山」と書かれた山号額
掃き清められた境内
神社前から白山洞門へはいったん下り
かなり勾配が早い
やや悪びれた様子のイノシシ
左折すると足摺岬へ600メートル
さらに海岸へと下る
白山洞門の頂上社への鳥居
まずは海岸から白山洞門へ
頂上の橋に見える部分に社が見えている
弘法大師の伝説がありそうなものだが・・
岩肌の少女の横顔は
見える人と見えない人とが
あるらしい
再び正面に見える鳥居に戻り
洞門山頂部の社を目指す
急勾配の階段には鎖が・・
絶壁を右に見下ろしながらの社への参道は、一度恐いと思ったらとても登りきれない。
普段から天が降ってくるのではないかと怯えるぐらい小心者の小生は、もしもコンクリートの階段が剥がれ落ちたら、もしも鎖が切れたら、もしもいま地震がきたらと、防災大臣さえ考えないようなことをあれこれ思い患い、登りさえ鎖にしがみつく完全なへっぴり腰。
何とか頂上社まで辿り着いたものの、これから先は左下を見ながらの下山が待っている。途中でにっちもさっちも身動き取れなくなって、消防に救援を依頼しなくてはならなくなれば、これは相当にみっともないと自らを叱咤激励獅子奮迅。
鎖に掴まりながら、ようやっとの思いで下山。「ジョン万次郎の足湯」でこちらを見ていた入湯者たちには、ひ弱ザルの姿はさぞ滑稽に見えたことであろう。
ジジ、ジジ、ジ、ッ、ッ、ツー、ツー、ツー、・・
以降の通信は途絶え、したがって下山の際の、スリル満点の画像は、無い。